千七百二(歌)(モリカケ桜疑獄二百十四の三) 安倍の赤っ恥
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
三月二十六日(土)
Flashのホームページに
安倍元首相がロシアの交渉停止発表でかいた赤っ恥…27回会談、3000億円投資したのに成果ゼロで振り出しへ

が載った。
3月21日、ロシア外務省は「現在の状況で日本と平和条約交渉を続けるつもりはない」と発表。(中略)「こうなると、赤っ恥をかいたのは安倍晋三元首相です。首相在任中にはプーチン大統領と27回もの会談を重ね、(中略)2016年には交渉のためにロシアへ3000億円の経済協力を提案したうえ、2018年には北方領土の4島返還から2島返還を求める方針へと妥協しました。そこまでして関係性を構築したにも関わらず、主な成果はゼロ。プーチン大統領に直接呼びかけもできないのが現状です」(政治ジャーナリスト)

これに対し
ネット上では失望の声があがっている。
《プーチンは北方領土返してくれるに違いない!ってプーチンにめちゃめちゃ譲歩しまくってた安倍晋三の愚かさが完全に浮き彫りになった形だな》
《安倍さんは、プーチンに対して何でなんにも働きかけをしないのですか  一番多く会談してるはずなのに無言なのですか》
《27回も会談して、地元に招いて馳走を振る舞い、3000億円も貢いだのに、いざって時、これ》

会談は二十七回 投資額三千億で 成果ゼロ 不満持つ人一億人だ


三月二十七日(日)
日刊ゲンダイのホームページにも
逃げまくる安倍元首相しれっと“ウクライナ派”に転向!赤っ恥「ロシア外交失敗」は語らず

が載った。
「蛮行は許さない」
メディアの取材から逃げまくっていた安倍元首相が24日、ようやくカメラの前で口を開いた。
何から逃げていたのかというと、赤っ恥アベ対ロ外交の“落とし前”だ。(中略)ロシアが21日、北方領土問題を含む日本との平和条約締結交渉を中断すると発表した。これを受け22日、在任中にプーチン大統領との“蜜月”で交渉を進めてきた安倍元首相に記者団が取材要請したが、「時間が取れない」として応じなかったという。
23日のウクライナのゼレンスキー大統領の国会演説の際も、安倍元首相は会場の後方にいて、終了後、メディア対応を避けるように早々と帰ってしまったようだ。
で、24日の安倍派の定例会合での冒頭の発言となったわけだが、驚いたことに安倍元首相は、「ゼレンスキー大統領とは2019年に来日した際に会談した」「その前の大統領とは5回会談した」などウクライナとの“親密度”をアピール。(中略)ちゃっかり転向するとはア然だ。

安倍のやることは、節操がない。モリカケ河桜藪黒核北方領土アベミクスが典型だが、今度は北方領土を放り出してウクライナとの親密度に飛び付いた。

三月二十八日(月)
一方で、ロシアとの平和条約交渉が事実上の白紙となったことには一言も触れずじまい。「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている」という今となっては恥辱のフレーズは黙殺したいらしい。
(中略)
「4島から2島返還に勝手に舵を切り、(中略)自分のレガシーにしようとして失敗した。自らの責任について何も語らないのはおかしい」(永田町関係者)

そればかりか
領土問題解決と平和条約締結に向けた「新しいアプローチ」として進めた8項目の経済協力も頓挫だが、ロシア絡みのエネルギー事業では(中略)ロシアが日本を含む「非友好国」向けの“奇策”を打ち出した。企業が天然ガスを購入する際に「ルーブル払い」を要求してきたのだ。
「中央銀行が外貨準備としてルーブルを持っていることはまれです。金融制裁の尻抜けにならないようにルーブルを調達するのも難しい。ロシアのLNG(液化天然ガス)の権益を手放したくない商社も日本政府にとっても悩ましい」(金融ジャーナリスト・森岡英樹氏)
安倍元首相の“負の遺産”がこの国に重くのしかかっている。

モリカケ河桜藪黒核アベミクス北方領土天然ガスに増えた。

三月二十九日(火)
デイリースポーツのホームページに
サンモニ「安倍外交って何だったと検証する必要がある」北方領土交渉「終了」に寺島氏

が載った。サンモニは、TBSのサンデーモーニングのことだ。前文では
日本総合研究所会長の寺島実郎氏が、「安倍外交って何だったの?と真剣に検証する必要がある」と問いかけた。

本文に入り
メドベージェフ前大統領がSNSで、交渉について「日本側と一致が見られないことは互いに分かっていた」「交渉は常に儀礼的」とし、改正憲法で領土の割譲禁止が盛り込まれていることから「北方領土問題は終了した」としている。

これに対し
司会の関口宏から「やっぱりそうかなという感じですが」と問いかけられた寺島氏は、「(中略、先ほど前文で紹介した内容など)これがロシアの本音」安倍晋三元首相がプーチン大統領と蜜月ぶりを強調しながら、現在の事態に陥っていることを疑問視した。


三月三十日(水)
Fridayのホームページにも
これぞ手のひら返し…安倍元首相の恥ずかしすぎるゼレンスキー対応

が載った。
日本はウクライナ国民と共にある」
こう投稿した安倍晋三元首相のツイートが炎上した。「ウラジーミル」との蜜月はどこにいったのか、媚プーチン外交の責任を、と、手厳しい批判が殺到したのだ。Yahoo検索の「感情割合」では、ポジティブ5%に対して、ネガティブ95%と惨憺たる反響であった。

好感度僅かに対し反感が九割五分で赤恥をかく


三月三十一日(木)
安倍晋三という人は、どこまでも自分本位の『俺様』なんです。2014年、ロシアがクリミア半島を併合という蛮行を行なっているさなかに、プーチン大統領と、地元・山口県長門市で3時間も会談をしていました。そんな過去に蓋をして、今回のツイートも『俺様』目線。まったく空気が読めていません」(政治記者)

そして
2014年の日露首脳会談は、安倍元首相の選挙区である山口県長門市で行われた。会場は、長門五名湯の1つ「大谷山荘」。(中略)安倍政権最大の功績となるはずだったロシア外交。だが、結局、条約も領土も進展ないまま交渉は決裂、「血税をドブに捨てる」結果となった。27回もの首脳会談は日本外交史の汚点となった。

それなのに
政治家としてその過去は恥、せめてひっそり「わきまえた」言動をするのかと思いきや、一転、ゼレンスキー大統領と仲良しなんです!と、2019年の握手写真を公開した。

これに対し
「もちろん、元首相にも言論の自由があります。まして現役政治家なのだから、国と国民を第一に考え、憂いを述べることはあってもいい。しかし、これまでの失政についてまずは非を認める。それから、ではないでしょうか。このままでは、恥ずかしすぎます」(自民党重鎮)

そればかりか自民党幹部の証言で
「ゼレンスキー大統領の演説は、当初、国会本会議場でやろうと準備していたが、最終的には安倍政権下で派閥を預かっていた細田衆院議長の判断で、議員会館の会議室に変更されたのではないかと見られています。設備の問題などがあったにせよ、本会議場と比べれば『格下げ』感は否めない。これには、安倍さんに近い衆院議員3人と参院議員1人による働きかけがあったのではないか…という話まで聞こえてきます」
(終)

(モリカケ桜疑獄二百十四の二)歌(二百四十二の二)へ (モリカケ桜疑獄二百十五の一)へ

メニューへ戻る 歌(二百四十二の二)へ 歌(二百四十三)へ