千五百九 (和歌)左翼崩れ、リベラルこそ民族差別の原因
庚子西暦元日後(2021)
閏十一月六日(水)(2021.1.6)
民族差別は、いはゆるネトウヨによるものと思ふ人が多いことでせう。しかし左翼崩れ、リベラルこそ民族差別の犯人だと云ふことを、これから明らかにしたい。 私が所属した労組は、最初は全労協(総評が解体され連合が発足のとき、それに反対した太田薫、岩井章、市川誠の総評三顧問の老研センター系)だった。その後、労組の書記長がたびたびマスコミに取り上げられ、慢心を起こし連合に行ってしまった。
私はそのことを知らず、入口に「全労協全国一般・・・」の看板とともに、この労組の看板があったため、全労協だと思って加入したところ、何ヶ月かして連合だと判って、大いに驚いた。
この労組の書記長の悪いところは、中国のことをチャイナと呼ぶ。石原慎太郎が中国のことをシナと呼び、外国はチャイナと呼ぶのだからそれと同じだ、と云ったことがある。それと発想が同じだ。
総評が 解体されて
作られた 全労協に
所属した 労組をマスコミ
取り上げて 堕落を為して 連合に行く
(反歌)堕落した 左翼の一つの 特徴は 拝米反中 ニセ進歩主義

閏十一月七日(木)
この労組は、全労協を脱退の後は、全国の旧地区労が地域ユニオンに転換し15年前に結成した全国協議会に新規加入した。そしてここに前から加入し同じ西新宿に事務所のある地域ユニオンと親密になった。そしてこのユニオンと事務所を統合するための組織設立を巡って、書記長派と委員長派に分裂した。
私は委員長側の少数派組織に所属したが、書記長とは不仲になったはずの委員長が、書記長と同じく中国の悪口を言ひ始めた。
日本では漢字の音読みに、呉音、漢音、唐音があり、これらは方言差、日本側のカナ書きの違ひ、時代変化によるものだから、現代に連続する。ところがこの委員長は、昔と今は別の民族だと言ひ張った。それ以外にも、中国は都市を皆殺しにするなど野蛮だ、などと言った。私が所属した最後の年は、定期大会後の懇親会を、中華料理店からイタリア料理店に変更したくらいだった。
左派系執行委員は、あの発言は民族差別だからよくないと批判したが、右派系執行委員はいっしょになって中国の悪口を言った。
とは云へこの委員長は、分裂前に委員長活動費として受け取った給料に自費も追加して、分裂後の組合事務所を準備するなど、労働運動に貢献した。
思へば、事務所を統合しようとした相手の地域ユニオンと、分裂後のこちら側の、両方に朝日新聞の女が工作を掛けた。専従の副委員長が脳出血で倒れたのは、この女と飲みに行った夜のことだ。副委員長が倒れたため、組合内の左右バランスが崩れ、左派と目されてゐた私がはじき出された。
リベラルは 拝米反日 一部マスコミ
労組では 左翼崩れと 右派は反中
(反歌)日本での 左右を測る ものさしは ベトナム戦争 当時が正しい

閏十一月八日(金)
社会党は、最左派(社会主義協会)と左派(佐々木派)と中間左派(馬場派)が共産主義、右派(江田派)と中間右派(勝間田派)が社民主義とされてきた。
しかし私は、最左派をソ連派、左派と中間左派をアジア派、右派と中間右派をヨーロッパ派と分ける。文化の違ひを考へれば、ヨーロッパ式の社民主義は無理だ。だから日本では、社民党が消滅寸前だ。
ヨーロッパの同性婚、死刑廃止などリベラル政策は、XX教に始まりカトリックとプロテスタントの抗争、産業革命、帝国主義、植民地を手放した後も経済優位を保てた、など長い経緯を経てのことだ。
リベラルも、欧米をありがたがり、日本や中国を差別し、それでゐて、自分たちは日本とは別で、エリートだと考へる。アジアでは最悪の民族差別主義である。
ネトウヨは リベラルたちが 受け入れに 失敗したので 自然発生
(終)

追記閏十一月九日(土)
私は上記の分類だと、中間左派
専従の書記長は、新左翼から、社民党支持のふりをした新自由主義に転落
分裂前は名目上の委員長、分裂後は実権を持った委員長は、中間右派
専従の副委員長は、新左翼から(書記長の転落とともに)社民党になったが、分裂後は新左翼
新委員長(委員長が専従の副委員長に、誰と組みたいか訊いて、全労協全国一般の労組から兼任で来てもらった)は、新左翼
左派系執行委員は、元新左翼
右派系執行委員は、無思想または自民党
ここで書記長を新自由主義とする理由は「アメリカは組合員が過半数を占めないと団体交渉はできない」「日本は解雇規制がきびしい」と経団連みたいなことを云ふやうになった。また、分裂直前にJR総連と関係を持ち始め、分裂後に共闘を始めた。

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