二千十九(うた)動画『オオスズメバチ、善光寺御開帳、この日のために(東京オリンピック国民歌)』
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
六月三日(土)
Youtubeで、オオスズメバチをネズミ捕り粘着厚紙で捕獲する動画を見た。ミツバチを飼ふ若者が、スズメバチが入らないやうに、細長いすき間を開けて野原で飼育する。スズメバチがミツバチの巣に来ると、成虫は殺され幼虫は持ち去られてしまふ。通常はすき間が細長いから大丈夫だが、住宅地が近いので、今回は粘着厚紙を使用した。
オオスズメバチがミツバチの飼育箱の周りに集まる。オオスズメバチは下が見えないので、昆虫捕獲アミを下から上にあげて、反転して下に被せる。早速一匹を捕獲した。それを踏んで飛べない状態にして、粘着厚紙に付けて放置すると、数分しないうちに四匹くらい捕獲した。その後も、続々と獲れる。
今回の解説で感心した事は、フェロモンを使ふとオオスズメバチ以外のスズメバチも誘引するし、巣を襲はないオオスズメバチも捕獲してしまふ、の部分だ。自然界にできるだけ影響しない方法を心がける行動は偉い。
スズメバチ 都市部のコガタスズメバチ獰猛性は高くなく木の剪定で揺らすと危険

反歌  山の中オオスズメバチ巣は土に近づくだけで刺されて危険

引き続きYoutubeで別の話題を探すと、善光寺の御開帳が見つかった。信越放送の録画で、前立本尊がはっきりと写る。拡大や全景、産廃籍の様子も切り替へる。小生は御開帳に参拝したが、本尊はよく見えなかったので、これは重宝だ。本尊の映ったときに「PrtSc」ボタンを押し、ペイントソフトに貼り付けた。
善光寺御開帳には参拝し だが本尊はよく見えず 見る機会あり再会喜ぶ

反歌  本尊の姿を母に見せようと画面を写し貼り付け終へる
昭和四十年頃、松本のテレビは1.NHK、3.NHK教育、5.信越放送だけだった。この当時、松本盆地では各家庭がテレビアンテナを縦に立てた。これは城山(じょうやま)のテレビ塔がアンテナを縦に付けてあるので、受信側も同じにする。県内は各盆地ごとにテレビ塔があるので、地区によって縦と横を使ひ分けて干渉を避けた。
その後UHFの長野放送が出来た。その後、すべてのテレビ局がUHFになった。そしてかなり経って、全国共通で地デジになった。
松本の縦付けテレビアンテナは山岳地帯風物詩かな 今はまう無い


動画と云へば、かつてはニコニコ動画だった。五年くらい前までたらうか、「この日のために」と云ふ東京オリンピック(昭和三十九年)の国民歌はニコニコ動画はYoutubeには無かった。その後、Youtubeにも投稿されたが、小生はニコニコ動画を聞き続けてきた。本日は、何年ぶりかで聴いてみた。動画特集を組んだからだ。
東京のオリンピックと 経済の高度成長同時期に だがあれ以降全国に特長が無く醜き国に

反歌  豊かさは地球滅亡引き換へにしかも心を荒廃させる

今回の特集は、同じリンクのページを連続させると「うた(五百五十九)へ」が複雑になるため、それを避ける為に作った。たまたまオオスズメバチの動画を見たことがきっかけとなった。(終)
(追記六月四日)あの当時、「この日のために」より人気があったのが「東京五輪音頭」だった。今聞いて「時代遅れだ」と感じる人が多いことだらう。それだけ国内の音楽感覚が、西洋音楽に毒されたことを示す。 (追記七月)「東京五輪音頭」に変な感じを受けるのは、伴奏が洋楽器(特にトランペット)のためだ。純和風にすればよかった。

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