千四百七十 (和歌)行動心象日記(夏の終はり、タイ料理店、メトロ食堂街)
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
九月十三日(日)
急に涼しくなった。今年の夏は、気候が暑い上に、電車の窓を開けるから冷房がよく効かず、二重に暑かった。やっと治まった。
昔から 暑さ寒さも
彼岸まで 今年の夏は
始まりが 遅く終りは 更に遅れた
(反歌)梅雨明けは八月一日温暖化猛暑が続きやっと収まる
三十度以上は真夏日、三十五度以上は猛暑日と呼ぶさうだ。今年は三十五度または三十四度の日が続いたから、猛暑日と準猛暑日が続いた。地球温暖化が原因だ。

九月十四日(月)
今朝は久しぶりに、丸の内線の新宿駅横を歩いて出勤した。この地下道は他の動線と交差が少なく、一番好きだ。欠点は少し距離が長い。メトロ食堂街が九月末で閉鎖される貼り紙を見た。
地下鉄の 改札脇の
食堂街 カードショップに
よく行った 食べたことは
ないけれど ときどき歩く なつかしい街
(反歌)また一つ昭和の香りメトロ街食堂街が消えることに

九月十五日(火)
昨日の昼食は、サバイサバイでたれ付きの肉とグリーンカレー弁当。今回からスープが付く代はりに五百五十円になった。グリーンカレーは肉とナスがいっぱいで、スープはソイナナより具が少し多く、ソイナナのスープ付き五百円と価格満足度はほぼ同じか。
タイ料理 三つの店が
至近距離 少し離れて
もう一店 激戦地だが 皆が繁盛
(反歌)タイ料理かつて一店だけだった徐々に増えて今は四店
しかし新宿野村ビルのバンコクキッチンはチェーン店なのでコロナ騒ぎで撤退、百人町でクンメー2が閉店した代はりに職安通りと小滝橋通り交差点近くに一つ開店するなど、変動がある。反歌の四店は、西新宿七丁目で他の西新宿とは異なる庶民的な街での話なので、バンコクキッチンと職安通りは含まれない。

九月十八日(金)
ソイナナで買はうとしたところ、やはり五百五十円に値上げした。コロナ騒ぎが起きてから、ソイナナとサバイサバイでずいぶん弁当を買ったが、これで終了した。便乗(片方が上げたため、もう一方も)か談合(両方同時)かは不明だが、一店だけが値上げし品質で勝負してほしかった。
少し離れたもう一店は持ち帰り五百円の貼り紙がある。店に入ったら10月1日からだった。更に少し離れたティーヌンキッチン西新宿店に寄ると五百円だ。ビニール袋三円なので次回から持参することにした。
タイ料理 値段の他で
勝負する 方法として
香辛料 香辛野菜
インディカ種 地方の違ひ 健康メニュー
(反歌)値段にて勝負した店タイザップ十二時前に大量調理
十一時半にタイザップに行くと、店内の机二つ分に弁当が積んであった。このやり方は他の二店はやらないので、強力な方法だと感心した。タイザップはまもなく閉店したが、別の理由(タイに帰国や賃貸契約終了など)だと思ふ。閉店直前までこの方法だったのだから。

九月十九日(土)
昨日は、五カ月ぶりに二十五階と一階を歩いて往復することを再開した。四月十四日から在宅勤務になり、五月二十六日から出勤再開になったもののその直後から痛風になった。
思へば在宅勤務に慣れてゐないから、痛風になったのだらう。二十五年間の経験では、アロプリノールを飲まない期間が二年を超えると痛風になる。今回は高年齢再雇用の終了までもう少しなので飲むのを中止したら、九か月で発生した。
長年の 慣れた仕事が
一番だ 在宅勤務は
初めてで 効率がよい
ものだけど 慣れるために 時間が掛かった
(反歌)商売は慣れた分野が一番だ飲食店も旅行業も
昨日二十五階を往復して、本日はアキレス腱がわすがに痛かった。たった二十五階にも慣れはあった。飲食店は一番慣れた飲食の商売を続けられることを願ふ。旅館、土産物店も同じ。(終)

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