千二百五十 1.年末の職場とその近傍、2.Windowsは欠陥OS
平成三十戊戌
十二月二十五日(火)
会社が高層ビルに移転してから、1階から25階まで歩く形態は幾度か変化をした。最初は所要時間の短縮を目指した(当時の記録)。その後、スポーツは競技にしなければ体に良いと云ふ思想に進化し、記録は取らないことにした。
その後、2下1上(1日に下りを2回、上りは1回)を基本にしたが、八月に自宅を移転し定期券が西新宿駅までから新宿駅までに後退し、歩く距離が激増した。夜中に足がつったことがあり、血糖値を下げる薬を処方してもらったこともあり、歩いて上り下りすることを中止した。
最近になって、肩凝りと目の疲れが出てきたので上り下りを再開した。前回より軽減して1下1上(1日に下り上りともに1回)にした。と同時に軍手を使ふことにした。片方しかない軍手があり捨てるしかないのだが、下りは右手、上りは左手に着けて、手すりを軽く掴む。
握力の運動になるとともに、これだと安全だ。手すりを掴まないで万一足が滑ると危ない。手すりを掴むと安全な上に、脚で負担する労力の一部を腕に回すため、食後の血糖値上昇を少しでも緩和することができる。判り易く説明すると、脚と手と両方の筋肉が血糖の遊水地になる。

十二月二十六日(水)
一日に二回社内の郵便を投函する。郵便局の収集に遅れないやうに、月替はりでパソコンから、ハイケンス、アルプスの牧場、鉄道唱歌、東海道新幹線終着駅到着前などのオルゴールを小さな音で流す。
来年一月は、会津鉄道の初代車内チャイムにしたいものだと考へた。この曲は昭和四十年代後半に都バスの東京駅から新都橋(有明終点)までの路線の終点で流された。今から二十五年前に会津鉄道でこの曲を二十年ぶりに聴いて、感激した。その曲をYouTubeで見つけたので、利用したいと考へた。
パソコンの音を録音する方法は、インターネットで調べた。ところが実行し、再生しても音が入らない。これが先月の話だった。

十二月二十七日(木)
ステレオミキサーが「接続されていません」の表示になることが判った。最初は「既定のデバイス」と表示されるものの、録音のときになると駄目だ。そこでステレオミキサーをアンインストールしてみた。
新たにインストールし直せば直るはずだ。ところがアンインストールしたところ、パソコンのすべての音が出なくなった。従来のハイケンスを選んでもエラーが表示される。本日は、この状態で帰宅した。今年はあと残り一日だ。

十二月二十八日(金)
本日は大掃除と納会だ。始業前にステレオミキサーの再インストールを試みたが、サイトを検索できない。デバイスマネージャーからドライバーの更新を選択したところ、無事復活できた。
アプリとドライバは別物なのに、アプリでアンインストールして、ドライバの更新で復活する。その不統一はWindowsの欠点だ。
もう一つ欠点がある。デバイスマネージャーが「設定」にない。「設定」とは昔のコントロールパネルのことだ。「設定」のあちこちを探して見つからないから、デバイスドライバの使用を諦めるか、たまたま「よく使うアプリ」の下のプログラム一覧の中から「Windows管理ツール」を選び、その中の「コンピュータの管理」を選ぶと、ごく稀にたどり着ける。
アプリとはアプリケーションプログラムのことで、日本語では応用プログラムと云ふ。計算ソフトや事務処理ソフトのことだ。よく使ふアプリの下のほうから選ばないとデバイスドライバにたどり着かないのでは、WindowsはOS失格である。
かうなる原因は、Windowsはしょっちゅう操作の方法を変更する。だからUNIXのやうに長い年月を掛けて改善されたOSとは格段の差がある。私がWindowsを欠陥OS、或るいはパソコン簡易操作アプリと呼ぶ理由はここにある。

十二月二十九日(土)
その後、イヤホンをジャックに差し込むと、ステレオミキサーが「接続されていません」になることを発見した。これはWindowsの欠陥か、パソコン本体の欠陥か判らない。しかしプリインストールされてゐる以上、パソコンメーカーが責任を持つべきだし、一方で従来の操作方法と異なるから、やはりWindowsの欠陥だ。少し前までのWindowsなら、スピーカーとステレオミキサーが独立してゐた。
紆余曲折を経て、来年の始業日から、郵便物を投函に行くときは、会津鉄道の初代チャイムが流れることになった。(終)

行動心象日記(二十二) 行動心象日記(二十四の一)

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