千三百二十九 1.NHK批判、2.JR東日本批判
己亥、基督歴2019+3α年、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
第一部NHK批判
六月二十三日(日)関東大震災へ野次馬根性の「いだてん」
本日の「いだてん」は、アバンタイトルでスヰッチを切った。関東大震災のあと、若き日の志ん生が奇妙な顔つきで焼け跡を眺める。その演技には、自身が被害を受けたと云ふ恐怖心や絶望感がまったくない。
次の場面で、望遠鏡で焼け跡を覗いた女が一瞬映った。ここでスヰッチを切った。多数の犠牲者への追悼感がなく、あるのは野次馬根性だ。NHKはつひにここまで堕ちた。

六月二十九日(土)西村京太郎サスペンス鉄道捜査官「殺意の密室車内パーティ!益子焼の里を走るSL特別ダイヤの謎」
本日は「いだてん」の再放送を再度見ようかとも思ったが、日曜の本放送ではアバンタイトルでスヰッチを切ったから、気が進まない。だから同じ時刻に放送する西村京太郎サスペンス鉄道捜査官「殺意の密室車内パーティ!益子焼の里を走るSL特別ダイヤの謎」を見た。
同じく沢口靖子が主演の「科捜研の女」は、あまり見たくはない。主人公だけを賢く描くところが好きではない。ところが17シリーズとスペシャル10本の総計201話だから、この番組が合ふ人も多い。一概にテレビドラマを批判してはいけない好例だ。
「殺意の密室車内パーティ!益子焼の里を走るSL特別ダイヤの謎」は犯人にされさうになった木綿会館従業員(宮地真緒)が、なぜ現場に残って事実を云はずに逃走したのかが不自然だ。とは云へ全体が面白いのは、鉄道捜査隊の人間関係、特に課長(筧利夫)の物分かりの良さが微妙なところだ。
それと比べて「いだてん」は共感できる人間がほとんどゐない。主人公の金栗四三が故郷の養子先や奥さんに対して自分勝手な行動ばかりでまづ共感を呼ばない。若き日の志ん生は、どう見ても悪役なのに準主役扱ひだから、視聴者の反発を呼ぶ。

七月七日(日)高橋是清の前であんな話し方をする筈がない
「いだてん」は第二部に入り、まったく見なくなった。本日は旅行中なのでテレビを点けると一瞬、第二部の主人公(新聞記者?)が高橋是清の前で、演技過剰で話し続ける。そのわざとらしい演技に驚いた。すぐチャンネルを変へた。

七月八日(月)NHKが職場の内輪話を放送
普段はNHKのニュースを観ないが、昨夜は旅行中なので観た。するとNBA八村が出場したニュースが流れた。男のアナウンサーが話したあと、解説者が「ワォーと言ひたくなる」と言った。そんな下品な表現を放送してはいけない。更に女のアナウンサーだと思ふが「うちの職場でも人気が高いです」だったか、一言挟んだ。職場の内輪話をしてはいけない。
翌朝ニュースを見ると、また同じものをニュースに入れた。「ワォー」はあったが、「うちの職場」はさすがに削除してあった。

第二部JR東日本批判
六月二十四日(月)新宿駅のホームは春から秋にかけて暑い
新宿駅の埼京線・湘南新宿ラインのホームは、頭上にショッピングモールがあるため、上は覆はれた部分がほとんどだ。ここに電車が停車すると、屋根の上の冷房室外機から出る熱気がこもる。今でも暑いから、真夏になったらかなりの暑さだらう。
埼京線・湘南新宿ラインのホームは、人が多く危険だ。埼京線の折り返しが入線するときに警笛を何回も鳴らしながら徐行で来る。ホームドアを天上まで設置するとともに、ホーム内を冷房にするくらいの気遣ひが必要だ。
扉の位置が埼京線と湘南新宿ラインで異なると云ふのなら、せめて排気装置を頭上に設置すべきだが、ホームの安全を考へると、ホームドアが欲しい。

七月四日(木)日本語より英訳が優れる怪
日本語を英訳すると、日本語の原文より質が落ちる。これが普通だ。ところが分岐器を通過するときの録音放送は、英語のほうが優れる。
日本語では「揺れることがあります」と放送する。これは昔から変だと気になった。揺れるとは、上下動や横揺れのことだ。分岐器を通過後に体が倒れさうになるのは、隣の線に曲がって遠心力が働くからだ。
もう一つ問題点がある。「ことがある」とは一体何か。揺れないこともあるのか。
近年は英語の放送もある。こちらはWe will be changing to another track. If you are standing, please hold on to a handtrap or rail.転線するので、御立ちの方は吊革か手すりにおつかまりくださいと放送する。日本語より英語のほうが正確だ。
つまりJR東日本は昔から間違ったことを放送してきた。社内組織が官僚的だから直す訳に行かない。後年になって追加した英語放送だけが正確になった。

七月十一日(木)車内放送は正確に
本日の帰宅時に池袋駅で「後を走る電車が渋谷駅で停止ボタンが押されたので発車が遅れます」と車内放送があった。この表現だとすぐ後を走る電車のことだから、恐らくこの電車も5分は停車するだらう。さう皮算用をしたところ、1分延びただけで発車した。つまりすぐ後ではなく何本か間に走ることが判った。つまり1本で1分づつ遅らせれば途中の5本で5分の遅れに対応できる。
この場合、後ろを走る電車と表現してはいけない。「渋谷駅で非常ボタンが押された」だけでよい。さうしないと乗客は間違へる。
快速を待って停車したとき、快速が遅れて4分の遅延になった。発車したあと車内放送で「混雑のため4分遅れてゐます」と放送があったが、これは正しくない。快速は混雑で遅れたのだらう。しかしこの電車は混雑が原因で遅れたのではない。「快速が遅れたため、4分遅れてゐます」と云はなくてはいけない。
理由を説明すると面倒だからと、理由を云はない方法もある。しかし理由は云ふべきだ。会社の出勤時刻に遅刻した場合、長々と理由を述べて言ひ訳するのはよくない。しかし理由を全然云はないのは、更によくない。
車内放送は「短く、正確に」理由を述べるのがよい。

七月十二日(金)待ち時間も云ふべきだ
長距離列車の車内放送で、昔と変はったことが一つある。それは待ち時間を云はなくなった。例へば次の駅に到着が13時25分だとしよう。昔は「乗り換へのご案内をします。東海道線下りは1番線から13時35分発熱海行き、10分の待ち合はせ。伊東線は2番線から14時10分発伊東行き、45分の待ち合はせです」と放送した。今は赤い字の待ち合はせ時間を云はない。車掌の計算能力が落ちたか、間違へた場合の責任逃れのため云はないのか。
待ち合はせ時間を云ふと、乗客の印象に残る。云はないと、乗り換へる列車の情報でも耳を素通りする。駅の行き先表示板に時計が付いてゐるとJR東日本は云ふかも知れない。新宿駅の埼京線のホームの電光掲示板は時計がない。(終)

兼「NHK、JR東日本その他の横暴を許すな」「マスコミの横暴を許すな104」

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