千百六十六(モリカケ疑獄百四十二) このままでは自民惨敗、参議院は安倍に反旗を
平成三十戊戌
七月三十一日(火)
自民党竹下派は、参議院議員が反安倍に回った。これは当然のことだ。このままだと参議院選挙で自民党は激減する。各派閥の参議院議員は反安倍に転じたほうがよい。

八月一日(水)
Presidentオンラインに
国会も強引に閉じる「安倍1強」のおごり

と題する記事が載った。これによると
7月17日付の朝日新聞が第1社説で(中略)「加計・森友問題をめぐる野党の審議要求はたなざらしである。行政を監視する立法府の責任を果たさぬまま、国会を閉じることは許されない」と主張している。

そのとほりだ。更に
同日付の東京新聞の第1社説も「森友・加計問題をこのまま幕引きさせるのか。行政の自浄能力が失われた中、国権の最高機関である国会の責任は極めて重い」とリードをまとめ上げ、「解明になぜ背を向ける」(見出し)と訴えている。

この記事の章見出しを紹介したい。
「森友・加計問題」について朝日と東京の主張は正しい
疑惑は小さな芽のうちに摘み取りたい
疑惑の加計学園に93億円もの血税が使われた
加計理事長を参考人招致せよ
佐川氏の再証人喚問は当然だ
国会が安倍政権に押し切られている
「モラルなき退廃した社会」など真っ平御免だ


八月二日(木)
同じくPresidentオンラインに、元木 昌彦さんの
日本を私物化して開き直る安倍夫妻の異常

と題する記事もある。
「真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえば、嘘というものは、それを発言した人にとどまることなく、第三者、他人をまきこんでいく」。愛媛県の中村時広知事は5月11日の記者会見でそう話した。元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏は「嘘をつき続ける安倍首相の言動は異常だ。また公私をわけられない昭恵夫人の行動も理解できない。2人とも人間として大事な何かが欠落している」という――。

の前文で始まる。最初の章は
安倍晋三という政治家をひと言で表す漢字は「嘘」だ

と云ふ見出しとともに
12月に京都・清水寺で発表される今年の漢字は「嘘」に決定した。(中略)これに似た漢字「偽」が選ばれたのが、年金偽装問題が起きた2007年であった。これは第一次安倍内閣の時だ。安倍晋三という政治家をひと言で表す漢字に「嘘」ほど適切な言葉はない。

見出しが
官房長官や大臣、秘書官、官僚までが嘘に嘘を重ねている

の章では
集団思考の研究で有名なアーヴィング・ジャニスは、大統領とその側近がいかに優秀であっても、集団になるとばかげた意思決定をしてしまうことがあると、ベトナム戦争時のトンキン湾事件やウォーターゲート事件を例に出して分析している。
まして優秀ではない権力者が保身のために嘘をつけば、つじつまを合わせるために、官僚たちが文書改竄という犯罪的行為にまで手を染めてしまうのである。

見出しが
「50年後には再評価されるかもしれない」はあり得ない

の章では
来年のいろは歌留多は「嘘つきは泥棒の始まり」ではなく「嘘つきは安倍晋三の始まり」と変更されるだろう。


八月三日(金)
仏教にアスバ(死体)瞑想と云ふ瞑想法がある。欲の深い人に向くさうだ。数日前のニュースで、今後は大学も廃校が相次ぐことが報道された。それなのに獣医学科の人数制限機能を特区で悪用し、濡れ手に粟商法を企む人間はアスバ瞑想をしたほうがよい。お友だちの為に特区をごり押しした政治屋ども(元閣僚三人と首相)もアスバ瞑想をしたほうがよい。
もしアスバ瞑想をやりたくないと言ひ出したときは、ご本人たちがアスバになる方法もある。(終)

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