二千八十二(うた)悪い繰り返しの部品になってはいけない(後から来る人の為に)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
九月一日(金)
五年前に田舎暮らしは(中略)場所によってはこんなにヤバい「お金の話」の記事を紹介した。おそらく最初に移住した人が、事なかれ対応で倍返しに黙って従ってしまった。そのため、都会から来る人はカモだと思はれてしまったのだらう。
まづ移住するときは、親や祖父母の出身地など関係があるところがいい。関係があっても無くても、地元の習慣は調べなくてはいけない。勤め人など、農業以外の人が居るのかどうか。過去に移住した人が居るかどうか。

---------------------ここから「良寛の出家、漢詩。赤彦その他の人たちを含む和歌論」(百九十)------------------
突然昔の記事を思ひ出したのは、長野県富士見町の「就業・創業移住支援事業」を見たためだ。JR東の駅たびコンシェルジュ立川と横浜で、説明会と町役場による個別相談で知った。かつて左千夫が富士見町へ移住を計画した話も前に読んだことがある。もし個別相談の予約が埋まらなかったら、小生が予約して左千夫の話を訊かうと思ったら、予約は埋まった。小生に移住の予定はないが、予約が埋まらないよりよいし、左千夫の話から富士見町発展の案が出てくるやうな気がする。
予感は当たった。「伊藤左千夫 富士見町」で検索しても、移住の話は出てこなかった。代わりに富士見公園が検索出来た。左千夫が富士見村に提唱し、村の委託で左千夫が設計した。今月の旅行は行き先が既に決まったので、その次で訪問したいものだ。
「良寛の出家、漢詩。赤彦その他の人たちを含む和歌論」(百八十九)へ 「良寛の出家、漢詩。赤彦その他の人たちを含む和歌論」(百九十一)へ
---------------------ここまで「良寛の出家、漢詩。赤彦その他の人たちを含む和歌論」(百九十)------------------

五年前の記事は、佐久から車で小一時間なので、富士見町とは近い。富士見町は町役場が応援するし、農村地帯ではないので大丈夫だと思ふ。

九月二日(土)
小生が再雇用終了の六十五歳まで勤務した会社は、退職勧奨や自主退職の多い会社だった。自主退職は仕方がないが、退縮勧奨がまかり通るのは、おとなしく退職するからだ。
会社側は一旦味をしめると、次々と繰り返す。誰かが悪循環を止めなくてはいけない。その役割を小生が果たし、労働運動で阻止した。それにしても、七年くらいで全員が入れ替はる(昔からゐる人は居座るので、新卒や中途で入った人たち)のは異常だ。人手不足の時代だったら、経営が続かなかっただらう。失業率の高い時代だったので、あんなやり方でも会社が続いた。

九月三日(日)
悪循環の部品になってはいけない。それでは繰り返しがいつまでも続く。後から犠牲者が累々と出てしまふ。
近年の悪循環も類似する 野蛮文明循環を断ち切らないと地球は滅びる

反歌  悪人が悪循環を開始した悪猿どもか真似をするのは(終)

メニューへ戻る うた(六百二十一)へ うた(六百二十三)へ