千二百八 家の話題(1.二つのテレビ番組、2.うお坐に行った、3.一階廊下の電球が切れた)
平成三十戊戌
九月二十九日(土)
台風が近づき朝から雨が降り、来客もあるので一日中家にゐた。そのためテレビで『西村京太郎サスペンス鉄道捜査官第10作』を見た。「わたらせ渓谷鉄道 死を呼ぶ片道切符!不死身の男を殺した無人駅殺人トリック!!」の副題が付く。
感想は 沢口靖子が主演の別の番組「科捜研の女」と比較して、こちらのほうが遥かによい。その理由は過去に指摘したことがある。
沢口靖子だけが賢く捜査するので「科捜研の女」は好きではないが、「鉄道捜査官」では沢口の上司の地井武男が、第二の主役を演じる。これが番組の好雰囲気の理由だらう。
今回は、来客で二十分テレビを見なかった。その間に沢口の後輩が負傷し入院してゐた。前回は沢口の後輩たちのちゃらちゃらしたストーリーが点数を下げたが、今回負傷した後輩が退院して上司を含む皆が再びちゃらちゃらした演技をするので、また点数を下げた。
もう一つ減点材料がある。犯人が沢口に歯向かい、沢口がそれにアクロバット的に対応するが、水戸黄門の格さん助さんではないし、おとなしく逮捕されるのが世の中のためだ。世の中のためとは、どうせ逮捕されるのだから無駄な抵抗をしてはいけない。無駄な死傷者を出さない雰囲気を世に広めることは、刑事ドラマの務めだ。

九月三十日(日)
本日の深夜に台風が最接近する。そのため昨日に引き続き家にゐて、午後二時からテレビで『多摩南署たたき上げ刑事・近松丙吉 第13作「眼前の殺人者」』を見た。主演は伊東四朗で、かつての「てんぷくトリオ」とは思へない名演技だった。NHKの不人気大河ドラマ(≒排水路ドラマ)の主役とは大違ひだ(安倍様のNHKが改善されるまで批判を続けよう)。
この番組のよいところは、近松と家族もさうだが、上司、後輩との人間的な温かみがある。この種の小説、ドラマはかつて推理小説、事件物と呼ばれたが、今はほとんど刑事ドラマになった。刑事ドラマを見て思ふことは、警視を最高位にそれ以上は事務職にすべきだ。自衛隊も同じで、現場は階級が必要としても、後方は一時的に事務職にすべきだ。以上は刑事ドラマを見ての感想なので、実際の現場は判らない。

九月三十日(日)その二
お昼前後に、3時間ほど晴れ間が見えたので妻の発案により「魚がし寿し串揚げ 魚坐」で昼食を食べた。母は町内会で敬老の集ひがあり、出掛けた。
昨年末に購入した古家付き土地のリフォームが終はり、無事入居者が決まった。そのお祝ひである。私は魚河岸定食(税込み950円)を注文しようとしたが、酒を注文したらと云ふ。二人で予算五千円ださうだ。
昼間から酒を飲むのは気が引けるので、妻と同じで料理長お薦め弁当(税込み二千円)にした。弁当といっても折り詰めではなく、普通の料理だ。刺身、串揚げ、煮魚、サラダ、厚焼き玉子、握り寿司3貫、コーヒー(他の飲み物でも可)。ここまで食べてご飯は握り寿司三つだから、ご飯類がやや物足りない。しかしデザートにわらびもちが出て、満腹になった。
母を連れてくるには階段があるから無理か、と言ひながら来たのだが、帰りにエレベータを見つけた。定員3人だが、次回は母を連れて来れる。

十月二日(火)
運営会社を調べると、昭和49年に大阪ガス(株)の100%出資にて近畿冷熱を設立。翌年、ロイヤルホスト・天丼てんやなどを経営する会社と合弁会社を設立し、食品販売とレストランに進出。
平成17年に大阪ガスの経営見直しで、投資会社が発行済株式の約97%を取得し合併。平成18年大阪ガスが株式の30%弱を取得。平成24年オリックス株式会社が全株取得。平成26年冷凍食品事業を月桂冠株式会社に譲渡。株式会社キンレイを株式会社KRフ-ドサービスに社名変更。平成27年(株)クリエイト・レストランツ・ホールディングスが株式のほとんどを取得。
平成17年以降複雑な株の動きだ。しかし銭湯風の下駄箱、和風でありながら洋風の室内、見事な食事のメニュー。また来たいお店だ。

別の店の話で、2ヶ月前に妻と、ジャンボおしどり寿司に入ったことがある。このときはお祝ひではなかったから、にぎりセット(税別750円)だったか上にぎりセット(税別1050円)だったか、ここも気に入った。しかし「魚がし寿し串揚げ 魚坐」の気に入り方は、それをはるかに上回った。

十月四日(木)
一昨日、一階廊下の電球が切れた。廊下は今まで電気をつけてもすぐ消したが、半月ほど前から夜間は点灯するやうになった。電球を交換すると、昭和47(1972)年に家を新築したときの電球だった。埃が固まってこびり付いた。口金が数ミリ回転する。「ナショナル」「日立」など製造会社名がない。46年間に消えてしまったのだらう。(写真1写真2)
家を新築したときに、白熱電球は二階の廊下を除いてボール型だった。普通の電球に比べて大きい。一階廊下の電灯は、玄関の電気に近いからまったくといっていいほど使はなかった。(終)


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