三千三百十九(朗詠のうた)閲覧注意富山高山大垣旅行記外伝
丙午(西洋地球破壊人歴2026)年
九月二十六日(土)
旅行開始の前々日に、旅行への不安が、胸を横切った。その直後に、旅行が始まれば、楽しい事ばかりになるが、と追加の気持ちも起きた。
それだけ歳を取ったのだらう。母が入院中もあった。今回の旅行は、妻が義妹とシンガポールへ行くので、その間母を一時宿泊させる。それに合はせて、小生も旅行を組んだ。しかし母が入院し、一時宿泊は取り止めになったが、旅行は計画どほり実行した。
旅行は一泊二日が限度かな、と思った。新幹線が富山へ着く前に、お金を下ろし忘れたことに気付いた。二泊目は大丈夫だが、一泊目がカードでは駄目だらう。さう予想して、宿に着くと事実さうだった。富山へ着く前にスマホで調べて、Aeonカードでキャッシングすることにした。郵貯ATMの場所も調べた。
次に、Viewカードなら、駅のATMで下せる。さう思ったが、富山駅はJR西日本だと気付いた。旅行中のお酒について、一日目はドラッグストアで、剣酒と立山を買った。本醸造、吟醸、安い酒、の中から本醸造を二つ選んだのは、特殊な吟醸より、本格的な日本酒にしよう。日本文化の貴重な一部分として。

買ったのは一つ。三方向から写した。三位一体である、は冗談。三学である、も冗談。

立山は富山で購入。美濃錦は大垣で購入。
一日目の夜は、剣酒を飲み、更に立山の四分の一ほどを飲んだ。翌日は高山から岐阜までの車内で、立山を少しづつ飲んだ。点滴と同じで、患者(?!)が気付かぬうちに一本が終了した。一回に飲む量は、お猪口に一杯か二杯だった。しかも、間隔を空ける。それでも乗車時間が長いのて、一本の残り四分の三を終了し、道中は少し楽しい気分を継続することができた。
少しづつ車の中は楽しきや日向の歌詠み真似する勿れ
牧水は個人名だが、音読みなので避けた。
出発日の朝から便通が無い。翌日の午前中にあり、一安心した。これはやや硬い便だった。夕方にもあり、これは普通の固さだった。これで溜まった分を一掃し、旅行中は安泰だ。此の時は、さう思った。
三日目は、大垣城、芭蕉奥の細道終着点を観て廻る予定だった。昨夕のチェックインのときに、APA会員カードを作った。チェックインが10時から11時に延びた。この機能を使ひ、荷物をホテルに置いて、大垣城と芭蕉奥の細道終着点へ行かう、と皮算用を立てた。
ところが、朝の散歩ですべて廻った。そればかりか計画外の、美濃路の市内中心部分もすべて歩いた。この健脚ぶりは、旅の疲れと引き換へである。小生は、旅行かばんを持つ時に、腕を少し曲げる。これがばねになり、背骨と腰と膝を守る。その代償として、疲れる。腕は、数分に一回左右で持ち替へるが、体全体では疲れる。
異変が起きたのは、ホテルに戻ってからだった。急に腹痛が起きた。硬い便の後に、柔らかい便が続いたときに起きる。腹痛のほかに、脳貧血なども起こすのだらう。このときは、普通の便の後に、再度普通の便、その後に柔らかい便が出て、治まった。
脳貧血なども起こしたため、30分ほどベッドで横たはり、そのあと出発した。チェックアウトは10時15分だった。APA会員で11時まで延長されたことが助かった。帰宅後にAIに訊くと
便秘というほどではなくても、腸の出口(直腸のあたり)に少しでも硬い便が「栓」のように居座ると、その後ろには排出されなかった柔らかい便やガスがどんどん溜まっていきます。最初の固い便がやっとの思いで抜けた瞬間、堰(せき)を切ったように、後ろに溜まっていた柔らかい便やガスを一気に押し出そうとして、腸がけいれんを起こすほど猛烈に収縮します。この急激で過剰な腸の動きが、激しい痛みの原因です。
2. 迷走神経反射
人間の体は、お腹に激しい痛みを感じたり、排便しようと強くいきむと、自律神経(迷走神経)が急激に刺激されます。血圧や心拍数が急激に下がり、脳への血流が一時的に低下します。その結果、腹痛とともに冷や汗、めまい、吐き気、そして意識を失いそうになる、という症状が引き起こされます。
思ひ当たることがある。スーパーで夕食と朝食を買ふときは、たんぱく質と繊維素に気を付ける。ところが昨日の朝食は、食べ終へたときに、たんぱく質が足りなかった、と外装に書かれた含有量を見直すと、たんぱく質は足りてゐる。暫くして理由は分かった。野菜分として購入した二袋は、大豆や肉を主成分として、袋に「玉ねぎ入り」と書いてある。旅行中なので疲れて、玉ねぎとして計算してしまった。
とは云へ、一回くらいで便秘になる筈がない。普段から、野菜に気を配るからだ。昼食に、定食600円を食べた。これは量が多く、大満足だったが、量が多いのが原因だ。AIは
いつもより1.5倍ほど多く食べると、胃にたくさんの食べ物が入ります。これを合図に大腸が「今ある便を一気に外へ出そう」と猛烈に動き出す反射(胃結腸反射)が強く働きます。
対策として
野菜不足を感じている日の外食は、量を抑える
「最近、野菜をあまり食べていない」と思ったあとの外食は、胃腸に急な負担をかけないよう、いつもの量(腹八分目)にとどめるか、油っこいものを少し控えるのが一番の予防です。
外食の際、意識して「水」を多く飲む
食事の量がいつもより増えると、消化のためにたくさんの水分が必要になります。食事中や食後にいつもより多めに水を飲むことで、腸の中で便が急激に固くなるのを防ぎます。
一回目の、腹痛にはならなかったが、便が硬めの原因は、思ひつかない。強いて云へば、旅行の前日で緊張し、交感神経が優位になったのだらう。
年齢を考へて、今後は一泊二日が丁度いい。APAホテルに不満がある。ベッドの脇に、黒く細長い折りたたんだビニールが置いてあり、ベッドを汚さないやうご使用ください、と書かれ、腰の辺りに敷いた図迄ある。高齢で失禁する人用かも知れないが、小生みたいに早朝の散歩で、午前中に廻る筈の場所をすべて見終はるほど元気な人間にとり、一律に年齢でこんなものを置くのは失礼だ。
腹痛を起こしたではないか、と云はれさうだが、それはスーパーで朝食を買ふときの手違ひと、昼の外食が多かったことが、たまたま重なった。年齢とは、無関係だ。
高山は、これで三度目だ。一回目は四十年前、二回目は十一年前。一回目は、両親や妹と、松本から上高地、平湯を廻った。高山から特急で名古屋に出た。二回目は、青春十八切符だった。今回は、ジパング切符なのに、普通列車になった。それは連休期間中で、特急ひだが全車指定席になった。小生は指定席が嫌ひだ。だから、大宮から富山と、名古屋から東京も、ひかり号の自由席だった。
草枕二つ泊まるの旅の前気掛かり深く 発つ後は楽しきのみに 歳には響く
反歌
あらたまの年を重ねて草枕旅は静かに沈む日を追ふ(終)
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