五百九十一、国会は速やかに民法を改正せよ(上野千鶴子系批判、その五)

平成二十六甲午
七月十七日(木) 最高裁判決
最高裁がDNAで父子関係がないことが判明しても親子関係は取り消せないといふ判決を出した。 私はこの判決を支持する。その理由は三件のうち二件は母側が父子関係の解消を求めて起こした 裁判だからである。私は父側であらうと母側であらうと、或いはその他全ての人が家族、社会、地域、 国内を破壊する行為には反対するものである。だから今回の判決には賛成である。
その一方で、今から十年くらい前だらうか。DNA鑑定で親子を決めるべきだといふ主張に反対する 女性運動家が、それでは家族を破壊すると主張するのを見て、これには反対だと感じた。この女性 運動家は不正義を正当化してゐる。つまり善男善女のための法律にすべきで、悪男悪女の立場で 家族、社会、地域、国内を破壊する連中には反対しなくてはいけない。

七月十九日(土) 明治維新後のどさくさ
江戸時代は農民の貧困がそのまま藩の収入源に繋がつた。と一概には言へない。藩は村に年貢の 責任を負はせたから農民の貧困が藩と農村の両方に影響した。この時代に村役人を農民側とするか 藩側とするかは藩と年代による。村役人を味方に付けようと苗字帯刀を許した例が江戸時代の後半は 多くなるからだ。だから村役人を除外するかしないかなど詳細はあるものの、江戸時代には江戸時代 なりに農民永続の手立てはあつた。肉体労働中心の農業にあつて男が優位ではあつても、次男や 三男の場合と田畑を持つ娘の場合など村を永続させる工夫が必要だつたからだ。一つには小作を 許さない藩の政策もあつた。
ところが明治維新後に小作が増へ民法は武士と農町民の両方に適合するようにしたから、農村では 男が極めて優位になつたと思ふ。思ふといふのは実際に見た訳ではないし、日本の学者は欧米猿真似 のニセ学者だから国内の役に立つことをしないからだ。だから明治維新後は一部の人間が得をする 極めて悪い世の中であつたといへる。
この当時と同じことが菅、野田、亜倍によつて今また起きてゐる。それは普通の女性ではなく役員だの 上級管理職だのの比率だけを数字合はせし、それによつて企業が下請けで収支を合はせるから夫の 収入が減つたり普通の女性の仕事が劣化する現象が起きる。明治維新のどさくさで一部の連中が得 するのと同じことを菅、野田はやつてきたし、、亜倍はこれからやらうとしてゐる。

七月二十日(日) 戦後のどさくさ
戦後のどさくさで家族制度の崩壊を迎へる可能性は大きかつた。しかし普通の国民は堅実だからそんな 悪質なものには乗らなかつた。しかし一世代遅れで弊害は現れる。そして上野千鶴子といふ社会を破壊 する主張が現れた。
私は女性の社会進出は賛成だし、といふかそもそも昭和三十年くらいまでは農業も商店も男女兼業だつた。 だから女性の社会進出は当り前で、一方で男がモーレツサラリーマンで過労死かうつ病になるまで働いて 女は家事を担当するといふのも一つの分業ではあるが、これは日本と西洋のやり方を混ぜた弊害の終身 奴隷制の結果であり、これは止めさせる必要があると考へる。
といふことで本来は複雑に絡んだ問題を一つづつ解決しなくてはならないし、私はそれをホームページで 二十年近く提唱してきた。それなのに上野千鶴子は家族と社会を破壊しようとするし、反日反社会新聞( 自称朝日新聞)やそれをパンフレットに劣化させたニセ新聞東京パンフレットは社会を破壊しようとする。 彼らこそ日本人民の敵であり、世界人民の敵であり、国賊であり、地球を滅亡させる悪魔の手先である。

七月二十一日(月) 民法を改正しないのは国会の怠慢だ
DNAで親子を判定する方法が確立された。それにも係はらず民法を改正しないのは国会の怠慢である。 諸悪の根源は国会にある。(完)


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