百五十五、菅直人は大嘘つきだから政界から永久追放しよう

平成二十三年
二月九日(水)「大嘘つき」
管直人とその取り巻きたちの話題は低俗なので取り上げたくはない。しかし国民を騙し続けるので我慢がならない。だから百五十二、百五十四、百五十五と菅の話題が続いてしまつた。
まず国債発行残高が理由で消費税増税を言ひ出したはずである。しかも大手三流新聞社が同じ時期にここぞとばかり国債残高を書きまくつた。
ところが菅は次に社会保障が目的だと言ひ出した。これも少子化対策を含めると言ふ大臣がゐて嘘がばれた。

問題点はなぜ消費税だけを上げるのか。それでは直間比率が変わる。国債発行残高が心配なら全体を上げるべきだ。社会保障も政府の責任だから一般会計を上げるべきだ。一番いいのは生活に影響が少ないように直接税、特に法人税を上げることだ。あるいは直間比率を今のままで全体を上げるといふのなら議論の余地はある。なぜ大手偏向拝米新聞は菅の奸計の裏に潜む直間比率の変更を書かないのか。

二月十日(木)「聞いて呆れる奇兵隊内閣」
菅は昨年奇兵隊内閣だと言つた。支持率が下がつた後なので国民は無視したが、それでももしかすると心を入れ替へて既得権勢力の解体を進めるかもしれないと言ふ期待はあつた。
ところが今年に入り、革命家でなく実務家だと言つた。無責任な男だ。発言に誠実さがない。奇兵隊内閣と実務家では正反対ではないか。このような大嘘つきは政界から追放したほうがよい。

二月十一日(金)「ニセ副総理」
菅直人はまず副総理として鳩山内閣に入閣した。副総理は正式の職名ではないが首相臨時代理の第一位で新聞は副総理と書いたし本人もそのつもりでゐた。だから鳩山氏が退陣したときは首相に選ばれた。
副首相の役割は首相を補佐することであり、つまり同じ路線でなくてはいけない。副総理の時は猫をかぶつてゐて、首相になるや鳩山氏とは逆のことを始めた。副総理のときは大嘘をついたことになる。

二月十五日(火)「副総理や副代表のもう一つの役割」
路線の均衡を考へて他派閥から副総理や副代表を起用することもある。自民党や旧社会党でよくあつた。しかし菅直人は路線対立ではない。鳩山内閣のときに副首相の菅に何か路線対立があつたか。それでゐて首相になるや言ふことが正反対になるのだから呆れる。
煙ではあるまいし上に行けばいいといふものではない。カモシカではあるまいし高いところに登ればいいといふものではない。

二月十六日(水)「菅直人最大の嘘」
菅直人の最大の嘘は、直間比率の変更を国家財政問題にすり替え、次に社会保障問題にすり替えたことだ。しかも大手偏向新聞と連動した。
といふことは菅直人が考えたのではない。背後で筋書きを書いた者がゐるはずだ。その者を引きずり出そうではないか。そしてそんな人間の言ひなりになつてしまつた菅直人の過ちを今後の日本の政権のために明らかにしようではないか。
そんなに直間比率を変えたいなら、自分の名前を菅間人と変へたらよい。(完)


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