千六百九十四(和語の歌) 立民党は北海道7区総支部長を除名にしろ
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
ニ月二十六日(土)
デイリースポーツのホームページに
立民北海道7区総支部長「日本はロシアのように加害者で、前科者」と主張 憲法9条の重要性強調
が載った。
ツイッターで、ロシアのウクライナ侵攻を受け「世界的にみれば、日本は過去には、今のロシアのように加害者であったし、今はいわゆる前科者です」と投稿。日本の過去の“戦争犯罪”を改めて強調した。
この主張の誤りは、米英仏蘭こそ世界の非西洋地域のほとんどを植民地化した悪魔なのに、そのことを触れないことだ。
わかりやすく云へば、昼間にも月や星は空で輝く。しかし太陽の光が強いので目には見えない。もし「昼間にも月や星は空で輝く」だけを大声で叫び続けたら、誤りではないが不適正だ。非欧州のほとんどが植民地(移民国は国自体が植民地)なのに、そのことを無視してはいけない。
二つ目に先の大戦は、世界不況のときに植民地を持つ国がブロック経済を行ったことが原因だ。これでは植民地を持たない国は大変なことになる。そのことを無視した。
一つ目があれば、二つ目は重複だと思ふ人もゐよう。しかし二つ目は重要だ。「持てる国と持たざる国」と云ふ表現が独り歩きしたため、持たざる国が嫉妬で戦争を起こしたみたいに思ふ人が多い。さうではなく、持てる国がブロック経済で封鎖したため、持たざる国が窒息寸前で悪あがきをした。これが正解である。
持つ国と持たざる国に戦起き持つ国が勝つ当たり前だけ
こんな当り前の話を、米英仏は正しかった、と狂信する人がゐるのには困ったものだ。ドイツのヒトラーは正しかった、と狂信する人よりは多少ましだが。後者が日本にゐないことだけが救ひだ。
ニ月二十七日(日)
その上で「(前略)憲法9条を世界に広めることこそが日本の役割です」と持論を展開した。
この主張も間違ってゐる。憲法九条は、砂川基地反対闘争、原子力空母エンタープライズ寄港反対運動、安保条約反対運動など逮捕者、死傷者が出るなかで皆が唱へるから意義があった。
米軍が存在する日本列島に住むくせに憲法九条を唱へても、世界から見れば偽善にしか見えない。それだけならまだしも、自衛隊の存在を矮小化し、米軍の存在を巨大化するから、国内から見ると単なる拝米反日運動だ。
外の国有り難がるは国を亡ぼす内の国反(そむ)く言(ことば)は意(こころ)が低い(終)
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