千七百二十三(歌) 営業職を考へる
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
四月二十二日(金)
ITmediaビジネスのホームページに
「営業配属だけはイヤだ」 新卒は、なぜ営業職にアレルギーを持つのか?

が載った。
新卒を中心とする若手社員にとって、営業職に対するイメージは明るいとは言い難く、「ノルマ」「飛び込み営業」「テレアポ」といったようなイメージは今も色濃く残っていることがSNS上での投稿や調査などから推測される。

会社は組織で動く以上、また配属は会社が決める以上、ノルマを下回っても堂々としなくてはいけない。「私は営業課長の指示で動いてゐます」「営業成績が悪いのは、適正判断を誤ったためではないですか」と云ってもよい。
「飛び込み営業」や「テレアポ」は古いし非効率だ。そんなやり方を押し付ける営業部長が悪い。

四月二十三日(土)
営業に回して退職に追ひやるのは、常とう手段だ(三年前に富士通で行はれた退職勧奨)。対処方法は、昨日も書いたやうにノルマに騙されないことだ。
営業は、本来高度な仕事だ。相手より優秀でなくてはいけないし、相手の性格に合った話し方や話の内容を工夫しなくてはいけない。本当は、その仕組みを構築するのが営業幹部の役割だ。
営業は会社の顔だ芸能人だ 営業は会社の声だ歌手声優だ 営業は会社代表ドラマ主役だ


四月二十四日(日)
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一方、こんな疑問も浮かぶ。「(中略)SNSで他人とコミュニケーションを取ることに慣れている可能性が高い。そう考えると、新規営業などに抵抗を感じない人もいるのではないか?」
営業のコンサルティング事業を手掛ける、営業サポート・コンサルティングの菊原智明氏は、この疑問に対して下記のように回答する。
「デジタルネイティブ世代の若者は、オンライン上でのテキストコミュニケーションや関係構築は得意だが、電話や対面でのやり取りは苦手な傾向がある。このような背景も営業職への不安を増加させている要因」と話す。
(中略)しかし、実際には飛び込み営業やテレアポなど”古いタイプの営業”が、今も多くの企業で主流だという。

飛び込みやテレアポなどの根底にノルマが潜み請け負ひ制に

数値しか見ないのは、請負制と変はらない。雇用なのに雇用ではないことを続けるのだから、改善すべきだ。(終)

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