七百三、1.代々木公園で沖縄まつり、2.辺野古埋め立てを阻止しよう

平成二十七乙未
五月十日(日) 今年は沖縄まつりをゆつくり楽しんだ
昨年は十一日が日曜で、代々木公園でタイの水掛けまつりを極めて小規模に行つてゐた。その理由は会場の大半を沖縄まつりが使つてゐたためだつた。今年は沖縄祭りを見る目的で、代々木公園に出掛けた。水掛けまつりもやつてゐるかと探したが今年は四月二十五日で既に終つてゐた。
会場を一回りして島唄といふ泡盛(水割りで500円)を飲んだ。帰宅後インターネットで調べると株式会社比嘉酒造が今年まさひろ酒造株式会社に社名変更し、そこの製造(おそらく出展も)である。まさひろといふ泡盛が有名のようだ。ウコンの無料券を頂き、ウコンの力といふブースで50mlくらいの小さなカンに入つた飲料だつた。
一通り見終つたあと帰らうと思つたが、プログラムを見ると十二時三十五分からステージが始まり最初は琉球國祭り太鼓とある。時間があるので一旦代々木駅に戻つた。神宮橋の両側でヨガ(足の組み方から座禅瞑想ではないと思ふ)をする人たちが五十人くらいゐた。よく見ると仏教だから座禅瞑想である。白人比率20%、残りは日本人と瞬時では思つてしまふが在欧米ベトナム人が多いと思ふ。丁度瞑想が終つたのでアジア系の人に日本語以外の言語でベトナムの仏教か問ふとさうだといふ答が友好的雰囲気の中で返つてきた。直接会へば何ら問題ないが、偏向マスコミを介すると嫌な印象を受けるのは東京パンフレットばかりではないようだ。

五月十二日(火) 舞台
十二時半より前にどこのバンドだか判らないがリハーサルをしてゐた。ギターとボーカルのグループで、沖縄音階の心地よい音楽だつた。かう云ふ音楽なら大賛成である。
それに対して左翼系の集会はアイヌの音楽だの沖縄の音楽だのと言つては聴くに耐へないグループが登場する。ここは本土なのだから民謡なり浪曲なりが出演すればよい。無理に沖縄を出すから下手なグループが出てくる。かつて革新知事、革新市長は人気を博したのに今はなぜそれが石原氏や橋下氏になつたか。もつとそのことを考へるべきだ。
十二時半から琉球國祭り太鼓が始まつた。これはよい音楽である。本土の太鼓とは違ふ味はひがある。歌もよかつた。本土の音階も沖縄の音階も西洋とは違ふ魅力がある。

五月十三日(水) まとめ
この日舞台に登場するのは10組。そのうちグループ名がアルファベットのものが六組、カタカナで英語のものが一組。ここに戦後の拝米偏向社会の歪みがある。
催しの正式名がOkinawaまつりといふのも疑問である。沖縄と書けば、人によりおきなわ、うちなーと読み方が異なつても字が吸収してくれる。表音文字には表音文字の特徴がある。表意文字には表意文字の特徴がある。Okinawaでは日本語の特徴が生かされない。

五月十六日(土) 辺野古埋め立て阻止
辺野古の埋め立ては絶対に阻止しよう。多くの国民が参加できる運動が少なくなつた。辺野古埋め立て反対は右から左まで参加できる国民型の運動である。これを盛り上げることができるか否かに日本の将来が掛かる。

五月十六日(土)その二 Youtube
琉球國祭り太鼓は指笛を使ふ。よい心地である。昔バンコクで川を上り下りする乗船が停泊所に着くとき、乗客係が指笛を吹き心地よい音だつた。暑い地方は指笛がさかんなのかも知れない。Youtubeで琉球國祭り太鼓の出演を観ると三つとも首都圏で神奈川支部、千葉支部だつた。他の団体も観ると指笛を使ふから、これはエイサーの特徴なのだらう。
エイサーをまづ国内に広め、次に日本音楽を国内に再認識させる。音楽もまた国民型の運動である。(完)


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