二千三百九十四(うた)地元の話題(アクア・アテンド火災、美容院閉店、浦和まつり)
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
七月一日(月)
夜中の十一時半前に、消防車が何台も走った。通行人の話し声が聴こえた。外から樹脂の焦げた臭ひが入って来る。近くで火事だと外へ出ると、煙は充満するが場所が分からない。
国道に消防車が止まり、その先にも止まる。前回火事があったマンションの近くだらう。翌朝行ってみて驚いた。ずっと先のアクア・アテンドと云ふ水道工事業者だ。以前水道管の漏水を修理してもらった。良心的な工事だったし、その後はときどき自社小冊子を郵送してくるので、次に給湯器など壊れたときはここに頼まうと思ってゐた。
火災保険に入ってゐるだらうから、一日も早い再立ち上げに期待したい。
地元での良心的な業者こそ住民にとり必要で インターネット全国に展開するは不要な業者
反歌
遠くから車で来ると燃料費移動時間で高額となる
反歌
おそらくはインターネットが別業者手数料とりますます高く
七月二日(火)
母が長年通った美容院が、閉店した。デイサービスへ行くやうになってもこの美容院を使ひ続けたが、デイサービスを別の所に変へ、そこは理容美容者が出張で来るため、それからは行かなくなった。
ここは前に、安売りスーパーが入った。安売りスーパーが移転の後に、すぐ開業したのか、別の店の後なのかは、まったく分からない。
美容院母が長年通ふのち 行かなくなりて幾年か つひに閉じるは御年のせいか
反歌
美容師は歳取りつひに店閉じる歳は世につれ世は歳につれ
七月六日(金)
一週間ほど前に、浦和よさこいが、今までの南浦和駅東口に加へて、西口でも行はれるポスターを見た。1990年頃に、旧中山道の県庁通りとの交差点近くで、踊りの参加団体の列を見た。てっきりそれが、交通の関係で南浦和へ移動し、今年は西口に広がったのだらうと思った。
インターネットで調べると、旧中山道は浦和おどりで、今年も開催される。ただし今までの七月から、今年は猛暑の為に九月になった。四十八回目だ。それに比べて、浦和よさこいは十九回目。鶴見に住む時に出来たから、知らないのは当然だった。
「市報さいたま」を見ると、浦和まつりの欄に四つ、与野夏祭りの欄に一つ、大宮夏祭りの欄に七つ、人形のまち岩槻まつりの欄に一つ。さいたま市は四つの市が合併しただけで、まとまりのないことが分かってしまふ。
浦和に夏が付かないのは、九月にも行ふからかと思ったら、違ってゐた。もともと「浦和まつり」として浦和会場、南浦和会場と呼んで来た。それより、まつりとは神社の境内と町内で行ふものだ。「賑はひ」など語を変へるべきだ。間違っても「フェスティバル」などカタカナ語にしてはいけない。
お祭りは町内及び神社にて行ふもので 民謡の浦和おどりは範疇も よさこいなどは賑はひ似合ふ
反歌
歩行者の専用みちでバスは迂回車無い街たびたびやらう
南浦和駅西口に拡大したため、今年はバスが迂回する。と云っても昔の文蔵、郷前経由時代に戻るだけだが、バス停は復活しない。そもそも国際興業のホームページに経由変更の案内さへ無い。あるのは「与野夏祭り開催に伴う、迂回・停留所休止のお知らせ」だけだ。
戸田車庫と浦和駅へと右回り行くバス文蔵郷前へ停車をしたが 浦和行き無くなり戸田は通らずに 郷前廃止 戸田車庫はイオンモールが増えほぼ消滅
反歌
よさこいで臨時復活駅前をすぐ左折してイオンモールへ(終)
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