二千八百九十二(うた)1.縮小した旅行計画、2.旅に関連する記事(電気自動車、行かない理由)
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
八月十七日(日)
前回、郡山と福島へ行く構想を立てた。更に会津若松も追加し、この三ヶ所を二回の旅行で回る。一回は一泊二日、もう一回は別の日に日帰りの予定だが、一泊したビジネスホテルが好ければそこにもう一泊。
ところが、予約したところは細い路地の向かひがバー、ビジネスホテルの入るビルの一階と二階もバー。ビジネスホテルは三階だがエレベータは無い。泊った人の評判は概ね悪くはないが、建物が汚いとの書き込みもある。そこでキャンセルにした。
(1)SLばんえつ号と別の日、から(2)新津と別の日、(3)福島郡山一泊と会津若松日帰り、(4)福島郡山日帰りと会津若松日帰り、とどんどん縮小になった。
一つは、69歳半であまり宿泊をしたくなくなった。二つ目の理由は、尾久のカシオペアが廃止され、鉄道への興味が完全になくなった。とは云へ、鉄道を手段として、これからも日帰り旅行を続けたい。
あからひく日帰る遠出くさまくらくろがねの筋旅の道連れ
八月十八日(月)
一回目の旅行は、会津若松に一泊する事にした。(5)会津若松一泊と福島郡山日帰り。昨日は、あまり宿泊したくなくなり、泊まった人の評判を調べた。本日は気が変はり、会津若松に一泊することにした。この違ひは、東北新幹線沿ひの風俗街と、山の中の湖の畔会津若松の違ひであった。
もう一つ、もし帰りに会津鉄道、野岩鉄道、東武鉄道を経由する場合、一泊しないと無理だ。新幹線経由と、会津鉄道野岩鉄道経由は、後者が少し安い。しかし前者はジパング割引(三割)が利くし、移動時間が少ない。どちらを選ぶかは未定だ。
昨日は鉄道を手段と書いたが、新幹線と在来線は手段、会津鉄道と野岩鉄道は応援。
都会とは違ふ周りを体験に山なかみづうみ第三セクター
八月十八日(月)その二
電気自動車は酔ひ易いと云ふ記事を読んだ。その理由は、エンヂンの音がしないので、音に合はせて三半規管が働かないとのことだったが、小生はこの意見に不賛成だ。
昔、トロリーバスがあった。バスだと10分でも酔ふ人が、トロリーバスだと大丈夫だと話すのを聞いた。バスは、ギアチェンヂのときに加速度が数秒の間に下がって上がるためだらう。
電気自動車で酔ふのは、加速度が変化するか、減速時に変化するかどちらかではないのか。或いは、アクセルを緩めたときに回生ブレーキが利くことも書いてあった。これは運転が下手なのか、アクセルの利きがデジタルなためか。40年ほど前に、白ナンバー観光バスの運転士が国道17号熊谷バイパスでアクセルを踏んだり緩めたりを4秒間隔で繰り返した。下手な運転だが、エンヂンはアナログなので問題なかった。もしデヂタルだと、酔ふ人が出るかも知れない。
変速機電気自動車持たぬ故酔はない筈が酔ふに訳あり
もう一つ別の話題で幾つかの報道機関を総合すると、旅行へ行かない人に理由を訊くと、外国人が多い、家計が苦しい、動画を観て済ます、だった。小生も、動画で済ますことが多くなった。
動画にて旅を済ますは年齢の為には非ず時の先駆け
外国人が多いことは気にならないが、国の数が増えると、良い観光客と悪い観光客の幅が広がる。数学的表現を使へば、標準偏差が大きくなる。そして記憶は、悪い観光客の印象しか残らない。これも数学的表現を使へば、最低値しか記録されない。日本人にも、悪い観光客はゐるのだが。
外国人来ない宿舎は 旧式の昭和の香り残すものたまに見かけて懐かしさあり
反歌
日本人外国人を問はずして人の良し悪しどちらにもゐる(終)
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