二千六百五十八(うた)(モリカケ桜フジ河柳ジャニーズ藪黒敗トリー放債カルト裏安、三百二十三)中居事件に安倍の名が(その七)
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
二月二十四日(月)
Presidentの記事は続いて
渡邉氏と同時代にNHKとテレビ朝日にも独裁者がいた。“島ゲジ”と恐れられた島桂次NHK会長と、社長にはならなかったが隠然たる力を持っていたテレビ朝日の三浦甲子二(きねじ)氏である。
この3人が「中曽根内閣」をつくったといわれた。中でも三浦氏は内閣の組閣まで手助けしたという。(中略)彼は朝日新聞出身。1977年、ソ連のブレジネフ書記長と会談し、1980年に開催されるモスクワオリンピックの独占放送権を獲得して日本中を驚かせた。
だが、その後、ソ連がアフガニスタンに侵攻したことで、アメリカと共に日本も不参加が決まり、不遇の時代が始まった(以下略)
三浦氏は60歳という若さで亡くなったが、中曽根氏は真っ先に通夜に駆けつけ、「私にとっては、中曽根内閣成立に生涯をかけた一人である」と弔辞を読んだ。

ここでも「なるほど」と思った。中曽根のやった最醜聞は、国鉄分割民営のときに、革マル松崎と組んだことだが、実行隊長は葛西だった。葛西と安倍の関係は、これまでに百回近く書いた。中曽根が坐禅をした寺は東京谷中に在り、安倍もそこで坐禅をした。
かつて国鉄は、動労の傲慢な闘争で上尾暴動が起きた。その動労と組んで国労を追ひ出したやり方と、ソ連のブレジネフ書記長からモスクワオリンピックの独占放送権を獲得しておきながら、中曽根内閣の組閣まで手伝った三浦と、酷似する。
旧安倍派は最保守を自称しながら、LGBTでは自民党内で突出したことも酷似する。あの件は派閥内の一部議員ではなく、安倍本人が進めたことが、奥さんの発言で判ってしまった。

二月二十五日(火)
次はNHKのシマゲジについて
島会長は豪腕で(中略)元報道局長の磯村尚徳氏を東京都知事選で担ぐなど政治的志向も強かった(磯村氏は落選)。
その後、欧米の放送局と組んで日本版CNNをつくろうと、アメリカで衛星を2度打ち上げたが失敗。その際、愛人と一緒に海外旅行していたことが報じられ、辞任した。
その後も週刊誌などで“エビジョンイル”と称された海老沢勝二氏が会長になり、人事権を武器に独裁的な支配をしていたが、やはり不祥事で辞任することになった。

この頃からNHKは駄目になったのか。
朝日新聞はどうか。廣岡知男氏は社長と主筆を兼務した最初だといわれている。(中略)1989年、朝日のカメラマンが、沖縄の世界最大級のアザミサンゴに「落書きがある」ことを発見したと報じた。だが、自身で傷をつけて写真を撮った捏造報道だったことが発覚したのである。(中略)社長が引責辞任に追い込まれたのだが、廣岡氏は私にこういった。
「昔は朝日とケンカしたって勝てないから、政治家だって文句をいってくるヤツはいなかった」

朝日新聞も、この頃から駄目になった。旧安倍派が、安倍派と喧嘩したって勝てないから文句をいふヤツはいない、と慢心していったのと酷似する。

二月二十六日(水)
「権力は必ず腐敗する」の譬え通り、渡邉氏は33年、日枝氏に至っては36年もの長きにわたって権力を保持し続けたために、あちこち腐食が進んできたのだろう。
(中略)フジテレビは、長年続いてきた女子アナ「上納文化」や、コンプライアンスに対する不信感、ガバナンスへの疑問が問われ、その礎を築いてきた日枝独裁体制が崩壊しようとしている。
(中略)フジテレビが変わるためには何が一番必要なのだろうか。日枝氏一人を解任したから「フジテレビが変わりました」といえるはずはない。
(中略)本田氏の言葉を紹介させてもらいたい。氏は重度の糖尿病を患い、両足切断、片方の目を失明、片方も見えにくくなっていた。
入院先のベッドで、指に万年筆を縛り付け天眼鏡で、まさに石に彫るがごとく一字一字書きながら、連載を続けていた。
(中略)その本田氏がテレビについて書いているが、氏が亡くなったのは2002年だから、2000年代初めということになる。
「テレビを観るとバカになる、というのは本当である。(中略)職業的ミーハー集団ともいうべきテレビ局が、バカを相手にバカ番組ばかりつくっているのだから、元来、バカの資質がある視聴者たちが正真正銘のバカになるのは、当然の成り行きであろう。

これで思ひ出すのは、NHKの「こころの時代〜宗教・人生〜」に出演した人が、本人だか周囲だかが早速NHK出演をホームページに大々的に書き込んだ。テレビは、勝れた人も劣った人もたまたまの人も出る。出たことが偉いのではなく、出て何を話したか、だ。それ以来、この番組に登場するのはろくでもない連中ばかりだ、と見なくなった。
テレビの連中は、知性を磨くことも、教養を深めることもしないから、軽い乗りで調子よく喋るのが主流で、使う言葉に重みというものがない」
これが書かれてから20年以上がたつが、さらに事態は深刻になっているように思う。奇声を上げてゲラゲラ笑うだけの芸なし芸人。驚くほどうまいものなんて世の中にそうはないのに、何でも口に入れては「おいし〜」と嘆声をあげる食い物レポーターたち。

以上、元木昌彦さんの執筆であった。もう一つ目立つのが、首を縦に振るだけの首振り人形出席者たち。

二月二十七日(木)
加計、葛西、日枝は、獣医学科、鉄道、テレビ放送と、いづれも政府から保護された産業だ。かつてはもう一つ、森友もゐたが、安倍の尻尾切りに遭った。安倍自身親の、地盤、看板、カネ入りカバンを引き継ぎ、保護された選挙区だった。
保護された連中ばかり集まるは甘い汁吸ふシロアリか 地盤看板カネカバン 獣医学科と新幹線テレビ放送ずらりと並ぶ

反歌  冬草や特権どもの欲の跡春が立ちても草木は生えず(終)

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