千六百四十一(和語の歌、準和語の歌) 大人の休日倶楽部ジパング会員
辛丑(2021)
十一月七日(日)
大人の休日倶楽部ジパング会員を申し込んだところ、数日前に休日倶楽部カードが送られて来た。ジパング会員手帳ないので、ジパングで切符を買ふときにみどりの窓口で発行するのだらうと、まづ考へた。
インターネットでいろいろ調べたところ、休日倶楽部カードが送られ一週間ほどでジパング会員手帳が来ることが判った。来るまでに、大人の休日倶楽部パス東日本で日帰り旅行四回を企画した。母のデイセンターは日曜が無いので、平日と土曜である。
我が家は共働きなので、妻は母の着替へと朝食、私が洗濯と夕食を担当する。妻にすべてを任せるより、私がゐたほうがよい。
日帰りで 四日の旅を 心置きなく 母を置き 宿に泊まるも 心が残る
十一月十一日(木)
本日ジパング倶楽部会員手帳が届いた。JR東以外も200Km以上三回まで二割引き、そのあとは三割引き。静岡までの往復を企画した。これで200Km二回。別の日に御殿場まで100Km往復切符で一回。
インターネットでジパング倶楽部を調べるとRJ essentialと云ふホームページに
ジパング倶楽部は、高齢者の旅行需要の創出という観点から国鉄が日本観光旅館連盟と共同で設立し、1985年5月30日から会員を募集、7月1日から会員向け割引切符の販売を始めた。1981年秋発売の「フルムーンパス」に次ぐシルバーマーケット開発で、平日の需要喚起策でもあった。ちなみにこの時期は、国鉄再建監理委員会の最終答申が出され、分割民営化が既定路線になったころでもある。
ジパング倶楽部ガイドブックの地図にJR各社の境界線が載ってゐないので、さうではないかと思った。
国鉄分割民営化後の1988年9月1日にジパング倶楽部事務局は旅客6社ごとに分かれ(中略)現在では全国の会員数は120万人を超え、このうち約半数の約63万人がJR東日本ジパング倶楽部に所属している。120万人という数字は、65歳以上のうち18人に1人は加盟していることになる。
(中略)JR東日本ジパング事務局の調べでは、1年のうち一度も使わなかった会員は1%未満、逆に20枚すべて使った人は1%程度で、最も多いのは3枚、平均すれば5枚程度の利用と判明した。
冗談だが「六十五歳以上に告ぐ。ジパング倶楽部に入らない者は非国民(≒非ジパング)だ」。
年老いて 旅行くならば 車より 鉄(くろがね)の道 乗るがよい 危なさが無く 子や孫と 生きとし生ける 物のため 地(つち)掘り油 取り出して 燃やすこと無く この星守れ
十一月十五日(月)
本日、大人の休日倶楽部パス東日本を購入した。日帰り四回で、新潟県の良寛関連が二日、銚子と安房鴨川を一日、新庄を一日の予定だ。
中央線で富士急行、常磐線で仙台までも考へた。しかしこれら特急は座席の指定を受けない場合または指定席の交付回数(6回)を超えている場合は、運賃のみ有効となり、別に無割引の料金が必要です。乗客に提示すべき制度ではないので、乗車を拒否した。
会津若松に行かうと思ったら、特急が無い。鹿島神宮に行かうと思ったら、やはり特急が無い。房総西線(内房線だと、ないぼうせんと読むべきなので)は君津までしか特急が無い。今回、良寛以外の二回が、銚子安房鴨川と新庄になったのは、必然だった。
今の世は 車が多く 人は少ない 若き人 都(みやこ)に向かひ くにが寂れる
「くに」は、国と故郷と、二つの意味が重なる。
房総の 東線(とうせん)に乗り 外房(がいぼう)へ 今も耳には 波の音(ね)残る
房総東線西線の列車名は
昭和三十三(1958)年併結準急「房総」。銚子行きの車両は「房総(犬吠)」、安房鴨川行きは「房総(外房)」、館山行きは「房総(内房)」。
昭和三十七(1962)年併結を中止。房総東線は準急「外房」(がいぼう)、房総西線は準急「内房」(ないぼう)。
昭和四十(1965)年「外房」「内房」を「そと房」「うち房」に。
十一月十九日(金)
大人の休日倶楽部パスの旅行は来月だ。今月はジパング倶楽部で静岡、三島、熱海と廻る。ジパング倶楽部は四回目から三割引きなので、三回目は御殿場を計画した。だが重大なことに気付いた。御殿場は、小田急経由のほうがはるかに安い。そもそも四回目で名古屋に行くなら、行きが二割、帰りが三割でも、更に一回御殿場へ行くより安い。
ここで新たな計画が現れた。三回目は熱海、小田原、新横浜と廻る。在来線は熱海までJR東日本なので、この計画が浮かばなかった。
行く前に 検(しら)べ討(たづ)ねる 楽しみは 旅の総ての 半ばに至る
十一月二十一日(日)
本日、みどりの窓口でジパング倶楽部の往復乗車券(熱海まで)と特急券を購入した。たまたま昨日、川口駅でみどりの窓口が廃止されたことを知った。「話せる指定席券売機」に、ジパング倶楽部の乗車券を購入する機能が必要だ。(該当頁へ)
十一月二十三日(火)勤労感謝の日
本日は早速、熱海へ行った。予定では、明後日は静岡まで行く予定だった。しかし静岡は、来月または来年一月に延期することにした。大人の休日倶楽部パスの四日間が、もうすぐだ。
(追記十一月二十八日)ジパング倶楽部で静岡への旅行は中止し、大人の休日倶楽部で安中榛名まで行くことにした。今まで大人の休日倶楽部で割引の普通切符を購入したことが無かったためである。(終)
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