三千二百十七(うた)土手通り経由台湾祭(前編、言問橋まで)
丙午(西洋地球破壊人歴2026)年
五月二十三日(土)
久しぶりにイベント情報を見たら、空木放送電波塔(スカイツリーのことだが、当ホームページは国語破壊カタカナ語を使はないことにしてゐる)で、台湾祭が明日まで行はれてゐる。小生は、アジア派であり、アジアには台湾も含まれる。(5.25追記 イベント情報は、七年前にも見たが、ほとんど役に立たない。今回も、後述のやうに空振りだった)
JRは、首都圏を狙ひ撃ちして値上げしたばかりなので、都電に三ノ輪橋まで乗り、あとは歩くことにした。本日の午後に出発した。三ノ輪橋から国際通りへ進み、左手に長国寺がある。酉の市発祥の寺の説明板に、なるほどと感心した。敷地では隣、道路沿ひでは何軒か先の神社は、無料の水、ほうじ茶飲み機があり、駐車場の奥にお手洗ひもあり、満点だ。と云ひたいところ入口の説明板に、本国寺住職が江戸時代は別当だったことについて「単に兼務」と書いたことと、神仏分離を「本来に戻った」と書いたことは、よくない。
単に、は表現が悪い。本来に戻ったは、表面だけで、奥行きが必要だ。例を挙げると、高血圧のため薬を毎日服用してゐるとしよう。薬を止めて、本来に戻ったと云っても、血圧はどうするのか。神仏分離の結果、仏法が担った、戒定慧の三学を消失した。そして、先の敗戦を迎へた。
このあと新吉原花園池に寄った。悲しい遊女の物語、関東大震災で多数の犠牲者。多くの石碑、石像があり、神妙な気分になった。
素人ではない服装の女性が一人ゐたが、芸者だらうお参りするとは感心なことだ、と思った。

  
長国寺                       酉の市                       新吉原花園池

  
観音の手前                      観音の手前その二                 観音

  
観音の奥                      池                         其の奥

  
池の奥                       池の奥その二                    新吉原女子保険組合に注目

花園池を管理する吉原神社が少し先にあるので、ここにも寄った。ここでも、先ほどとは別の玄人風の洋服の女性がゐて、同じ感想を持った。
此処から先は予定外なので、道が分からない。そのまま進むと大門跡だ。説明板を観たあと振り返ると、なるほど、怪しげなカタカナ名の店が幾つか並ぶ。ソープだ。後ろめたいことがあると英語で誤魔化す人が、政治屋にゐる。店の名前も、同じ現象だ。
それより、花園池と神社にゐた女性は、芸者ではなくソープ嬢なのだらう。四十年近く前だらうか新聞(当時は実家だったので、毎日新聞)の記事に、芸者と売春婦は、正座をさせると、芸者はきちんとし、売春婦はだらしない、があった。あの二人は、後者なのだらう。しかし観たところ、変なところは無かった。後から考へると、普通人を装ったのかも知れない。
此処から先は、前方に見える電波塔を目安に、自動航行に切り替へた。
電波塔目安に進むやり方は船舶または航空機並み

とは云へ、土手通りだと気付いた。この道路は途中で30度右に折れる。しかし元の土手である路地を直進した。途中に力石の神社があった。更に進み出た道路を斜め右折すると、電波塔の方角だ。そのまま都道464号を進むと、言問橋に出た。言問橋を渡る道路が、言問橋だ。もう一つ別の都道が合流することを、初めて知った。言問橋は、言問団子に因み命名されたことも、初めて知った。そして言問団子が、在原業平の歌に因んだ。橋が直接ではなかった。
店は言問橋の脇にある、と五十年以上前に聞いたが、無かった。帰宅後に調べると、少し離れた隅田川沿ひだ。小生にとりトロリーバス沿線は、馴染みの地だから、言問橋の脇と云へば、半径20m以内だ。言った人の住所は、都内で10キロメートル離れるので、範囲が広いのであらう。

  
吉原神社                      吉原神社その二                   力石

  
力石その二                     力石その三                     力石その四


言問橋たもとに団子店があり 五十余年もさう思ひ家に帰りて異なるを知る

反歌  名にし負はばいざ言問はむこの先に業平橋は今も残るや
反歌  大横川今は埋め立て公園に川は無くとも業平橋在り
反歌  橋の名は南蔵院の移転にて消えた業平天神に依る
反歌  中ノ郷業平町ともう一つ小梅業平共に消滅
反歌  業平の今の地名は平川橋一から五丁目五十年前(終)
(追記 5.25)言問橋を渡り交差点を過ぎると、寺がある。ここは、上から押し付けられた布教目標を達成するために、他宗派の催しに押しかけて妨害するカルトみたいな所なので、気をつけてほしい。人生の膨大な時間を無駄にすることになる。

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