八百九十 文字コードの話(1.Yahooにログインできなかった日、2.Windowsのよくないところ)

平成二十八年丙申
十月十六日(日) Yahooにログインできない
先週金曜朝、Yahooにログインしようとすると、証明ファイルが違ってゐるといふエラーメッセージが表示された。終了のボタンはあるが、先へ進むボタンが無い。これはYahooのミスか何かで証明ファイルの期限が過ぎたか消去したか壊れた。あと古いファイルをそのまま新しいファイルで置き換へると動かなくなることがある。新しいファイルは古いファイルとは別物だ。ところが名前が同じだから同じファイルの中身が変った扱ひをコンピュータはする。そこまで判ってゐるのだから怪しいページではない。先へ進みたいのに「進む」のボタンが無い。これはWindowsに標準添付されたIEが悪い。
代替手段としてFTPを起動しファイルをダウンしパソコンのメモ帳で修正してからFTPでアップした。次にindex.htmlでも同じことをしたら文字が化ける。メモ帳の文字コードを見たら、ANSI、Unicode、Unicode big endian、UTF-8の四つしかない。ここでUnicode big endianと云ふのは2バイトの上位バイトにどちらのバイトを配置するかだ。例へば1234と云ふ2バイトがあったとき、1234と配置するのが普通の方法、3412と配置するのがビッグエンディアンだ。私は8086のアセンブラでこのやり方を知った。だから若い技術者は知らない人が多い。今から二十年前アメリカ中期出張中に、別の会社の日本人技術者がアメリカに来た。英文資料のbig endianの意味が判らないと私のところに来たので教へたことがあった。indexファイルはEUCコードで書かれてゐるらしい。と云ふことで、このときはindexファイルの更新をあきらめた。シロアリ民進党並みの悪質政治屋石原伸晃の消費税発言を批判を十四日に更新したがメニューは十日のままになった。
その日のうちにYahooでログインできない件は直り、indexファイルの更新も無事終了した。しかし、コードがEUCのままだと不便だ。と云ふことで本日朝9時40分indexファイルとindex2ファイル(新字体)をEUCからFTP-8に変更した。これは私のホームページで歴史的変換だ。ブラウザで表示させると全然変はらないが。しかし一つ欠点を発見した。indexファイルは117KBから153KB、index2ファイルは99KBから126KBに増えてしまった。

十月十九日(水) 今回悪いのは
今回Yahooは悪くない。新聞社のホームページも、鉄道会社の運行ページも、稀に止まることがある。鉄道だって遅延したり運休があるのだから、Yahooの一部機能が使へないのは問題ない。この件は1時間ほどで直ったからだ。読売新聞のホームページは我が家のパソコンから見ようとすると、二回に一回の割合で見られない。混雑するとエラーになる。DNSサーバが悪いのかIPv4とIPv6の関係か。調査するより、その時間で別のことをしたほうが有意義だから調べてゐない。だからYahooは悪くない。
悪いのはIEだ。パソコン操作者が、自分の判断で先へ進むのをなぜ阻止するのか。マイクロソフトは先へ進む方法として、セキュリティの設定を変へればよいと云ふだらう。しかし設定を変へて先へ進んだ場合、Webページのあちこちを見終った後に、設定を戻すのを忘れる。かへって危険だとは思はないのか。警告メッセージを再度表示して、それでも先へ進む人を妨害してはいけない。(完)


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