二千七百三十四(うた)地元の話題(流れ始めたが止まった、流れても油が浮く)
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
(見沼代用水と地元の話題、九十九)の追記を独立させた。
追記四月二日(水)
本日辻用水を見ると、水が前回より多い。南高校通りまで行くと、落差を或る程度の水が流れる。昔の田植ゑ期を除く通年、つまり南浦和団地の浄化水が逆流してゐたときか、その半分くらい流れる。前回は流し初めで周りに吸収され、今回は安定したか。或いは雨続きで、水が増えたか。次回見たときに、結論は出るだらう。
辻用水かつて田植ゑの季節には大量みずが押し寄せる その他の時季は公団の団地処理水逆流し だが水質と水量は安定をして 牛蛙夏の季節はぼうぼうと鳴く

反歌  田植ゑ期はかつて釣り人あちこちに利根川の魚ここまで届く
辻用水のほか、蕨駅を南浦和方面に発車した直後の右側でも、釣りをする人の姿が見られた。

追記四月九日(水)
数日前は、国道からも流れが見えた。本日は、国道からは流れが判らない。しかし南高通りまで行くと、落差を水が落ちる。水量は少なくなったかも知れないが、水量はある。田植ゑに向けて水が流れてゐる。

追記四月十四日(月)
本日は、国道から見ても流れがはっきりわかる。数日来の雨で水量が増えたのかどうか、様子を見続けたい。

ここから新作
四月二十五日(金)
辻用水を見ると、1mほど先の左端から油が1mくらい流れてゐる。魚の死体があり、そこから油が流れるのだらうと思った、魚は見えないが。
本日見ると、油が10mくらい続き途切れる。流れはない。念のために、旧中山道の下流を見ると、途切れたと思った油はまだ続く。南高校への通りに掛かる橋の下は、落差がある為に極めて僅か落水がある。
一ヶ月と少し続いた流れが止まったのは、田圃への取水が始まったためか。
辻用水今は余水を流すのみ水辺公園澱むか乾く


四月三十日(水)
二日前(二十八日)に、市役所のホームページから、六辻水辺公園に油が浮く件を連絡した。と云ふのは、水が流れてゐるのに油が浮く。前より量が多くなった。
本日、作業員が草刈りをしてゐたので話を訊くと、先週金曜(二十五日)に市役所の人たちが吸着材で油を吸い取ってゐたさうだ。これで役所が把握してゐることが分かり、一安心だ。
辻用水見沼西縁最下流旧国道で暗渠化し 地上は水を循環し文字のとほりの水辺にて 暗渠の水は一キロの先で顔出し笹目川へと

反歌  笹目川かつての中央排水路田は無くなりて今は河川に(終)
追記五月十一日(日)
市役所から三十日に回答が来てゐた。なぜか迷惑メールに入ってしまひ本日気付いた。
■対応
・念のため、オイル吸収マットを設置。
・環境対策課により、調査実施→鉄バクテリアと判明
・4/30 先日の雨によりバクテリアが流れたことを確認。
 オイルマット撤去。
ご報告いただきありがとうございました。

これで一件落着した。鉄バクテリアで水面に膜ができるとは、知らなかった。

(見沼代用水と地元の話題、九十九)へ (見沼代用水と地元の話題、百一)へ

メニューへ戻る うた(一千二百七十三)へ うた(一千二百七十五)へ