千四百十八(モリカケ疑獄百九十二の七) 1.安倍応援団の神社幹部が不倫か、2.日本でこれまで新型コロナウィルスが大流行しなかった理由
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)

第一部 安倍応援団の神社幹部が不倫か
三月二十日(金)
Diamondオンラインに
安倍応援団の神社幹部が不倫か、神社界揺るがす裁判に影響も

と云ふ記者宮原啓彰さんの記事が載った。前文は
約8万社の神社を傘下に置く宗教法人、神社本庁。その不動産売買を巡り、上層部と業者の癒着疑惑を内部告発した元幹部職員2人への懲戒処分の是非を問う裁判が目下、大詰めを迎えている。そんな中、癒着を疑われた神社本庁の裁判担当の実務責任者として裁判所に陳述書を出した、神社本庁大幹部とその部下の不倫疑惑が浮上。現場写真と共に独自記事を掲載する。


三月二十一日(土)
記事の本文は
神社本庁の不動産売買の裏に上層部の背任行為があると真相解明を求めた結果、逆に懲戒処分が下った元幹部職員2人が17年、処分の無効確認を求めて東京地裁に起こした裁判(括弧内略)。(中略)これまでに、疑惑について批判を浴びた神社本庁の実質的トップ、田中恆清総長が辞任を発表するも撤回し、上皇さまの義理の甥で神社本庁の象徴存在である鷹司尚武統理と激しく対立するなど、神社界の根幹を揺るがす混乱が続いているのだ(括弧内略)。

戦前の神道は祭祀であり、宗教ではなかった。こんなことになった理由は明治維新での長州の狂人どもだ。江戸時代の寺請け制度で、日本の仏道には堕落がひどかったのかも知れない。だから国学が起こり、神道思想が広まった。ここまでは吉田松陰や高杉晋作の流れで問題はない。
明治維新の時に、一流の志士は既に亡くなり、二流は淘汰され、三流四流の政治屋どもが、神仏分離、廃仏毀釈を行なった。神職の堕落はこのときから始まったと見ることができるし、国家の監督を離れた戦後まで延期されたと見ることもできる。どちらにせよ長州が悪い。

三月二十二日(日)
証人尋問から1週間前の2月13日、夜の新宿・歌舞伎町――。すらりとした“美女”と共に約2時間の休憩を終え、ラブホテルから出てきた中年男性の姿があった(写真略)。
この男性の名前は、前出の神社本庁の大幹部、秘書部長兼渉外部長の
氏名略(57歳)だ。(中略)肩書は、それだけにとどまらない。
安倍政権を強固に支え、「美しい日本の再建」を目指し改憲を訴える政治団体、「日本会議」で常任理事という要職にあり、同団体の政治政策を決める政策委員を務める。
また、日本会議の関係政治団体、「神道政治連盟(神政連。その理念に賛同する国会議員連盟の会長は安倍首相)」でも、実務トップである事務局長という役職にある。

これは重大だ。首相補佐官と今回で、不倫に甘い安倍の体質が現れた。連立与党の公明党は、神社本庁の不倫騒ぎを見逃してはいけない。
一方、女性A氏(52歳)は、
氏名略氏直属の部下である秘書課長だ。
2人が単なる恋人同士ならば、第三者が口をはさむ話ではない。だが
氏名略氏は妻帯者だ。(中略)長野県の神社に婿入りして宮司に。現在は都内に単身赴任中である。
一昨年辺りから、氏名は省略するやうになった。氏名を載せることで、ホームページを汚したくない。

三月二十三日(月)
女性A氏は独身で國學院大學を卒業後、神社本庁に入庁。以来30年にわたり秘書部畑を歩き続け、神職資格を有する全職員の中でただ一人、異動を経験したことがない(中略)「女性A氏はかねて、その容姿から『神社界のマドンナ』と呼ばれ、歴代幹部の覚えもめでたかった」と、別の神社本庁関係者は明かす。(中略)2人の“密会”は少なくとも昨年から複数回に及ぶ。

神社本庁に自浄作用はあるか。安倍は神道政治連盟との関係をどほするのか。

第二部 日本でこれまで新型コロナウィルスが大流行しなかった理由
三月二十六日(木)
アメリカやフランスでは、外出禁止になるなど大変な騒ぎだ。それなのに日本は死亡者数が少なく、つまり感染者数が少ない。安倍とその取り巻きどもが、我田引水で自分たちの功績にするといけないので、ここで理由を考察することにした。
日本で死亡者数が少ないのは、まづ家屋の換気が原因だ。木造の家はアルミサッシを使ったとしても、完全な密閉ではない。天井からかなりの通気がある。年配者は木造に住む比率が高い。
二番目に日本語は母音優勢だから、気管の気圧が高くはない。唾の飛ぶ量が少ない。
三番目に、お茶かお米か魚か、何かの食習慣に新型コロナウィルスが重症化しない理由があるのだらう。中国や韓国の大流行が短期に収まったことから、日中韓で共通かも知れない。

三月二十八日(土)
日本で感染者が少ない理由を、西洋のマスコミも取り上げるやうになった。そのなかで注目すべきは、西洋の若者みたいに自分勝手ではないからだと云ふものがあった。
なるほど日本では、云はれたことは守る。しかし先週の連休に上野、浅草を訪問して、人々に警戒感がまったくないので心配になった。その結果がここ三日間の東京での感染者急増に現れたと見るべきだらう。再び警戒すれば、人数は下がると見た。
しかし悪いのは安倍だ。安倍は二週間が勝負だと言った。それが終はると更に二週間だと言った。それも既に過ぎた。人間はいつまでも緊張を保てない。最初に一斉休校の切り札を切り、それを空振りさせた安倍が悪い。

三月三十一日(火)
欧米に新型コロナウィルスが広まる理由として、肥満が多いことを挙げる記事を読んだ。これはあり得る。しかも所得の低い人はジャンクフードばかりを食べるから、肥満になりやすいさうだ。記事は、貧富の差がアメリカとイタリアで感染が爆発的に増えた理由と結論付けた。
日本で感染が爆発的でない理由は、安倍の一斉休校とは無関係だ。逆に一斉休校が、海外旅行を誘発し感染した事例が少なくとも2件ある。他にもないかよく調べたほうがいい。(終)

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