千六百十八(和語の歌) 資源有効利用(流しに黒く硬い微生物が繁殖、水を使はずプラ容器を洗ふ、ガス電子レンジオーブントースター、ソースを使ひ終った)
辛丑(2021)
九月十五日(水)流しに黒く硬い微生物が繁殖
台所の流しの排水口にある網状のかごに、黒いぬるぬるした微生物が大量に繁殖した。だから古紙で多くを取り除いた。一週間して見ると、また増えたので取り除いた。
その後、三度目に見ると、今度は黒く硬いものが増えたので取り除いたものの、網にかなり残った。その次は網の下の排水管にも増えた。その次は、排水が流れにくくなった。そのため排水管の汚物を溶かす薬品を買って使用した。
黒く硬いものが増えたのは、耐性菌が出てくるのと同じ原理ではないだらうか。ぬるぬるしたものを撤去するうちに、硬いものが残って増えた。
黒い微生物が増えた原因は、水切り三角コーナーを捨てるときに絞るためではないか。食器の洗浄が終り、寝る前に三角コーナーのごみを絞ってから捨てる。そのとき富栄養化の水が出る。
三角コーナーは、食器洗浄前に捨てることにした。朝、風呂の水を抜くときに、たらい一杯の水を流しに捨てるやうにした。一日に一回水が勢いよく流れる。続編
流し場の 汚れた水を 餌とする 黒く小さい 生き物は 水が自ら 浄(きよ)くする その働きの 一つにて しかし増えると 詰まりて困る


九月十八日(土)水を使はずプラ容器を洗ふ
食品のプラ容器は、水資源を無駄にしないため、軽くゆすいで出せるもののみを出すことになってゐる。だから、納豆の容器は出さないやう特に注意書きがある。
しかし納豆容器を可燃ごみに出すと、臭ひがすごい。我が家では、水を使はず洗ふ方法を開発した。洗った食器は洗ひ桶に入れてゆすぐ。後の食器の節水になるし、溜まった水でプラ容器を洗ふ。これで納豆容器は無臭になり、プラ容器として出せる。

九月十九日(日)(閲覧注意、技術説明が複雑)ガス、電子レンジ、オーブントースター
チキンハンバーグを温めるときに、熱湯または電子レンジと説明書きがある。この場合、電気は家庭に来るまでに、エネルギーが半分失はれる。熱湯は水を温める分が無駄になる。だから暖房の季節は、熱湯を使ふ。それ以外の季節は、水の量を少なくして沸騰させ、ハンバーグを取り出したあとはやかんをお湯に浸して、エネルギーを回収する。
唐揚げやナゲットは、オーブントースターか電子レンジで温める。お薦めはオーブントースターと書いてある。この場合は、どちらも電気だから半分は失はれる。残りの半分のうち、オーブントースターのほうが空気や器具が熱くなる分、無駄が多い。とは云へ、電子レンジのマグネトロンは寿命が、電子レンジのニクロム線より短い。だからお薦めに従ふ。(インターネットで調べると、電子レンジ自体の寿命よりマグネトロンの寿命は長いらしい)
オーブントースターについて一言付け加へると、かつてトースターはパンを上から入れ、焼けると上に飛び出した。しかしオーブントースターが発売されると、トースターだし、オーブンとしても使へるので、今では飛び出し式のトースターはほとんど見なくなった。

九月二十二日(水)ソースを使ひ終った
ソースは、今年三月が期限だ。そこで半月ほど前から、ソースを使ひ始めた。昼食は私だけなので、野菜を茹でて普通は醤油を入れてお吸ひ物にする(味噌汁は塩分減量のため一日一回)。しかし野菜を取り出しソースを掛けて食べた。なかなかいい味だ。汁はそのまま飲んだ。野菜の成分が出たかも知れない。味を付けずお湯だと思へば、減塩になる。そして本日、使ひ終へた。
家にある 月日を過ぎた 味付けは 捨てず流さず 使ひを終へた
(終)

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