千三百三(モリカケ疑獄百八十一) 安倍を「てんこ盛り」攻撃で失墜させよう
己亥、基督歴2019+3α年、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
五月四日(土)
東洋経済オンラインに泉宏さんが
安倍首相、「祝賀てんこ盛り」で政権浮揚の思惑

と題する記事を書いた。それによると自民党は大阪、沖縄の敗北、国土交通副大臣と五輪担当相の辞任があったにも関はらず
「危機は一過性」(自民幹部)と余裕を見せるのは、夏までの「巧妙な政治日程づくり」(自民長老)が背景にあるとみられる。(中略)4月30日の天皇退位、翌5月1日の新天皇即位と、(中略)それまでの政権不祥事などを一気に過去のものしようとの思惑は「今のところ図に当たっている」(自民幹部)のは間違いない。自民幹部も3月下旬に「もし、統一地方選が政権にとって厳しい結果になっても、祝賀ムードで内閣支持率も上がり、後半国会での与野党攻防も主導権を握れる」と自信を示していた。

それだけではない。その後も
5月25日には新天皇が迎える初の国賓としてアメリカのトランプ大統領が来日する。(中略)6月28、29日には、日本初開催となる主要20カ国・地域(G20)首脳会議を大阪で開かれる。G20にはトランプ大統領ら主要7カ国(G7)首脳に加え、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領も参加予定で、首相は首脳会議の前後に日米、日中、日ロという重要な首脳外交をこなして内外に安倍外交をアピールするとみられる。

これ以外にも
首相の盟友の麻生太郎副総理兼財務相が4月9日に発表した新紙幣発行とデザインのお披露目も国民的話題となった。

しかし内部からも
「政権が得意とする『やってる感』満載だが内容は空疎」(首相経験者)との指摘がある。5月下旬以降の外交日程も含めて「なりふり構わない参院選前の政権浮揚戦略は異様」(自民長老)への批判も少なくない。与党内にも「余りやりすぎると国民の反感を買い、参院選での失速にもつながりかねない」(公明幹部)との懸念が広がる。

野党とマスコミは、「てんこ盛り」それ自体と「内容は空疎」を批判するとよい。外交は目立つ半面、リスクが大きい。
アメリカ側の厳しい要求に屈するようだと、「巧妙に組み立てた政治外交日程が最後で台無しになる」(自民幹部)との不安も残る。

てんこ盛りの弱点は、てんこ盛りと空疎自体を攻められるとともに、攻め口が無限にあることだ。攻め方もてんこ盛りにできる。

五月五日(日)
一昨日の憲法発布記念日(と小学校で習った。平成に入った辺りから憲法記念日と云ふらしい)に、安倍は何と、ゴルフをやった。あの男の憲法改正は偽物だった。
あの男は、いろいろな政策を、相反する物だらうと何だらうと適当にやって、『やってる感』を出す。だから保守派からは、出したり引っ込めたりすると不満が出るし、改正反対派からは、諦めずにまた出したと不満が出る。
あの男の、空虚な適当てんこもりやってる感政策には、てんこもり攻撃で反撃しよう。

五月六日(月)
安倍が祭日である端午の節句にまたゴルフをやった。あの男は、公私混同お友だち優遇、てんこ盛り空虚、ゴルフ以外に取り柄がない。ここで祭日について説明すると、元旦、七草、桃の節句、端午の節句、七夕が庶民の間では有名だ。あと盆と暮れは休日だが祭日ではない。正式な祭日には先ほど挙げた以外に田の実の節句、菊の節句、更には嘉祥、玄猪がある。
ところが長州の三流四流狂信者ども(一流志士の吉田松陰、久坂玄随、高杉晋作、前川一誠らはこのとき既に亡くなった)が、法律で元始祭、孝明天皇祭、神武天皇祭、神嘗祭、秋季皇霊祭、神嘗祭、新嘗祭を祭日と称した。その後、春季皇霊祭、明治天皇祭(孝明天皇祭は廃止)、大正天皇祭(明治天皇祭は廃止)、秋季皇霊祭が加はり、法律は昭和23(1948)年に廃止された。
ここで、長州の三流四流狂信者どもと呼ぶ理由を述べると、神仏習合は日本の先人たちが長い年月を掛けた生活の智慧だ。それを狂信者どもがあっと云ふ間に破壊してしまった。併せて僧侶妻帯肉食の勝手を布告した。
先の戦争について或る皇族(お名前は忘れた)が終戦直後に、日本に宗教が無かったためと語られたがそのとほりだ。誰もが地元では檀家と氏子の二重加盟になり、寺と神社が地域のコミュニティーに役立たない。そのため地元の有力者が新移住者をいじめる田舎暮らしは「地獄の沙汰もカネ次第」の騒ぎになってしまふ。
寺は世襲だから劣化がひどく、娘が墓を継いだら入壇料を請求されただとか、墓を閉じようとしたら離檀料を請求されただとか、悪質な話を聞く。ちなみに離檀料について、長年お世話になったのだから、と云ふ話を聞くが、お世話になったのは寺のほうだ。本来は寺がお世話になったとカネを払ふべきだ。
神社も神仏分離後は寺の管理を離れたから、富岡八幡のやうに宮司が前宮司に殺される事件が起きた。これ以外にも宮司の後継を巡って神社本庁を巻き込んだ醜聞をよく聞く。

文化が法律に従ふ必要は無い。例へば法律に「原動機付自転車」の用語があるからといって、日常会話で「原動機付自転車」を使ふ人はゐない。同じやうに、昭和23年に廃止された法律に祭日があったからといって、日本古来の祭日は端午の節句などだ。昭和23年以降の法律には祭日がないからと云って、文化である古来の祭日は尊重すべきだし、私の祖父母は「今日は桃の節句だ」「端午の節句だ」と云ってゐた。どこの家でもさうだらう。
端午の節句と云ふ由緒ある祭日にゴルフをやるとは言語道断だ。尤もゴルフの時間が無い、ゴルフ場の予約が取れないと事情があるのなら祭日でも仕方がない。二日前にやったばかりなのにまたやるとは呆れる。
だいたい五月五日はこどもの日だ。少子化問題を始め、保育園入園待ち、大学留学生失踪、モリカケ問題など、こどもに関はる問題は山積みだ。こどもの日にゴルフをやるとは、首相失格だ。

五月七日(火)
安倍が十連休の経済効果を言ひ出したときは、平年のゴールデンウィークと比べてどれだけプラスになり、その一方で休日が三日増えたことによる生産力低下、十連休後の節約がどれだけかを考へないといけない。家計は、使った分を節約する。会社は休日三日で利益が減った分を節約する。
全体ではプラスマイナス0だ。それにも関はらず、安倍のことだから経済効果を叫ぶだらう。

デイリースポーツによると元首相の鳩山さんが
「海外に出て色んな外国人と話すと分かることがある。プーチンやトランプにあれだけ子ども扱いされているのに、なぜ安倍首相は日本で支持されているのかと、良く聞かれる」(以下略)
「私は一つは野党の存在感が薄いこと、もっと深刻なことは、メディアが安倍さんを忖度して、真実を報道しないことだと答えている」(以下略)

ここで重要なことは、安倍はプーチンやトランプから子ども扱ひされてゐることだ。こどもの日にゴルフではしゃいだ訳がわかった。国内にゐるとメディアが忖度するから気が付かない。

五月八日(水)
昨日出社して驚いた。ごみ箱が上まで一杯だ。高さ60cm、一辺が40cmの正方形で可燃ごみ、不燃ゴミ、ペットボトル、缶とあるうちの、可燃ゴミとペットボトルが上まで溜まった。三ヶ所あるうち二ヶ所がこの状態だった。休日も出勤しなくてはならない人がゐたのだ。
家の近所では、十連休のときにプラスチックの出す日を間違へた家があった。4月から6月まで我が家が当番なので、プラスチックは庭の駐車場に保管した。連休が続いたから曜日を間違へたのだらう。これが生ごみだったら、大変だった。
長い連休のあとは鉄道が混む。これは通勤の経験則だ。いつもは始業45分前の8時15分に会社へ着く。昨日は更に45分早く7時半に着いた。
昨日は株価が大きく下がった。専門家の間では、連休中も海外の株式市場は開くから暴落の予想が出てゐたさうだ。
安倍の10連休は、月旅行や1億円のお年玉と同じで、実に下品だ。しかも自営、パート、非正規雇用者との不公平感を増大させた。

五月八日(水)
月旅行や1億円を下品と断ずる理由は、マスコミに載ることを目的としたからだ。マスコミに載る一番楽な方法は、悪いことをすればよい。もちろんそんなことは許されないが。カネに物を云はせて目立つことは、それに次いで下品な載り方だ。
安倍のてんこ盛りは、下品な載り方とほぼ同じだ。月旅行と1億円は自分のカネだから、まだよい。10連休は、個人(自営、パート、非正規雇用者)や企業の負担で、安倍は目立つことを狙った。
安倍の新元号は、世界中がニュースで「平和または調和」を「命令」と第一報を流した。日本の外務省は「命令」ではなく「美しい」だと在外公館に指示を出したが、だれが見ても一番目の意味は命令だ。
先の戦争で日本がシンガポールを占領したときだと思ふが、司令官の布告に、平和を愛好する我が大日本帝国陸軍は、だったかの文章があった。勝った側にとって、占領状態での固定は平和の命令だ。嫌なものを連想してしまふ。安倍が、史上初の国書由来で目立たうとするから、かう云ふことになる。(終)

モリカケ疑獄百八十の四次、モリカケ疑獄百八十一の二

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