千四百四十六(モリカケ疑獄百九十五の五) 公明党に期待し、暫定で「選挙運動をすると、功徳はなく罰がある」、他の団体の場合は?
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
七月十三日(月)
前々回に続き、公明党が反安倍に転じることを期待し、それまで暫定で「選挙運動をすると、功徳はなく罰がある」と題して論じることにした。
選挙運動をすると、なぜ功徳ではなく罰があるのだらうか。その前に、XX会員以外にも判るために用語の解説をすると、功徳とは現世利益のことだ。
XX会員が公明党の選挙運動をすると、それは安倍の政権延命にしかならない。安倍は検察庁法改正を企んだが、これは牧口常三郎を獄死させたXX会としては、絶対に許し難いことだ。だから、選挙運動をすると、功徳はなく罰がある。

七月十六日(木)
かつてXX会が無所属、或いは公明政治連盟の名で、地方議会や参議院に進出したときは、宗教団体の宣伝になった。更に議員が住民の為に努力すれば、会員以外に支持者を増やすことも可能だった。つまりこの時代の選挙活動は、布教完成の役に立ったから、功徳があったのだらう。
衆議院に進出し、公明党も結成すると、今度は宗教団体だけではなく他の政党と敵対関係に入るから、布教の妨害になる。この時代は、選挙活動をやってもほとんど功徳はなかったのではないか。
そして昭和四十五年に布教活動を停止してから、議員が利権や特権になった。元委員長や議員で離反する人も多数出た。この時代は、選挙活動をすると罰があるやうになった。因みに私は、信仰をして罰があるなんて絶対に思はない。しかし僧X系の各団体が、互ひに他の団体に不幸があると罰だ罰だと騒ぐので、僧X系の各団体を論じるときにのみ、これに合はせることにした。

七月十八日(土)
公明党が安倍を支へることは、国民にとり極めて有害だ。つまりせっかく公明党の選挙運動をしても、それは大罰の原因になってしまふ。XX会員の苦労を無にしてはいけない。それを防ぐため、公明党は倒閣に参加するか、与党を離脱するとよい。
これまで僧X系に言及するときは、四団体を公平に扱ってきた。今回はXX会のみなので、公平を保つためXX会側の肩を持つと、明治維新後の僧侶妻帯について、XX会は平僧は咎めないこととすればよい。
根拠は僧△の「遺誡置文」だ。国内の他宗の情勢を考へて、末寺の住職までは妻帯でよいことにする。これでXX会側に付いた僧侶はセーフだ。旧本門宗X寺派とX宗は、法主や貫首があちこちの本山にゐるから、全員アウトだ。
XX会の歴史に鑑みても、独身貫首だった五十九世堀日亨が存命のときは、XX会が急発展した。日亨が遷化した後は、短命に終はった六十五世堀米日淳、隠居した貫首がゐないため暴走した六十六世妻帯準僧侶Xと、不祥事が続いた。

七月二十一日(火)
前にも書いたが、戸田城聖さんは行動隊長として布教隊長Xさんを後継に選んだのであり、まったく別の宗教団体にすることを託してはゐない。
ここで反XX会勢力は、X寺との喧嘩別れを別の宗教団体になった時期とするが、私はXX会の肩を持って昭和四十五年をその時期とする。とは云へ、今さら昭和四十五年以前みたいに布教を開始することは不可能だ。
それなら、世の中の役に立つことをすべきだ。(1)旧本門宗の各本山の均衡が崩れたため西山本門寺などと連携して元に戻す、(2)正信会と組む、(3)墓地共有地化を進める、などを提案してきた。
そして今は、もっと簡単に世の中の役に立つ方法がある。反安倍になることだ。(終)

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