千六百五十六(和語の歌) 移民連合や英語連合に加はってはいけない
辛丑(2021)
十二月十日(金)
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアが、北京五輪に外交使節団を送らないと表明した。四ヶ国のうち三ヶ国は、移民国だ。移民国と云へば聞こえがいいが、地球の癌細胞だ。
あらがねの 地(つち)の星にて 民移す 重き罪にて ひさかたの 天(あめ)整へる 陸(おか)と海 生き物の棲む 所を壊す
そして四ヶ国はすべて、英語が母国語だ。イギリス人にとり、他の移民国は分家みたいなもので、気軽に移住できる国々だ。イギリスが移民国連合に加はることはあり得る。
それなのに、安倍が早速、同調し始めた。こんなものに加はったら、英語公用語論の二の舞だ。
言葉には その陸(おか)に住む 人たちの 長い年月(としつき) 継ぎ進む 記しを刻み 変へてはならぬ
十二月十一日(土)
地球温暖化の現在では、移民国は存在してはいけない。対策として
1.移民の停止
2.住む場所を集中する
3.居住者を世界各国が引きり、野生と先住民の土地に戻す
のどれかを実行すべきだ。移民国も、内心は気付いた。だから現体制維持に一番障害となる中国に、猛反対を始めた。中国の次はイスラムだ。一度にはできない。
空の気(いき) 西の洋(うみ)から 巻き起こる 石から油 取り出して 燃やしたために 日の熱を 受けて逃がさず 地(つち)の星 棲む生き物は 滅びつつある
十二月十二日(日)
癌には、癌細胞が増え続けるものと、癌幹細胞が癌細胞を生むものがある。移民国は癌細胞、イギリスは癌幹細胞だ。
癌細胞と癌幹細胞で構成される、移民連合兼、英語連合に、なぜ日本が参加しなくてはならないのか。安倍とその周辺は、奇妙な人たちだ。
いはばしる 滝の如くに 増える嵒(いは) 病(やまひ)に落ちる 疒(やまひだれ) 地(つち)の集まる 星を滅ぼす
十二月十三日(月)
共同通信のホームページに
五輪の政治化「断固反対」 IOC首脳会議で共同宣言
が載った。
国際オリンピック委員会(IOC)は11日、バッハ会長や主要な国際競技連盟(IF)の会長らスポーツ界の首脳を集めた五輪サミットをオンラインで開き、政府首脳を派遣しない「外交ボイコット」が相次ぐ来年2月の北京冬季五輪を巡って「五輪とスポーツの政治化に断固として反対する」との共同宣言をまとめた。
そのとほりだ。アメリカのすることは何でも正しいと思ひ込む、日本のニセ保守にも困ったものだ。十年前までは、ポチと云ふ言葉が流行った。どこまでもアメリカに尻尾を振る。(終)
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