千四百三十八 自宅と職場近隣の話題(軽い痛風発作、国際興業、家でテレビ鑑賞)
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
五月二十五日(月)
高尿酸血症は薬を飲み続ければ、痛風発作は起こらない。昨年の血液検査で尿酸値が上限より1.0下がった。これだけ下がれば薬を中止してもいいだらうと、勝手に判断して通院を中止した。
新型コロナウィルスによる在宅勤務は、ストレスが溜まるのだらうか。十年ぶりくらいで、軽い痛風発作を起こした。自転車で二日連続の小旅行をしたが、それは関係ない。その前から少し右足の指に変な感じがした。
夜中に急変し、軽い痛風の症状が出た。しかし昼休みに、自転車で駅前の銀行に行く余裕があった、

五月二十六日(火)
在宅勤務は昨日で終了し、本日から出社が始まった。駅までバスで行かうとインターネットを調べたら、平日の時刻表は、緊急事態宣言発令時に土曜と同じに変更したので、暫くお待ちください、とある。国際興業は、第二の松本電鉄になりたいらしいな、と嫌味の一つも云ひたくなる。第二の松本電鉄とは、私的整理ガイドラインによる減資、取締役全員退陣のことだ。
やむを得ず、歩いて駅まで行った。通常は13分だが25分掛かった。それでもこの日は余裕があり、昼休みに私用外出でミャンマーレストランに行かうか、それとも明日に延期するかと思ったくらいだった。

五月二十七日(水)
朝インターネットでバスの時刻を調べると、まだ昨日のままだ。国際興業は、公共交通として失格ではないのか。だいたい社名が不似合ひだ。池袋駅前発アンカレッジ行きのバスだとか、浦和駅前発北京行きのバスがあるのなら、国際興業は最適な社名だ。東京北部と埼玉南部のどこが国際なのか。
唯一の救ひは、岩手県に行くと国際興業と同じ塗装のバスがある。武蔵国と陸奥国だから国際だ。そればかりか今回、松本電鉄瀧澤知足と国際興業小佐野賢治は親戚だと判った。瀧澤知足の娘が小佐野賢治の弟の奥さんだ。
駅まで歩くのは大変なので、本日は会社を休んだ。在宅勤務なら、何の問題もなく仕事ができる。今まで在宅勤務のため、運動不足やそれを補ふためランニングやサイクリングをして、それが原因とは云へないが痛風発作が起きた。それなのに在宅勤務が終了した。何となく、二階に上がって梯子が無くなった感じだ。

五月二十八日(木)
昨日午後から症状が悪化し、夜中に何回も目が醒めた。だから今朝は寝不足だ。本日も会社を休むことにした。午後になり、悪化する前まで戻った。

五月二十九日(金)
本日から往路もバスに乗るやうになった。もう一つ特筆すべきは、新宿駅西口から初めて西武百貨店前(池袋駅東口)行きの西武バスに乗った。前回は都バスの王子駅前行きだった。平日と土曜は九往復、日曜は六往復。2008年に半分以下まで減便した。しかも、他の西武バスと接続せず、飛び地路線だ。降りたあと、都バスより10円高いことに気付いたが、乗る価値はある。

五月三十日(土)
昨日は帰宅後に、症状が急に悪くなった。足に体重を掛けるだけで痛い。夕食を食べず、そのまま就寝した。本日は土曜なので、一日中椅子に座ったままインターネットで船越英一郎主演「十津川警部の事件簿 危険な賞品」、地上波でNHK「麒麟がくる」、インターネットで「ノーサイドゲーム」第九話、最終話を観た。
船越の十津川警部は初めて見たが、当たり役だ。高橋英樹の後継者に最適だ。「ノーサイドゲーム」は見たとき、一つ疑問があった。試合中GMの隣に座るのは、話の流れから監督だが、なぜ監督が客席にゐるのか。調べてみるとラグビーはさう云ふルールだと知った。

五月三十一日(日)
地上波で「旅行作家・茶屋次郎 日光鬼怒川殺人事件」を観た。最近は刑事ものが多いのに、旅行作家が主人公と云ふのは珍しい。昔の推理小説は、普通の会社員が主人公だったりしたので、懐かしく観ることができた。
足が痛く、外に出られないので、テレビを観る時間が多くなった。インターネットで、昨日の「ノーサイドゲーム」第九話と最終話をそれぞれ一部づつ見た。GMの隣に座る監督が、どう云ふ言動をするのかと、経営戦略室長が常務取締役を失脚させる場面、常務になった経営戦略室長が今度は失脚する場面だ。
味方と敵役に分けることはドラマの一つの方法だが、敵味方が露骨過ぎる。もし経営戦略室長が誠実な人で、しかしラグビー部廃止に動いたらどうなるか。

六月五日(金)
今週は五日間休暇を取った。月曜、火曜、水曜と、明日は出勤出来るかと期待しながら休んだ。しかしよくならず木曜と本日は、まとめて休暇届を出した。
明日からの土曜、日曜で治るか心配だ。(終)

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