千五百七 (和歌)行動心象日記(十貫坂上の中華料理、節分、ドンキホーテで焼酎購入)
庚子西暦元日後(2021)
閏十二月二日(火)(2021.2.2)十貫坂上の中華料理
鍋屋横丁周辺には、タイ料理の店が二つある。このうちの一つは、会社が十九年前本社を鍋横に移転したときに斜め裏にあり、その後、経営者が何回か変はり、前回はフランス料理になったものの、またタイ料理に戻った。ここは何回か食べた。
もう一つのタイ料理店は新中野駅の青梅街道反対側で、ここにも行かうと思ひ立ち、一時間の私用外出を昼休みに接続して出掛けた。青梅街道の北側の歩道を久しぶりに歩いた。南側とは違ふ発見がある。
四車線 逆側歩道 景色異なる
絶え間ない 車列を経ると 視界異なる

十一時半までに時間があったので、中野通り交差点一つ手前を右折した。鍋横交差点から中野通りへ斜めに短絡する道があるため、この道は歩いたことがない。暫く歩いてから、タイ料理の店に入ると、二人のグループが既にゐた。
四人掛けに座らうとしたら、一人掛けに座ってくれといふ。座ってみたが壁に面して狭い席が四つほど並ぶ。メニューを見ただけで、店外に出た。十一時半だし、まだ混まないと思ふ。それでも指示を出す場合は、店を出ることにしてゐる。しかし今回は別の理由による。
一人掛けに座るやう指示するほど混む店なら、応援する必要はない。そこで、十貫坂上の中華料理店に行った。中華料理店の弁当は四百円。これにスープ五十円を追加し、近くの公園で食べた。寒さを心配したが、気温が高く日なただと暑いくらいだった。前にここで弁当を食べたら、工事の交通整理の中年男性が二人、身の上話(失業話)をし初めて、十五年ほど前は大変な時代だったことを思ひ出した。
量が少し少ないので、坂上バーガーでチキンカツバーガー百円を買った。坂上バーガーは喫煙所みたいになってしまったので、買ふ機会はないと思ったが、最後に一回あった。喫煙した人がバーガーを買って帰った。さう云ふ商売の仕方もあるのかと感心した。

閏十二月二日(火)その二鍋屋横丁で昼食を買った店
かつて職場が鍋横にあったときは、昨日の中華料理店かおばあさんが個人経営の手作り弁当を買ふことが多かった。おばあさんの店は二年ほど前には閉店し、今回はテナント募集の看板が出てゐた。亡くなったのかも知れない。
おばあさんの店の近くに総菜屋があり、希望した総菜を幾つか入れて弁当にする店があった。ここはおじいさんの経営で、ある程度人気があった。私は待つ時間が惜しく、数回行っただけだった。今はドラッグストアになった。おじいさんが引退したか、コンビニがたくさん出店したのと、スーパーが弁当を売るやうになったためか。
会社のビル1階にスーパーがあり、ここでもよく買った。スーパーのポイントカードは指定されたポイント数になるとその分が使へ、私も一回使った。その後は、青梅街道反対側のコーノと云ふ食品食材店でよく買ひ、同じくポイント数を貯めて一回使った。前者はサミットが出来て閉店し、後者は同じくサミットが理由か、コンビニになった。
土曜出勤のときは、デイリーヤマザキで昼食を購入してから会社に行った。ここは向かひにミニストップが出来て閉店し、今は100円ショップになった。
と云ふことで、昼食を買った店で今も残るのは、中華料理店だけだ。この店を見つけた理由は、かつて新中野駅前郵便局が会社から200mだった。ところがマンション建て替へで300mになり、しかも中野通りの交差点を対角線に渡ることになった。そこで中野本町五郵便局に行くやうになり、途中で弁当を売る掛け声で店に気付いた。

閏十二月三日(水)節分
昨日は節分だ。デイセンターに行った母から「皆が節分だと云ってゐた。豆まきをしないのか」と何回もせかすので、豆まきをした。外も内も、小声で行った。
節分は 豆まきの声が
あちこちの 家から聞こえる
風物詩 今はまったく 聞こえてこない
(反歌) 少子化と 閉じた家族で 二種の家 聞こえてこない 二種の掛け声 鬼福の声

閏十二月四日(木)ドンキホーテで焼酎購入
昨日は四ヶ月ぶりに、ドンキホーテで焼酎を購入した。今まで、酒造所と酒用米を応援するため、日本酒を購入してきた。
しかし日本酒は、飲みすぎる。飲みすぎないやうに、日本酒一杯に水を二杯飲むが、それでも飲みすぎる。ここで飲みすぎると云ふのは、悪酔ひしたり翌朝まで酒が残ることではない。それよりははるかに少ない。
今気づいたが、焼酎は八倍くらいに薄めるから、日本酒は一杯に対し水を五杯飲まなくてはいけない。今度、試したい。
ドンキホーテで買ったのは、再雇用が終了すると通勤定期券が無くなる。寄る機会が無くなるから、その前にポイントとチャージを使ひ切りたい。さう云ふ目的もあった。(終)

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