二千五(和語のうた、普通の歌)メモ書き歌(祝日、目の前に無い事柄、強風の日、新青梅街道)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
五月四日(木)
四つの祝日の三日目。昭和の日は土曜だったから、増えた休日の二日目。
休みの日 増えた三日の二日目は いつもと同じ勤めにて 世を見渡すとゆったりと 我が家も妻が休みにて 昨日はたまたま仕事が入らず

(反旋頭歌) 祝ひの日勤め休みになることはなし 常の日に仕事入らず休む日もあり
一昨日の昼食会について。四句について説明すると、二日後の昼前までに四食経過した。
子二人や妻といっしょの昼宴 二日のちまで五つ食べ だが思ひ出は消えることなし

(反歌) 昼宴二日過ぎても先ほどの事と或いは時ゆっくりと
(反歌) 三十(みそ)年が過ぎて子二人世の中で役に立つこと日々の喜び
五月六日は立夏だ。
あと二日夏の立つ日と暦では明日こどもの日鯉のぼり見ず

(反歌) 鯉のぼり今の思ひ出板橋の熊野の宮に多く集まる
歌を前ほど多く作れないのは、長歌を作るためか。それとも目前に、感動するものが無いためか。長歌と反歌を組み合はせると、中身は三つ分はあるのかも知れない。相乗効果かな。
歌作り心に響く 山や川草木と動く生き物や起きた出来事 目の前に無いと詠めないわずか三組に

(反歌) 長き歌反す歌にて外二つ中は三つの思ひあるかも

五月五日(金)
こどもの日 風暖かく陽は強く 心残りは只一つ鯉のぼり無く だが旅は残り二日に心は弾む

(反歌) 二日後雨がときどき降ると云ふ雨にも耐へる行く場見る場を
今日は、最高気温が二十六度だ。
元々は今の暑さも夏のうち 西の洋なる野の夷星暖まる行ひで まもなく遥か暑き昼下がらぬ夜は二ヶ月の先

(反歌) まもなくも暑さ弱まる時は来て梅雨入りを経て夏を迎へる
これからの旅行は
祝ひ日とつちとひによる休み日の 続きを終へる日に発ちて 一つ泊まりて次の日に戻る旅にて 疲れが取れる

(反歌) 休み日の続きの終へる次の日に道混まざるを今から願ふ
(反歌) 祝ひ日は晴れが続くも 明日よりは雨が降り出し三日は続く
突然思ひついたのだが、止観(天台宗の用語で、坐禅の意味)について、
観ることで止めるを強くすることを考へ始め今日は初の日


五月六日(土)
先週の強風だった日以上に、本日の風は強かった。
建屋には裏に貫く隙(すき)の道 上は建屋があるものの 隙を突き刺し裏抜ける 風の強さは嵐に同じ

(反歌) 強き風離れた道も吹くものの大きい高殿近くは荒れる
本日は、プラスチックが飛んでくるので大変だった。同じ場所を三回清掃した。出したプラスチック袋が飛んで、強風で中が出たのだらう。
土の下 油を掘りて熱により作りた物は 紙に似るだが水や風通さずに 一たび外に出たならば 腐ることなく消えもせず ばけもののほか作る者なし

(反歌) ばけものの作りた物で生き物を滅ぼすことはすぐ止めるべき
明日から旅行だ。宿泊を伴ふのは三年ぶりだ。
一(ひと)泊まる草枕旅三年(みとせ)ぶり子と共の旅十年(ととせ)を超すか

一句と二句は草枕泊まりの旅はが落ち着いてよい。しかし一泊を強調したいのと、二句目に枕詞を使ひたかった。たまには変化をさせるのも、よいことだ。

五月十四日(日)
先日、中野区最北に勤務した。ここは通勤の限界だ。
中野区の野方遠きの限界でかつて世田谷三軒茶屋も どちらも一度

目黒もあったが、埼京線恵比寿で乗り換へなので、何とか勤務できた。横方向へ乗り換えると大変だ。
堀切や両国までが東側限界すぐに堀切が復た

野方に話を戻すと
向かひには都営住宅 一階は店舗のはずがほとんどは閉店をして 裏側は店の職住接近が 老朽化して時代遅れに

(反歌) 二棟ある都営住宅公園にプールもありて中野の区立
都営住宅の間に区立公園も、今は見られない。
二車線の新青梅なる街道は 車多くて大型車速度を出して 騒音とときどき起きる建物の揺れ

(反歌) 管理室窓は二つの方向にガラス組み合ひ音が入るか(終)

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