四百六十六、あまちゃん人気の勢ひで消費税増税を中止させよう(その一)


平成25年
八月十日(土)「消費税増税で一番困るのは海女さんだ」
NHKのテレビ小説「あまちゃん」は大変な人気である。この勢ひで消費税増税を中止させよう。消費税を増税して一番困るのは海女さんなど農林水産業である。
シロアリ民主党とその背後のニセ労組シロアリ連合に取り、庶民に増税することが一番有利である。庶民の大多数は農林水産業、個人商店、中小企業とその従業員である。大企業の経営者とその従業員が自分たちはトクをしようとする実に腹黒い企てである。

八月十二日(月)「大企業の経営者と大企業労組はどちらがより悪質か」
大企業の経営者は企業を黒字にする責任があるから、その立場を理解はできる。それに比べて大企業労組といふのは一体何だ。ユニオンシヨップと組合費天引きの上にあぐらをかき、することと言へば自分たちがトクすることだけである。昨年の消費税増税圧力はその典型である。完全に日本のシロアリである。ニセ労組シロアリ連合を退治すれば日本はよくなる。皆で消費税増税とニセ労組シロアリ連合に反対しよう。

八月十三日(火)「魚父の利をさんざん貪(むさぼ)つてきたシロアリ連合」
ドラマではアキの母の春子が芸能プロダクシヨン社長太巻と口論になり、アキはGMTを退団する。マネージヤの水口まで太巻と口論になり、太巻はGMTのCDを10万枚売つて見せると啖呵を切る。それまで太巻はGMTなんてゴミだ、売れないと言つて来たのに、カネをつぎ込みあつといふ間に人気のアイドルグループになる。今回の春子と太巻の対立で魚父の利を得たのはアキが退団した後のGMTである。しかしGMT残留メンバーは今回に限り責任はない。
かつての総評、同盟、中立労連、新産別の時代で、初期のころはどの労働団体にも責任はない。しかし年月を経るうちに総評とは距離を置いたほうが得だといふ奇妙な連中が大企業労組に出て来た。それと同じでGMTも何年かするうちに、太巻に意見する人は見捨てて自分たちだけ猫をかぶつたほうが得だといふ連中が出てくる。

八月十六日(金)「自民党の支持基盤」
かつて都市部では革新系知事や革新系市長が次々に誕生したが、農村部では自民党が圧倒的に強かつた。それは既にマッカーサが農地改革を行つたからで、マッカーサも日本のためにしたのではなく共産主義の浸透を防ぐためだつた。
農民に不満がないとなれば、地元の名士に票が集まる。しかし工業が発展し過ぎてプラザ合意に至り、日本の農林水産業は大きな打撃を受けた。
野田政権の時代に消費税増税をごり押ししたのは、工業の発展に寄生しそのままプラザ合意の後も棲みついたシロアリどもである。自民党の支持基盤とは異なるから、消費税増税は行つてはいけない。行ふとしても今の欺瞞に満ちた増税法を廃止し、新たに増税法を可決させるべきだ。(完)


(消費税反対その五十二)へ (消費税反対その五十四)へ

メニューへ戻る 前へ 次へ