廃寺説明 上りの参道(上は曹洞宗寺院) 校庭跡から五層塔を見る
参道上がった所(鐘楼) 三茅葺屋根(右鐘楼、中庫裡、左本堂) 右本堂と左保育園跡
曹洞宗のお寺は、すべり台などがあるので、参拝者が子供を連れて来たときのためかな、と最初思った。左の建物は物置きだが、元は坐禅会で使ったのではないかと思ったからだ。暫くして幼稚園だったのでは、と気付いた。お寺の従業員らしき人がゐたので訊くと、保育園で二十年ほど前に廃園になったさうだ。
廃校と廃寺廃園 世の中が変はるの度に困る人 出るので良きは変はらぬ事か
反歌
町の中真鶴と岩二地区あり家から子たち少し遠のく
漁港へ戻り、漁協の前まで行った。モーターボートの走行届け入れがあり、近くにモーターボート免許やモーターボートを扱ふ店がある。この辺りは民宿が十軒ほどか。実際に見たのは五軒ほどだが推定した。
帰りは、小田原百貨店へ行ったと云ふか、違ふ道を歩いたら前へ出た。百貨店があるところは賑やかで街の中心だらう。さう思ったが、今は食品スーパーになった。店名が英語でよくない。近くにお年寄りが多く、道端で座って時を過ごす感じだ。これはよいことだ。家に閉じこもるのではなく、外へ出る。車がほとんどは知らないからできることだ。
真鶴駅の開札を出る前に、JR東日本でかるたの催し物を六月末まで実施中だ。さっそく窓口で紙と記念品を頂いた。乗車券は熱海から東京、特急券は小田原から東京を同時に買ったのに、記号が■■■■・・・・だ(数は四か不明。□を含まないことを示した)。熱海小田原は在来線だから□■■■・・・・ではなくてよいのか。駅員が切符を再度見たので、JR東海経由の切符かどうか見たのかなと思った。この切符は新倉敷で購入したので、JR西日本の発券である。(終)
(6.6追記)ジパング切符購入申込書は「往復」に印を付けた。往路は東京から熱海まで新幹線、帰りは小田原から東京まで新幹線。そのため帰りも■■■■・・・・になったのだらう。
地元の人が廃寺跡を知らなかったのは、小学校と曹洞宗のお寺で完結してきたためだ。小学校が廃校になると、廃寺跡が浮かび上がった。
(6.7追記)駅員は、在来線経由かどうかではなく、新幹線を使ふかを見たのだな。全線が在来線だと、途中下車できない。
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