千百三十四 今こそ西洋野蛮人の地球破壊に終止符を
平成三十戊戌
五月五日(土)
1ケ月半前に、キタシロサイのオスが絶滅した。あとはメスが二頭いるだけだ。西洋野蛮人どもの始めた産業革命は、膨大な数の戦争を引き起こし、ヨーロッパ以外のほとんど全部を植民地にし、今また多数の生物を絶滅に追ひやらうとしてゐる。今こそ、非西洋地域は西洋野蛮人の地球破壊行為を停止させるべきだ。

五月七日(月)
キタシロサイが激減したのは昭和50(1975)年から昭和63(1988)年辺りまで角を中国の漢方薬、イエメンで短剣のつかに利用するため乱獲されたためだ。西洋は関係ないと短絡させてはいけない。西洋産業革命の一端として、中国やイエメンに輸出や地元利用された。昭和50年といへば米ソ冷戦が米側に有利になり始めたころだ。中国では文化大革命の失敗から資本主義路線が始まる時機だ。すべては産業革命が悪い。

五月十二日(土)
欧州は地球温暖化対策では、それなりに努力が見られる。悪いのはアメリカと日本だ。
アメリカは広大な土地に済む。ニューヨークやロサンゼルスなど大都市だと気が付かないが、少し市内を離れると途端に夜は真っ暗になる。アメリカは地球の癌細胞だ。癌細胞は元の細胞の性質を引き継ぐ。だからアメリカは西洋野蛮人の地球破壊行為を引き継ぐ。西洋人は地球破壊や戦争の野蛮なことに気付きそれなりに努力するが、癌化した細胞は気がつかない。
すべての地球人のすべきは、まづアメリカに移民の流入を止めさせる。次に農業を除きまとまって住むことを、世界はアメリカに強制する。これが長期目標だ。
短期では欧州のやり方には従ってもらふ。しかしこれだとそのうち欧州が傲慢になるし、アメリカの欧州への工作が始まるから、AAA(アジアアフリカ中南米)諸国は欧州を監視する。これが必須だ。
日本はアメリカの猿真似だから、これもたちが悪い。まづアメリカではなく短期では欧州の猿真似をさせるとともに、中期ではアジアに回帰させるべきだ。
ちなみにアメリカがこれほど世界で影響力を持つやうになったのは日本が悪い。そのことを自覚させる必要はないものの、事実として知る必要はある。朝鮮半島の併合は西洋列強への恐怖心の裏返し、日華事変の拡大は西洋帝国主義の猿真似と云ふことで、この二つの原因を西洋に帰する代はりにアメリカの超大国化の原因を日本に帰する。世界の為にはこれがよい。

五月十三日(日)
地球温暖化、プラスチックによる海洋汚染、野生生物の激減。西洋野蛮人を一般人に回帰させ、すべての地球人で西洋の野蛮思想を退治すべきだ。(完)

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