千四百十八(モリカケ疑獄百九十二) マスコミが伝へる安倍批判
庚子(仏歴2563/64年、西暦2020、ヒジュラ歴1441/42年)
二月十日(月)
AERAの2月10日号に
「首相はもう、詰んでいる」 立憲民主・福山幹事長が突く「秘孔」は桜を見る会の前夜祭だ!

と云ふ、編集部中原一歩さんの記事が載った。福山哲郎・立憲民主党幹事長へのインタビューだ。AERAdotによると
「桜を見る会」の問題への野党の追及は、通常国会でも続いています。安倍首相の答弁をどう見ていますか。

実は昨年も、私は同じ言葉を使って安倍首相をただしました。その言葉は「否認」です。ここで言う否認とは「不快な事実に直面した際に、圧倒的な証拠があるにもかかわらず、それが真実だと認めず拒否すること」だと考えています。桜を見る会の疑惑に対する安倍首相の姿勢は否認そのもの。そして、この否認の姿勢は森友・加計疑惑の頃から悪い意味で一貫しています。通常国会が開く前、私は多くのメディアの方から「桜を見る会は追及されるのですか?」と質問を受けました。しかし、実際には追及も何も、ほぼこの問題は「詰んでいる」と私は考えています。


二月十一日(火)
世論調査でも、およそ7割の国民が安倍首相の説明に納得していないと回答しています。
安倍首相が桜を見る会を私物化して、後援会の関係者や選挙区の有権者を呼んで、飲食を振る舞ったのではないか。多くの国民がそう思っているし、私たちも濃厚な疑いを抱いています。この疑惑に対する挙証責任は安倍首相本人にあります。首相が潔白を証明したいのであれば、証明してくれればいい。ただ、これまでの答弁は証明になっていないというだけです。
私たちは桜を見る会の本丸は、その前日に行われた「前夜祭」だと思っています。安倍首相の説明では、5千円の領収書をホテル側から参加者に渡したそうですが、いまだに、どこを探しても、その領収書は現認されていません。


二月十二日(水)
与党やその支持者からは、国会で桜を見る会などのつまらない問題ばかりやるなという声もあります。
私たちも桜を見る会をことさらにやりたいわけではありません。しかし、議院内閣制の日本において、与党と内閣が一体化しているからこそ、国会の行政監視機能として野党の果たす役割は重要です。野党が全容解明に全力を尽くさなければ、安倍政権下で破壊された日本の議会制民主主義や文書管理、国会の行政監視機能を取り戻すことはできません。
(中略)政治のトップ、そして、官僚が平気で嘘の答弁をしたり、自分たちに都合よく文書を改竄したりすれば国民は何を信じていいのか分からなくなります。ですから、この現状に対して有権者はもっと怒ってもいいのではないでしょうか。

そのとほりだ。

二月十三日(木)
次の記事は、日刊スポーツの
小沢一郎氏「平気で嘘つく安倍さんの罪、万死に値」

だ。
「(安倍首相は)平気でうそをつく。子どもの悪ガキと同じで、悪いことをしているのに思わないのがいちばんの問題だ」と指摘。「『総理がうそをついているので、ぼくもついていいだろう』という空気を生んだことが、安倍総理の最大の罪悪だ。精神的なゆがみ、崩壊は、そう簡単には直らない」と述べた。
その上で「日本、日本民族に大きな弊害を与えた安倍さんの罪は、万死に値すると思う」と述べた。

そのとほりだ。

二月十四日(金)
「経済格差(を生んだこと)もひどいが、日本人が長年美徳としている正直さやまじめさ、一生懸命というたぐいの倫理観が、まったく喪失している」とも評した。
安倍みたいなのが首相だと、国民は正直屋まじめにやろうと云ふ気がしなくなる。はやく辞めさせることが必要だ。
「今、解散する理由はないが、総理大臣の経験者に聞くと、衆院解散は総理にとって快感らしい。全員のクビを切ることに引っ張られる、という傾向があるらしい」と言及。「安倍某という総理は、感情のおもむくがままにいく傾向がある。4月以降の解散は否定できない」との見通しを示した。

安倍某をはやく辞めさせよう。悪ガキと同じだから、安倍坊でもよい。(終)

(兼、モリカケ疑獄百九十一の六)次、(モリカケ疑獄百九十二の二)

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