千三百二 3.我が家の話題(ヘビの病気、母の病院、エアコン設置)
己亥、西暦2019、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
五月一日(水)
我が家のヘビが病気になった。ときどき口を大きく開ける。息苦しいのかも知れない。上の子が群馬県太田市のスネークセンターと草津町の草津熱帯圏で獣医を勤めた方に症状を相談し、インターネットで爬虫類の診察ができる動物病院を探して連れて行った。
レントゲンを撮り、肺に一部白い陰影があるものの肺炎を起こすほどではない、腸にガスが少しある。と云ふことで二つの可能性があり、ニューキノレン系の抗生物質と、オンダンセトロン系の薬で様子を見ることになった。
そして無事恢復した。何しろ高齢なので心配したが、安心した。妻は心配で眠れなかったさうだ。
五月二日(木)
母の具合が悪くなったのは一昨年だらうか。木曜だったので休診のところが多く、診療してゐるところを見つけて、妹が千葉県から来て、連れて行ってくれた。血糖値が異常に高いので具合が悪くなったのだった。
翌月からは私が休暇を取り連れて行ったが、医師が「先月話したことをもう一度云はなくてはならない」と言ってから説明を始めた。血糖値が高いなんて説明は10秒で済む。「先月話したことをもう一度云はなくてはならない」と云ふだけで3秒は掛かる。この医師に不信感は持つものの、その後は問題なく、先々月に至った。
先月の受信日は、母が風邪に罹り咳が少し出るので参考までに伝へたところ、抗生物質と咳止めを処方された。まづ平熱だから抗生物質は必要ないし、咳が少し出るだけだから咳止めも必要ない。抗生物質は途中で止めると耐性菌が増殖する惧れがるから、母は途中で止めようとするのを私が監督して最後まで飲ませた。
私のやうな医薬部外品、ではなかった部外者でもこのくらいは気を遣ふのに、医師が耐性菌増殖と無駄な医療費増大を行ってよい筈が無い。
もう一つ不満がある。血糖値の検査結果を教へてくれない。街中の薬局で数値を訊かれるのに答へられない。と云ふことで、親戚一同協議の上、ではなかった母と協議の上、ここの病院は取引禁止店に指定した。さて、ここから先は母が悪いのだが、飲み忘れた薬が一か月分以上はある。これを消費し終了したら街中の医院に診てもらふことにした。
病院の医師だからと安心してはいけない。街中の医院ならば、近所の評判もあるから気を遣ふ。病院の雇はれ医師は玉石混合だから注意が必要だ。
五月三日(金)
本日、我が家にエアコンを三台増設してもらった。もともと四台あるうちの三台は故障。このうち二台を新しいものと交換するとともに、未設置の部屋に一台新設した。壊れた一台はLDK用だから、隣の和室から扇風機で空気を入れればよい。
この方法は新横浜のマンションに住んでゐるときも実行した。最初は窓付け型を二部屋に付ける予定だったが、扇風機三台を用ゐて二部屋に冷風を送った。
エアコンは合計四台になったが、30Aのままで単相三線式にはしなかった。三台はインバータ式だから点けて暫くすれば低電流になるだらう。電子レンジを使ふときは一台切れば大丈夫だらう。我が家は二人が大学生だから、家計が苦しい。だから壊れた一台の撤去をせず1万円が浮いた。エアコンは一台六万円の安い機種だが、回路を三つ増設した上に、配電盤を交換したため工事費に十四万円掛かった。
一階の天井裏を覗いてゐると、懐中電灯が置いてある。なるほど懐中電灯は設置が必要だった。ハクビシン騒ぎで二階の天井裏を覗いたが暗い。手で持つ懐中電灯を照らすだけではなく、設置が必要だった。天井裏は梁にしか乗ってはいけない。だから手で懐中電灯を持ってはいけない。
五月五日(日)
本日は二階からタンスを一階に降ろした。上げる時は階段だったが、父が病気のときに手すりを付けたから途中で曲がれない。まづホームセンターでロープを購入した。メートル売りもあるが、それで10m買ふのと、20mの既製品は値段が変はらない。そのため既製品を買った。
家に帰りタンスにロープを巻くと20mでよかった。まあ10mなら外した引き出しの跡に結へればよいが。無事、ベランダからタンスを一階に降ろせた。本当は仏壇も一階に降ろしたかった。昨年夏に引っ越したときは、その予定だった。しかし仏壇は重い。これは諦めた。(終)
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