千四百七十八 (和歌)国道16号と、川口草加国府台の経路を仮想旅行
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
十月十四日(水)
国道の 16号を
画面にて 仮想旅行を
してみれば ラーメン店が
激増し その一方で
ファミレスは 少なくなったが
元々も 街中にだけ 偏在したか
(反歌)ファミレスは 店名変はり 記憶のみ プラザ合意の 前にて固定
先日国道16号を東関道の千葉北まで走ったので、16号が懐かしくなった。そこで岩槻の加倉から千葉北まで、インターネット上で仮想旅行をした。思へば会社の車を運転してあちこち行ったのは1984年が最後だから、プラザ合意の前だ。

十月十五日(木)
大型の 一部のトラック
黒煙を 吐いて走る
光景が 昔は見られた 今は無くなる
(反歌)燃料費 経費に占める 割合が プラザ合意で 大きく変はる
今では想像もつかないが、当時は黒煙を吐きながら走るトラックがときどきゐた。取締りが厳しくなったのだらうと思ってきたが、燃料費の比率が下がったためだった。
街中の 道路も走り
調査する 県道さいたま
草加線 独立系の
食堂が 目立ちそれより
多いのが 一般の店と 企業住宅
(反歌)大規模な 道の周りは 街中と 異なる場所だ 特殊な場所だ
16号は四車線だから、普通の街中ではない。16号沿線の店から、世相を判断してはいけない。

十月十六日(金)
浦和から 国府台への
道順を 記憶でたどる
県南の 産業道路を
南下して 川口市内で
左折して 中規模川と
平行に 少し走って
橋で越え さいたま草加線に入る
(反歌)埼玉は 産業道路が 上尾から 川口までの 県道を指す
産業道路と云ふと、普通は大田区から川崎に行く道を連想する。しかし埼玉では、川口から上尾への道を指す。さいたま草加線は、浦和近辺に道幅の狭い区間や一方通行があるため、産業道路を川口まで南下し、別の道路を東進して入った。
地図で見ると、さいたま草加線で4号を交差しそのまま進むと、八柱霊園の脇を通り西船橋に至る。これではない。千葉県へは16号か国府台のみだ。
江戸川を渡ったら右折し流山街道を南下すると国府台に至る。これで決定だと思ったが、4号を南下し松戸草加線のほうが距離が短い。これが正解だ。
草加から 4号南下し
谷塚にて 左折し草加
松戸線 これがかつての 伝承の道
(反歌)道順を 引き継いだ後 何回も 慣れ走るうち 新たな道を
今はカーナビがあるが、三十六年前は道順が社内の伝承だった。あのお客さんのところに行くには、この道を走る、と引き継いだ。慣れてくると、混まない道を探した。(終)

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