千三百三(モリカケ疑獄百八十一の二) 無教養のてんこ盛り
己亥、基督歴2019+3α年、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
五月十日(金)
「退位礼正殿の儀」で安倍は
天皇皇后両陛下には、末永くお健やかにあられますことを願って・・・、あらせられますことを願ってxません。

と述べた。 xは「や」に聴こえるが、インターネットでは「い」ではないかと云ふ意見もある。J-CASTニュースによると
「已(や)みません」を正しく読めず、「已(い)ません」と勘違いしたのか、という説も広がった。「已」の字は「已然(いぜん)形」などとして使われる。


五月十一日(土)
ふるさと納税で、6月から泉佐野など4市町を除外することになった。これまで高額な返礼などで納税者を集めてきたのだから当然だが、対応が遅すぎる。ゼロサムの原理で、悪質な自治体が納税者を集めれば、別の自治体でその分の税収が減る。問題が明らかになってからも、こんな不公正な制度を今まで放置してきた安倍政権の責任は重大だ。
金権や換金性の高いものなど、マスコミにさんざん報道されたのだから、安倍のすべきは国会で緊急に法律を改正し、即日実施すべきだった。安倍には不公正を許さない精神に欠陥がある。だいたいふるさと納税は高額所得者ほど得をする。こんな制度はすぐに廃止すべきだ。安倍はモリカケ問題で明らかになったが、世の中は公正でなければならないと云ふ意識に欠ける。欠陥と云ふしかない。

五月十二日(日)
ニセ幕府の作った年号について、考案を事実上認める人が出てしまった。それにしても考案を事実上名乗り出るなんて、日本の歴史にあってはならないことだ。かうなった以上は、元号を一旦白紙に戻し、新しいものを制定すべきだ。この問題で安倍の支持率を急落させることができる。

五月十三日(月)
さいたま市南部では、安倍と公明党立候補予定者の写真が並ぶポスターがあちこちに貼られてゐる。自民党候補ではよくあることだが、公明党は異例だ。全国で安倍と公明党候補者が並ぶポスターの分布を調べると、何か傾向が出るかも知れない。そこから安倍攻撃の材料が見つかるかも知れない。
TBSのホームページに
安倍首相発言の波紋更に、自民党内から「説明責任を」

と題する記事が載った。それによると
安倍総理が日朝首脳会談を無条件で目指す考えを示したことについて、今度は野党だけでなく与党内からも説明を求める声が上がりました。

会談は時機が大切だ。今は世界中が北朝鮮に経済圧力を掛けるときだから、今会って経済協力と引き換へに何か持ち出されても受けられる訳がない。言ってしまった以上
「外交のことでありますので、もちろん全て国民に説明をしてというわけにはいかない。しかし、何がしかの説明責任を果たす義務も総理には同時にある」(自民・谷垣グループ 逢沢一郎代表世話人)


五月十四日(火)
五月六日に長州の三流四流狂信者と書いた。これについて三日前に引用した三枝充悳さんの文章に詳しいので、ここで改めて紹介したい。まづ富永仲基は江戸末期の日本が世界に誇る天才だが、若くして亡くなった。本居宣長は富永を絶賛した。ところが
これらの純粋の古典学研究は、それから六〇年余を経て、思わぬ方向に発展した。すなわち、かなり偏狭な国学を当時の風潮にそって扇動した平田篤胤(一七七六 - 一八四三)ほかによって、仏教を嘲笑しつつ、攻撃し、排斥するという偏見の吹聴にそれが利用され、(中略)やがて迎える明治維新は、その指導者のブレーンに、篤胤に傾倒した多数の国学者たちが参画して、彼らは明治初期の極端な廃仏毀釈の政策を強行し(以下略)

今となっては、平田篤胤を引用する人はゐないから、その偏狭ぶりが判る。それなのにその延長線上にゐるのが安倍だ。

五月十五日(水)
日刊ゲンダイDigitalに
鳩山元首相の“図星ツイート”にブチ切れ…「外交の安倍」が赤っ恥

と云ふ記事が載った。
連休明けの後半国会で、自民党は野党が求める予算委員会の集中審議を断固拒否している。安倍首相が“外交破綻”を野党から攻撃されるのを嫌がっていることが理由のひとつだ。
GW中、安倍首相をイラつかせたツイートがあるという。鳩山由紀夫元首相が今月5日に呟いたコレだ。
<北朝鮮問題では完全に蚊帳の外に置かれていた安倍首相が、金正恩委員長と会談する用意があると言い出した。なぜ言い出したのか、それは彼は何一つ外交で成果を上げることが出来ず、北方領土問題も簡単に解決できないと分かったからだろう。足許を見られたら、外交は高くつくのではないかと懸念する>
どうやら安倍首相は、「何一つ外交で成果を上げることが出来ず」という部分に反応し、ブチ切れたらしい。


五月十六日(木)
「退位礼正殿の儀」で安倍があらせられますことを願ってxませんと発言したことの問題点は、前もってきちんと読まなかったことだ。安倍の好きな戦前だったら、全国から避難が殺到し辞職は避けられなかっただらう。今からでも遅くはない。辞職したらどうか。
野党はあの件について、前もって読まなかった手抜きが原因なのか、それとも前もって読んだのに頭のてんこ盛りが原因なのか、国会で追及したほうがよい。

五月十七日(金)
明治維新前後の廃仏毀釈について、公明党創価学会が所属した宗派でも、末寺を志士に破壊されたり廃寺になったり寺号を売却したところが出た。公明党は、平田篤胤の延長線上にゐる安倍とは手を切ったほうがよい。創価学会(及びかつて所属した宗派)の教義だと、安倍の信奉する神社には悪鬼が棲み付く。謗法与同で学会員が朝晩唱へる勤行が無効になる。
ここで創価学会が宗派から破門になったことについては、双方に理由がある。責任ではなく理由だから、今の時点では批判する予定はない。しかし公明党は、昭和四十年代後半の革新知事以来、与党病と揶揄されてきた。今では安倍の与党だ。与党病に対し世間の批判が高まるやうだと、世間の議論を高度にするために双方の理由を批判せざるを得なくなる。公明党は与党を離脱したほうがよい。
宗派の末寺を破壊されたのは、第一次宗創戦争の始まる昭和五十年頃より百五年も前だ。更にまだ僧侶が妻帯する前の時代だ。創価学会は末寺破壊を真剣に怒ったほうがよい。牧口、戸田の元会長もそれを望んでゐよう。(終)

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