二千六百六十(うた)美味しい日本酒
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
二月十六日(日)
日本酒を買ふときに、昔は紙パックで一番安い(合成酒は除く)ものだったが、後に中間のものに昇格させた。先日、電子マネーの残金が少ないので、久しぶりに一番安いものを買ったところ、不味く感じた。舌が肥えたのかな。
冷で飲むと不味いが、お燗をすると何とか飲める。これは理にかなふ。ところが翌晩は、お燗をすると不味いが、冷だと飲める。不味い理由は、酸味がする。添加物に、酸味料と糖類があるためだ。小山本家酒造の「辛口 蔵だより」で、値段が安い中では、美味しい。小生も、前は贔屓にしてゐた。
二月十七日(月)
「日本酒の美味さは「いい米」でも「いい水」でもない…JALの提供酒に選ばれた酒蔵が「1日10回」必ずやっていること」と云ふ記事を、一部だけ読んだ。十回行ふのは掃除で、美味しいお酒とはおいしくないと感じる味がない酒ださうだ。掃除で不純物が入るのを防ぐ。なるほどと納得した。昨日の酒は、酸っぱいところが不味い。
因みにこの酒造は、経営者が大学の醸造学科出身で杜氏の修行も経験し、データ管理をしっかり行ふさうだ。それで思ひ出すのは、データでコンピュータ制御し杜氏不要を特長にした小山酒造の廃業だ。小山酒造は、二十三区唯一の酒蔵として有名だった。突然の廃業は、データ管理がうまく稼働しなかったせいか、とも思ふやうになった。
廃業の時は、世間を騒がせた銀行の広報誌に載ったので、過大融資が原因かと思ったが。本家筋の小山本家酒造が買収できないくらい負債が多かった、とそのときはみた。
二月十八日(火)
発泡(スパーリング)日本酒の記事を読んだ。日本酒愛好者と発泡日本酒愛好者に分かれてしまひ、発泡日本酒から日本酒へと移行しないさうだ。小生自身、これまで発泡日本酒に否定的だった。日本酒は、美味しくすることに経費が掛かる。それを醸造アルコールとして使用してはいけない、と。
とは云へ日本酒は度数が中程度のため、劇場や駅の売店では売らないことが多い。この流れに乗る為に、発泡アルコールは試す必要はある。検索すると、値段が高い。なるほど、ビールや高級洋酒の対抗製品なのだらう。
アルコール度数が低いまづ注目を 今までの技がどれだけ活きるも注視
二月十九日(水)
予め検索して、発泡日本酒には14度前後のものと、5度前後のものがあることを知った。その上で、安売りスーパーへ行ったところ、販売棚に無い。帰りに酒屋へ寄らうとしたら、定休日だ。本日は空振りに終はった。
二月二十日(木)
コンビニ兼スーパーへ行ったところ、無かった。駅前スーパーへ寄ったところ、5%のものはある。しかし300mlで値段が高い。180mlなら買ふのだが。次に酒屋へ行ったところ、14度前後のものはある。この銘柄は成長率でよく報道されたが、前に飲んで合はなかった。おそらく芳醇で甘口なのだらう。懇親会だったので近くの人と話したが、その人も合はない様子だった。その銘柄の発泡版なので、購入を見合はせた。
発泡の日本酒求め三千里これは大袈裟しかも空振り
二月二十一日(金)
駅反対側のスーパーへ寄ったところ、5%のものはあった。300mlで500円台なので、瓶のビールよりかなり割高だ。それより、このスーパーは酒類が三列ある。すべて両面で一列が四棚だとすると、二十四棚だ。それなのに日本酒コーナーの二本(正面から見ると)を占めるだけだ。本来なら、5度の発泡日本酒はビールコーナーへ割り込まなくてはいけない。
発泡日本酒は、日本酒需要を増やすことには現時点では役立たないことが判ったことで、今回の調査は終了としたい。
発泡は ビールに負けぬ価格にて または洋酒と味につき負けないことが 日本酒の条件につき今後に期待
反歌
発泡は五度でビールに価格と味負けないことが必要となる
反歌
日本酒の欠点となる十四度五度に出来れば需要爆増(終)
兼「日本酒、その三十八」へ
兼「日本酒、その四十」へ
メニューへ戻る
うた(一千百九十九)へ
うた(一千二百一)へ