千五百三十四(和歌)1.家電量販店の歌、聴き比べ、2.富士通グループ初のBtoC専門家が上新電機から来た話
辛丑(2021)
三月五日(金)ヨドバシカメラ
本日はヨドバシカメラさいたま新都心店に行ったので、帰宅後にインターネットで家電量販店の歌を聴き比べた。まづヨドバシカメラの秋葉原横浜、初期版、梅田京都博多札幌新宿西口本店を聴いた。
新宿西口本店の「良いパパ良いママ良い家族」の後が別の話題に移るのに対し、秋葉原などの「みんなが集まる秋葉原」、さいたま新都心などの「みんなの楽しい店がある」、博多などの「みんなの喜ぶ店がある」と進化するのも興味深い。
動画にて ヨドバシカメラの
歌聴けば 懐かしいほか
各支店 歌詞が僅かに
違ふため 聴き比べして 興味は尽きず

(反歌) 店により 歌手伴奏も 異なりて 嬉し懐かし 楽しく聴ける
(反歌) 店により 異なる歌手と 伴奏は 各時代での 特徴残す
新宿西口本店は英語版が後半に入る。二行目は
Judging?
(投稿ではCutting) through the middle is the orange Chuo line
なので、前に考へた「中をオレンジ中央線」と偶然同じになった。

三月六日(土)ビックカメラ
ヨドバシカメラのライバルはビックカメラだ。さう考へる人は多い。新宿駅西口がその典型だが、両社とも都市の駅前に進出することを戦略とする。私が会社の電子製品(マウス、LANケーブルなど)の購入を担当したときは、両店を比べて購入した。
ビックカメラは歌詞が「東が西武で西東武」で安直な作りと思ったが、「ビーク ビックビック ビックカメラ」の部分で、何十年も前に観たことを思ひ出した。その当時に若返り再度観ると「不思議な不思議な池袋」に始まる歌詞も悪くはない。
知れ渡って五十年だから、今の歌詞は残して二番三番を期待したい。
池袋 ビックカメラは
此処を詠む 高くそびえる
サンシャイン 当時は都内で
指折りの 目立つ高層 ビルにして
懐かし当時の 世相を読める


三月七日(日)上新電機
私が富士通マイコンシステムズへ三十七年前に中途入社したときに、取締役は一人を除き富士通の半導体事業本部(本部長、マイコン事業部長、同代理を兼任のまま富士通から出向し常務取締役、半導体統括営業部長)の兼任だった。その例外の一人とは、上新電機から富士通マイコンシステムズに転職した方で、半導体事業本部長が上新電機社長に一人もらへないかと相談したのだった。この当時、富士通はBtoBだけだったから、富士通グループのBtoC専門家第一号と云へる。
だから上新電機は、三番目に親しみがある。上新電機の歌は、単独の歌として発表してもおかしくない上質のものだ。
インターネットで調べると原曲は情熱をなくさないで。歌詞を変へたものだ。さうだらう、これだけの曲を一般に売り出さない訳がないし、ヒットしない訳がない。
私は今までJ-POPは聴かなかったが、上新電機の歌からWinds平阪のファンになった。Youtubeで「高評価」ボタンで一票入れるとともに、Winds平阪のチャンネル登録をした。
名作だ 上新電機の
歌聴くと 旋律優れ
テンポよく 歌唱も合って
だが歌詞は 原曲よりも やや衰へる
 (劣ってはゐない)
(反歌) J-POP 曲が優れて 歌唱よし ヒットのための 登龍の門だ

三月七日(日)その二ノジマ
その逆に、歌詞だけが優れるのはノジマの歌「一番星」だ。旋律と歌唱が悪い。前唱部の「何度でも何度でも」が悪く、本体部に入ると旋律が美しくなり歌唱も悪くない。ところが後半部で平凡になり、そのあとまた「何度でも何度でも」に入る。
せっかく歌詞が優れるのだから、改良できないだらうか。尤も私がさう感じるのは、今までJ-POPを聴かなかったのに、上新電機の歌をきっかけに聴くやうになった。つまり、歌謡曲に近いJ-POPなら合ふが、遠いと合はないのかも知れない。
ポップスは 家電店の
音楽を 聴き比べるを
機会とし だから好みに 偏りがある

三月十日追記、オーディオマネージャで、環境を「なし」から「一般」や「コンサートホール」、イコライザを「なし」から「低音」や「声」にすれば、歌唱が悪いと感じなくなることが判った。

三月七日(日)その三サトームセン、まとめ
サトームセンの曲を聴くと「懐かしい」が率直な感想だ。勤務先が横浜の鶴見にあったとき、入社七年目(1999年)に開業した。電子機器を購入するのに便利だし、書籍もたくさん陳列しちょっとしたパソコン関連書店でもあった。勤務先が2003年に新中野に移転し、しかし家は鶴見区なのでときどき買ひに行ったが、2007年ヤマダ電機に転換し売り場が大きく縮小された。
サトームセン鶴見店が開業したときは、店員にやる気があり、伸びる会社はここが違ふと思っただけに、経営不振でヤマダ電機に吸収されたときは驚いた。浦和の実家近くにもサトームセンがあり帰省時に利用したが、2005年に閉鎖された。
サトームセンの曲を聴くと、店内で何回も聴いたため懐かしくはあるが、旋律のないシャッシャカシャッカだとかタッタカタと云ふ音だったり、不思議な音楽だ。不快感はない。
歌詞は「素敵なサムシング カモン」と英語を使ひすぎる。サトームセン以外でも、ケーズデンキの「ゆめゆめハッピー」「プライスハッピー」、コジマの「コジマ It's a happy 安い World」、ソフマップの「Hello Sofmap World 」など英語を使ひ過ぎる。ヨドバシカメラとビックカメラの歌の、優れたところは英語を使はないことだ。上新電機は曲とテンポが合ふため「Good day Joshin」が目立たないし、原曲は英語がないから、合格だ。
量販の 家電店の
音楽を 聴き比べして
感じるは 英語抜きでも 印象残せ

(反歌) 外来語 周囲と調和 しないため 不協和音で 印象残す(終)

いとうまい子と富士通

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