二千百二十一(うた)次の旅行計画
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
十月七日(土)
来月の旅行は沼津にしようとして、東京駅のJR東海の窓口で一ヶ月以上先なので購入できなかった話は、修善寺旅行外伝に書いた。その後、気が変はって伊東にしようと思ふ。東京駅まで行く用事は無いので、ジパングの切符は家の近くで購入することになりさうだ。
来月の旅行のときに、再来月を一ヶ月以内にして東京駅で購入すればよい。とは云へ、急に新宿などへ行く用事ができないとは限らない。JR東海ツアーズのホームページで新宿支店を調べたところ、無い。インターネットで検索して、二〇二一年二月に閉店したことを知った。
この店は、青春十八きっぷを購入するときに利用した。その後年齢相応に大人の休日倶楽部ミドルへ入会し、青春十八きっぷを使ふことは無くなった。
六十五歳になった後は大人の休日倶楽部ジパングへ入会した。その後、ジパング倶楽部の定期雑誌が隔月になった。大人の休日倶楽部は毎月のままだから、一ヶ月ごとに封筒内が増えたり減ったりする。
赤ら引く日帰りの旅 年を取り月に一度の楽しみへ 休日倶楽部ジパングを活用すれば排気ガス無し

反歌  名古屋より先へ行けないジパングはのぞみ乗れない対象外に
反歌  在来の東海道に中央と高崎線は自由席無し
ジパングのときに、東海道新幹線にだけ乗る理由は、JR東日本以外のJRはこれしかない。北陸新幹線のJR西日本や、中央西線のJR東海もあるが、母がデイサービスから戻るまでに家に戻るやうにしてきた。妻はフルタイムだ。
東海道新幹線は「のぞみ」が割引きにならない。だから名古屋から先へは行かない。在来線では大人の休日倶楽部パスで、座席未指定券が適応される特急には乗らない。例へば下諏訪に行くのに、中央線の「あづさ」を使はず、北陸新幹線で長野まで行き、特急「しなの」で塩尻まで行き、普通列車で下諏訪へ行った。

十月八日(日)
ジパング機能を使ふやうになって、初年度はお試しの熱海のみ。二年目は一回目が豊橋、二回目は静岡。三回目以降は熱海、函南、三島、沼津と、近距離に集中するやうになった。目的地に行くことが目的ではなく、往復の移動を楽しむみたいだ。乗り旅の誕生である。
今月は初めて修善寺へ行った。来月は伊東を予定してゐる。今まで気付かなかったのが不思議だ。一つには、観光地は避けて、街歩きを楽しむためだ。しかし今回の修善寺行きで、観光地も悪くないと気付いた。来月の伊東はそのためだ。とは云へ、観光地だけではなく、史跡や自然を含めるのが、小生の流儀だ。
東海道新幹線に限るのは 名古屋以西に行かないは 訳ありそして旅行者は自分の金だ自己主張せよ

反歌  自己主張経路や行き先手段とし文句や身勝手してはいけない
妻が、大人の休日倶楽部パスのグリーン車用で旅行したらと云ふ。JR東日本が聞いたら涙を流して喜ぶ話である。と云ふほど大げさではない。たかが一万五千円の違ひではないか。それより小生には、使ひ勝手が悪い。日帰りを四回なので、八回乗る。しかし座席指定は六回までだ。今までは空いてゐる列車は自由席に乗ったが、座席指定をしない二回は普通車に乗ることになる。グリーン車用なのに、なぜ普通車なのか、と疑問が出る。
それよりグリーン車用は、前回のネット特別版だけで、通常の大人の休日倶楽部パスでは販売しないらしい。
年を取りグリーン車でもよいのだが諸般の事情でレッドが灯る
(終)

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