二千四百七十六(うた)(モリカケ桜・・・カルト裏安、三百六)1.兵庫県知事との類似性(続々編)、2.高市早苗批判
甲辰(西洋未開人歴2024)年
九月十二日(木)
デイリー新潮のホームページに
齋藤知事の退職金は「1500万円以上」 運転手にも「自宅を教えない」特異な性格で「災害対策本部名簿も空白に」

が載った。
なぜ、齋藤知事は一切の責任を取ろうとしないのか――そこには彼の特異な性格が影響しているという。
「彼は一連の騒動で注目を集める前から、プライベートを全く明かさない“秘密主義者”として有名でした。たとえば普段、奥様を人前に連れて来ることは絶対にありません。(以下略)」(地元メディアの記者)
また、送迎を担当する公用車の運転手ですら、彼の自宅住所を知らないのだという。(中略)県の災害対策本部が作成した名簿にも、他の職員は皆住所を記載しているのに、知事の欄だけが真っ白になっていました」

これだけでも県知事失格だ。
精神科医の片田珠美氏はこう言う。
「秘密主義は、わずかでもあらや落ち度を見られるのを嫌うという、強烈な自己愛の延長上にあるものです。そのような性格の人は、得てして自身の能力や地位を過大評価しており、パワハラ気質に陥りがちです。さらに、批判に対して過剰反応し、自らの非を認めようとしない傾向が強いともいえるでしょう」

安倍はともかく、安倍政権にもこの傾向が強かった。尤も安倍個人でも、モリカケのカケ事件では、突然獣医学部全国展開を言ひ出し側近が、いつまでも批判されるので頭にきた、と説明したことがあった。根底に我儘がある。

九月十三日(金)
兵庫県知事の定例記者会見を、少しだけ見た。驚いたのは、背後にOur Hyogoだの英語がたくさん書いてある。これだけでも知事辞任に値する。これでは国恥、売国、国賊、植民地化政策だ。
かうなったのは、敗戦責任一位と二位の岸信介、三位の東條英機だ。ここでも安倍と繋がる。
後ろには英語で書いた字が並ぶ 前で話すはモンキーか 裏で操るヤンキートリック

反歌  植民地推し進めるは阿呆ども五十年経ち戦後終はらず

九月十四日(土)
高市早苗が、岸田の行った裏金議員への出鱈目処分について「ちゃぶ台返しはできない」と云った。小生は石破さんも支持しながら、文化保守の立場から高市さんにも期待しただけに残念だった。
岸田のやったことは、森の言ひなりになって萩生田を意味のない役職停止にした。都連会長はお咎め無しだった。更に処分期間中に萩生田は、大相撲優勝パレードの中央に居座った。岸田は再処分すべきなのに、それもしなかった。
ちゃぶ台は、四本の脚のうち二本を閉じて傾いたままだ。ちゃぶ台返しをしないと、載せた物がひっくり返るぞ。岸田がなぜ辞任しなくてはならないのか、高市はそれが分かってゐない。
前任の退陣理由分らずに立候補して同じ道 地の底までの下り坂行く

反歌  アベ友と岸田親バカ二人とも低い支持率惨めな辞任
反歌  岸田には親バカのほか森バカも言ひなりになり支持率下げる

九月十五日(日)
斎藤が、辞任しないと明言した。神戸新聞のホームページによると
14日、神戸市内で報道陣の取材に応じ、県議会の全5会派と無所属の全議員86人が辞職を求めている状況について「公務を一日一日やっていく」と話し、改めて辞職を否定した。

議会は不信任案を可決するだらう。過去に不信任案が可決されたのは岐阜県、長野県、徳島県、宮崎県の四回で、いづれも知事は辞職するか失職した。もし斎藤が県議会を解散すれば史上初で、税金無駄遣ひと大変な騒ぎになる。
安倍は首相を辞めたあとに、いつまでも影響力を行使しようとし、更には返り咲きを狙った。往生際の悪さが同じだ。

九月十六日(月)
週刊文春のホームページに
斎藤元彦知事が繰り返す「法的に問題はない」は本当か 現役弁護士が判例を調べて気づいた“パワハラどころではない言動”と“該当しそうな犯罪”とは

が載った。西脇亨輔さんの執筆である。前文は
「法的に問題はない」
それが斎藤元彦兵庫県知事が繰り返した言葉だった。(中略)道義的責任を問われても「道義的責任が何かわからない」と答えて物議を醸した。
しかし本当に斎藤氏の振舞いは「法的に問題はない」ものだったのか。近年のパワハラ裁判の判例を検証すると、見えてきたのは斎藤氏にとって極めて厳しい「線引き」だった。

本文に入り
2019年、筑波大学の講師が事務管理の女性職員に放った次の発言が、裁判所からパワハラ認定を受けた。
「お前らのやっていることは、我々教員に対して失礼だ」
講師はさらに「頭使って仕事しないとダメなんじゃないの」などとも述べていて、判決はこれを(中略)違法なパワハラと判断した。この「パワハラ認定」では、上司が部下の人格を「見下している」ことが、(中略)重視されている。
では、斎藤氏はどうか。
県職員アンケートには「視察先の施設のエレベーターに乗り損ねて激高し、職員に『お前はエレベーターのボタンも押せないのか』と叱責した」という回答が寄せられたという。
斎藤氏による「お前」という呼びかけは県職員を「見下している」(中略)、「エレベーターのボタンも押せないような人間なのか」と畳みかけることは「人格否定」だ。

安倍が、いつまでも批判されるので頭にきた、と獣医学部全国展開発言をしたことがあった。安倍と斎藤は、人の上に立つ仕事には向かない。(終)

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