二百八十五(乙)、日本の癌細胞(経團連、連合大嘘加担派、官僚組織)を徹底的に破壊しよう

平成二十四年
六月二十七日(水)「三つの癌細胞」
日経ビジネスによると、今回の増税騒ぎを裏で糸を引くのは経団連、連合、官僚組織の三つださうだ。菅や野田がなぜ引つ掛かつたを考へれば当然あり得る話だが、本来は表に出るはずの連合がおとなしくしてゐたのでそれに敬意を表して、電機連合のように腹黒いところや、中小労働者をすねてゐると放言する全国一般松井氏以外は取り上げなかつた。しかしやはり連合が関はつてゐた。私も労働組合関係者として、元総評も元同盟も多少は良心があると期待したがやはり無理だつた。地区労などやむを得ず連合に行つた組織もあるので、連合全体は批判せず連合大嘘加担派とした。

六月二十八日(木)「国民の怒り」
今回の増税は絶対に通してはいけない。国民の怒りを選挙にぶつけよう。自民党と民主党大嘘派を全員落選させよう。さうならないために自民党は参議院で増税法を否決すべきだ。
連合は労働者を代表してゐない。景気の波に左右されないのは資本主義の外にゐるといふことだ。自分たちの既得権を守るために前に電機連合の幹部が、派遣を使はないと電機業界はやつてゐけない、と醜い発言をした。さうやつて自分たちだけいい思ひをしてゐる連中が、今度は消費税増税でまたいい思ひをしようとしてゐる。
自民党は今こそ、野田の大嘘には党内で反対があつたといふ理由で参議院で反対すべきだ。

六月二十九日(金)「連合内の良識派は古賀を会長から引き摺り降ろせ」
電機連合の古賀がつひに馬脚を現はした。古賀が昨日自民党本部で講演した。衛藤参院議員が「連合が掲げる『非自民』の壁を取り払ってもらいたい」と求めたのに対して古賀は、「今は民主党の応援団だが、どういうスタンスを取っていくかを議論しなければならない時期が来る」と述べた。時事通信は連合トップが自民党本部で講演するのは異例だと論評した。電機連合は労働組合ではない。既得権を守るために非正規労働者や下請けを犠牲にするゴミのやうな連中である。今こそ古賀の出身のパナソニツク労組と松下政経塾を撲滅しよう。

七月三日(火)「経団連は経営者の団体ではない、ニセ経営者の団体である、その一」
経団連は経営者の団体ではない。戦後の財閥解体で財閥は解体したくせに三菱、三井、安田、住友、古河などグループは残つた。例へば富士通は古河三水会である。三水会といふから静かな水、勢ひのある水、定温の水など理想が高いのだらうと思つてゐた。新宿西口の地下通路の「新宿の目」の少し先に古河三水会の展示があつた。私も富士通のマイコン子会社に中途入社したときは、「新宿の目」の少し先の展示を右手に見ながら、古河の事業のお蔭でよい職場に就職できたとぬか喜びしたものだつた。本日インターネツトで初めて知つたのだが、三水会とは第三水曜日に社長会を開く。それだけであつた。経営陣はともかく、確かに富士通労組はその程度の連中であつた。二火会でも四木会でも偽装請負や下請けを犠牲に自分たちさへよければいいといふ連中である。

七月四日(水)「経団連は経営者の団体ではない、ニセ経営者の団体である、その二」
創業者は本田宗一郎氏にしても松下幸之助氏にしても偉い。急成長する会社は相当な無理を労働側に押し付けるところもあるから注意は必要だが、ホンダや松下電器は労働者の無理で利益を上げるのではなく、技術力や経営力で大きくした。
しかし財閥解体のあとに入り込んだ経営者は、最初はよくてもいづれ堕落する。出世競争を生き抜いた人達で、或る大手商社の人が腹黒くないと商社では出世できないと言つてゐた。それでも社内で完結するうちはよかつた。今では派遣や有期雇用や下請けにより収益を確保する悪どい連中である。
経団連は経営者の団体ではない。ニセ経営者の団体である。かつては労働団体に対抗して存在の価値もあつた。今は連合の大産別は労働組合とは言へないから、存在価値がない。片方だけ解散するのは不公平だから経団連と連合大嘘加担派を同時に解散したらよい。これで日本はよくなる。経済成長が再開され増税の必要はなくなる。

七月八日(日)「日本で最悪になつたパナソニツク労組」
二五年前に富士通労組の職場委員会で、「富士通さんはウルトラCがあるとほかの組合から羨ましがられる」と支部委員長が得意になつて発表した。多くの人間はこれで喜んでしまふが私が「ほかの組合も隠しベアがあるのではないですか」と質問するとしどろもどろになり関西3組合はないだらうといふ答弁だつた。松下、シヤープ、三洋の関西3組合は関東より高かつたためだ。
その松下も前委員長を取締役にして駄目になつた。松下幸之助も下品なことをしたものである。それでは労働組合の存在意義がなくなる。松下労組は厳重に抗議すべきだつたし、前委員長を組合所属時に遡つて除名にすべきだつた。それができないのは、うまく行けば俺たちも、と後任者たちが考へるからだ。その後任者たちの一人が連合会長の古賀である。

七月十日(火)「前原発言」
民主党拝米新自由主義派の前原が「日本が攻撃させるのを未然に防止するために米軍が動いている場合でも共同行動がとれないのは、おかしいと思ってきた」と発言した。おかしいのは前原だ。日本は憲法第9条がある。アメリカはない。ないどころかベトナム戦争あたりから世界の戦争発生源である。その日本とアメリカが共同行動を取るのはおかしくはないのか。警察と暴力団が共同行動を取るやうなものだ。
だいたい日本は平和を守る限り攻撃されることはないし、さうならないよう外交すべきだ。もし攻撃されたら世界の世論が許さない。日本が攻撃されると考へること自体がおかしい。

七月十六日(月)「三つの癌細胞の手先が三たび癌化するとどうなるか」
経団連、連合、官僚の三つを正しい方向に誘導することが政治家の役目である。ところが野田は三つの癌細胞の手先となり正常細胞を攻撃してゐる。とんでもない輩である。 その野田が民主党の両院議員総会で次のように発言した。
残念ながら離党者を出す深刻な事態になった。同志の皆さまに大変心配をかけ、心を煩わせることになったこと、国民の皆さまに心配をかけることになったことを党代表として深くおわびする。責任の重さを強く感じている。
さう思つたら議員を辞職すべきだ。政治家とはほど遠い癌細胞の手先の分際で何をいふか。その野田が発言を二転させた。国会で自民党の質問に答へて、増税に賛成しない候補は公認しないと言つた。ところが議員総会では、非公認発言は一般論だと釈明した。ところが記者団の質問に「修正したって、どういうことですか? してません。齟齬(そご)はありません」と答へた。要は野田が増税選挙公約を作る。落選確実だから反対する議員が出る。そのときに公認するのかしないのかだ。
癌細胞の手先をやるうちに自身も癌細胞化してしまつた。そして癌細胞が再度癌化した。更に三度目の癌化をした。さういふことだ。癌細胞は何回癌化しても癌細胞である。正常細胞には戻らない。

七月十八日(水)「野田の大嘘に賛成した議員は、離党者を除き全員落選させよう」
民主党で離党者が相次いでゐる。よいことである。国民は消費税増税に反対して民主党に投票した。ところが意地汚いだけが取り得の菅直人が突然消費税増税を言ひだした。さすがに国民の反対を受けて引き摺り降ろされたが財務相だつた野田が首相になるや同じことを繰り返した。こんなことは絶対に許されない。東條英機は戦争に反対して首相になつた訳ではない。嘘はつかなかつた。菅と野田は東條英機より悪い。
民主党から離党が相次いでゐる。よい傾向である。民主党に残つたゴミのような連中は全員落選させ、二度と政界には戻さず、その罪業を二十年間は言ひ続け、国内はおろか世界中に住めないようにしよう。この主張は言論の自由とは関係がない。大嘘の自由は世界のどこの国にもないことを示さう。

七月二十二日(日)「財務省は必ず解体しろ」
ニセ経営者の集まりの経団連と、ニセ労組の集まりの連合大嘘加担派と、あともう一つ癌細胞がある。財務省である。財務省の高級官僚がこれまで多数の世論工作をしてきたことは既に明らかになつてゐる。官僚は事務部門だ。国民が決めたことを黙つて実行すればよい。世論工作をした連中は全員免職すべきだ。そして国税庁を除き解体、職員は全員免職し予算配分機能は政治にまかせるべきだ。ここにも自民党の長期悪政の弊害が溜つてゐる。なぜ野田は長期悪政の弊害を批判しないのか。かつてはシロアリと呼んでゐたではないか。とんでもない大嘘つきである。(完)


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