千六百八十七(歌)(モリカケ桜疑獄二百十三の四) 安倍の核共有発言
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
三月二日(水)
安倍が、核共有を議論すべきだと述べた。これに対し、デイリースボーツのホームページに
小沢一郎氏 安倍晋三氏に「どこまで国を壊せば気が済むのか」

が載った。ツイッターに
「この人物はどこまで国を壊せば気が済むのか」と投稿し、「ついに核武装の必要性にまで言及。憲法を壊し核を配備すれば平和になると信じるレベル。救いようがない。被爆国の元首相としての見識も問われる。この国は、際限なき軍拡で破滅寸前まで行った。愚かな政治を繰り返してはならない」と安倍氏の発言に疑問符を付けた。

あの男国をどこまで壊す気か小泉を継ぎ派をぶっ壊せ

「ぶっ壊せ」は下品な表現だが、小泉が「自民党をぶっ壊す」で大勝利した。

三月三日(木)
日刊現代のホームページに
安倍元首相は在任中「核共有 検討も研究もしていない」と答弁!ヒラ議員で発言一変の危うさ

が載った。
総理在任中は「検討も研究もしていない」「非核三原則を堅持」と答弁しながら、ヒラ議員になった途端、「議論しろ」「タブー視するな」と政府の尻を叩く。安倍氏の暴言に米国バイデン政権が呼応し、「ならば北朝鮮とロシアに対抗するために北海道や新潟に核兵器を配備する」などとなったら、安倍氏はどうするのか。〝盟友〟の「ウラジーミル」だって敵意むき出しにするだろう。
安倍氏のように立場によってクルクル発言内容を変える危うい政治家がいるからこそ、日本は非核三原則を堅持する必要があるのだ。

モリカケ河桜藪と、これらをごまかすため黒川定年問題。新たに核が加はった。
モリカケと河桜藪黒川に核が加はり全部で七つ


三月四日(金)
安倍が首相の時に「検討も研究もしていない」「非核三原則を堅持」と答弁したことで明らかなやうに、自民党選出の首相はこの路線を取ることが求められる。
他党出身ならいざ知らず、首相は核共有を検討や研究をしない。それなのに安倍が騒ぐのは異様だ。佐渡金山問題と同じで、国のことを考へず、関係者(佐渡だと地元、文科省、外務省。核共有だと外務省、防衛省)と意見調整をせず、存在感を示すためだけに騒ぎ立てる。
国益を損ねる行為である。モリカケ河桜藪黒と同じだ。

三月五日(土)
日刊ゲンダイのホームページに
安倍元首相「核共有」妄言また物議…派閥会合で共産・志位委員長に嚙みつく“内弁慶”ぶり

が載った。
あの男内弁慶で実態は自滅を選ぶ外義経だ

派閥会合は、安倍元首相にとって“晴れ舞台”のようだ。会長挨拶をメディアは必ず取材する。とがった発言をすれば、ニュースになる。
「細田前会長の冒頭挨拶は1分程度でしたが、安倍会長になって、毎回10分近く、とうとうとスピーチしています」(安倍派議員)

これはマスコミが悪い。取り上げる必要のない発言は無視すればよい。
政治評論家の野上忠興氏はこう言う。
「存在感や影響力が低下することに対する恐怖感とでもいうのか。プーチン大統領との関係性をあげつらわれることへの抵抗もあるのでしょう。拉致問題でも北方領土でも総理在任中になんらかの実績を上げていれば、悠然と構えていられるのですが、ただ長く総理でいただけで何もやってないのを本人も分かっているから、アピールに必死なのです」
自民党内も正直うんざりしているんじゃないのか。

良い実績は何もやってないが、悪い実績ならモリカケ河桜藪黒がある。

三月六日(日)
安倍の核共有発言は、実行不可能だ。まづアメリカが拒否をする。今までアメリカ大統領のみが持つ核ボタン(核兵器使用決定権)を、なぜ日本と共有しなくてはならないのか。
韓国との調整はどうするのか。中国、北朝鮮、ロシアの反発を防ぐ対策はできてゐるのか。このままだと、非核三原則の骨抜きだけで終はってしまふ。
実行が出来ないことを大声で叫ぶだけなら安倍でも云へる


三月七日(月)
スポーツ報知のホームページに
橋下徹氏、生放送で自民党・高市早苗氏へ「みんなで『ウクライナ頑張れ』って欺まんですよ」

が載った。橋下さんの発言は
国際社会は『ウクライナ頑張れ、ウクライナと共にある』って言っておきながら、実際にNATOは飛行禁止区域を設定しないわけです。(中略)できないんだったらプーチン大統領と話をする。『ちょっと待ってくれ、ウクライナだけを犠牲にするわけにはいかない。お前の言い分はなんなんだ』って聞くぐらいのことからスタートしないと

と語った。正論である。これに対し高市さんが
「(米国の)バイデン大統領も経済措置、武器供与も本気になってやっています。NATO以外の国も武器供与に乗り出しました」などと述べた。さらに日本も防衛装備品の供与を表明した事に触れ「日本にとって異例のことです」と話した。

これに対し橋下さんは
だけど、高市さん、国際秩序守るっていうのはいいんですよ。でも、それは『ウクライナの犠牲の下に守る』ってことをはっきり言わないと。それをみんなで『ウクライナ頑張れ』って欺まんですよ

これも橋下さんが正論である。
ウクライナ共にあるなど云ひながら犠牲者につき共にはしない 欺瞞そのもの


三月八日(火)
日刊ゲンダイのホームページに
安倍元首相この期に及んでマレーシア訪問 プーチン大統領との「会談27回」は不毛の証し

が載った。
「ロシアが敵視するNATOに日本はG7で唯一加盟しておらず、ウクライナ問題で仲介役が務まるように見えます。しかし、実際は米国べったりで他の加盟国以上にNATOに入っているようなもの。現実に仲介役は難しいでしょう。もし、安倍元首相がプーチン大統領と27回も会い、“信頼関係”を築いているのなら、プーチン大統領側から相談なり、働きかけがあるはずですが、今のところそのような動きはなく、『安倍氏が仲介役に浮上』との話も聞かない。結局、独自外交では何も得られなかったということです」(軍事ジャーナリスト・前田哲男氏)


三月九日(水)
フライデーのホームページに
ウクライナ侵攻で露呈「安倍政権の対露外交」の大き過ぎる罪

が載った。
プーチン大統領と安倍晋三元首相は、「ウラジーミル」「シンゾー」と呼び合う親密な仲であった。(中略)「ロシアがウクライナ国境に軍隊を集結させていた昨年末から、安倍元首相に対し、この緊張時に政治的役割を果たすべきという期待がありました。が、なにもできなかった。
やったことといえば、自身の派閥会合で、『岸田首相がプーチン大統領と会談することになる。日本の立場を説明し、この事態が平和裏に解決される努力をしなければならない』と、他人事のように注文するだけでした」(安倍周辺議員)


三月十日(木)
しかも
この安倍発言があった時点で、日露首脳電話会談はまだ「調整中」だった。つまり、公表前の「外交機密」を漏洩してしまった安倍元首相。顰蹙を買ったのはいうまでもない。自民党重鎮が、重い口を開いた。
「安倍元首相は、北方領土返還交渉にともなう平和条約の締結を目指していた。そのために、アベノミクスを駆使した経済協力で、せめて2島でも返還を成し遂げようという思いだったろう。
安倍は『東方経済フォーラム』に参加することになったが、その『成果』は北方4島での『イチゴ栽培』。安倍は、プーチンに踊らされただけなんです」

北方の島は帰らず踊らされ同じあほなら踊らにゃ損々


三月十一日(金)
記事は最後に
「アベノミクスというとんでもない経済政策で日本経済はぼろぼろになった。総裁選で推した高市早苗政調会長を安倍派に戻すことすら、派内の反発にあって容易ではない。高市が安倍派に復帰すれば、安倍派は割れる可能性もあります」(清和会関係者)

アベノミクスで日本経済はボロボロになった。ここは安倍追及の重要な切り口だ。
タカイチを戻せず安倍はイマイチだその実態はイマゴイマロク 黒は未遂だ
(終)

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