千三百六十九(モリカケ疑獄百八十七の四) 安倍の自衛隊訓示とA級戦犯岸信介を批判
己亥、基督歴2019+3α年、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
十月五日(土)
安倍が自衛隊幹部に訓示をした。これが低級なので批判したい。まづ判り切ったことを云ってはいけない。二番目に大袈裟な表現を用ゐたり無理を強制してはいけない。
自衛隊が創設され、今年で65年となります。これまで自衛隊は、様々な困難の中でも国民のための自衛隊たらんと歯を食いしばり、懸命な努力を地道に続けてきた。そして、陸で、海で、空で、平和な日本を守り抜いています。

一番目について、今年で65年は、安倍に云はれなくても判る。二番目について「懸命な努力を地道に」だけならよかった。「歯を食いしばり」を付けることで、大袈裟な表現を用ゐた上に、無理を強制することになった。
今までの常識は通用しません。

も大袈裟な表現、無理を強制だ。今までの常識は今でも通用する。そして通用しなくなった部分を修正すべきだ。今までの常識が通用しないのなら、戦前の226事件を起こすしかない。

十月六日(日)
一番悪質なのは、次の発言だ。
かつて、嘉納治五郎は、こう語っていました。伝統とは、形を継承することではなく、「精神を継承することを言う」。

嘉納治五郎は立派な人だから、「精神を継承する」と発言しても問題はない。しかし立派ではない人に発言させると、大変なことになる。まったく違ふことをやっても「精神を継承した」と云へばよいからだ。
安倍がこんなことを云ひ出した背景には、明治維新があると睨んだ。日本人が長年かけて築いた神仏融合を破壊してしまった。
京都でアニメ制作会社が放火され多数の死者が出たのは、神仏融合を破壊したためと云ってもよい。宗教別に分けられた世界地図を観よう。日本は、仏道と神道の両方の色になってゐる。長州はこれで仏道を消滅できるとみたが、国民は長州より賢く、神社とお寺を使ひ分けて現在に至った。
とは云へ、お寺と、お寺の管理下にある神社の両方に参詣することは、お寺に参詣するのと同じだから、お寺と強い信頼関係が生じる。明治維新後は、お寺が単なる葬式と年忌の場になってしまった。だから犯罪が起きると、私はいつも、神仏融合を破壊しなければ犯罪は今の1/3に減ってゐたに違ひないと確信する。
ここで犯罪の起きる確率は、社会規範(宗教を含む)と、経済状況と、捕まる確率の、三つによる。江戸時代は経済状況が悪く、捕まる確率も今よりはるかに低いから、それを考へれば今のほうが悪い。
さて、長州による廃仏毀釈を、安倍はどう精神の継承と結びつけるのか、楽しみだ。

十月七日(月)
訓示は最後に
私と日本国民は、常に諸官を始め、全国25万人の自衛隊と共にあります。(中略)
自衛隊最高指揮官
内閣総理大臣 安倍 晋三

問題のある部分を赤色で示した。まづ「私と日本国民」とは何たる言ひ草か。普段から国民を見下すから、いざと云ふときにかう云ふ表現が出る。「私を含む日本国民」と云はなくてはいけなかった。在日の外国籍の人たちも税金を払ってゐるのだから「私を含む日本国民と、国内に住み日本の為に貢献する外国籍の人々」と云へば、懐の深さを示すことができた。
内閣総理大臣は自衛隊最高指揮官だ。そんなことは判ってゐる。だからここは「内閣総理大臣」だけでよい。「お友だち優遇依怙贔屓最高指揮官/内閣総理大臣 安倍 晋三」だと爆笑ものだ。

十月九日(水)
岸信介をA級戦犯と呼ぶと、起訴されなかったではないかと反論する人もゐることでせう。もし無罪なのだったら、起訴されないことが確定した時点で、釈放されなければいけない。しかし岸は、東條英機ら七名が処刑された日まで釈放されなかった。
つまり米軍はいづれ軍政を終了させるから、あとは日本側で責任を追及してくれと云ふ訳だ。今さら過去を蒸し返す必要もなかったが、安倍のせいで岸は永久戦犯になった(祖父の遺産を食ひつぶす三代目へ)。

十月十日(木)
戦前は、満州に関係のある東条英機や岸信介など五人をまとめて、2キ3スケと呼ばれた。眞子さまと小室圭さんの結婚問題で、小室さんは実家との関係を断つため、首相経験者の養子になればいいと、昨年主張した。その場合、A級戦犯の東條、岸、モリカケ疑惑の安倍はまずいだらう。1キ1スケ1ゾーである。

十月十一日(金)
戦前の軍部が統帥権にこだはったのは、議員が大臣になり外国のスパイだったり機密が漏れることを恐れてのことだった。しかし平時の話だ。
戦争中は、東條が参謀総長も兼任したから、閣僚は政府軍部一体組織の一員だ。だから岸には敗戦責任がある。そもそも岸は『米國及英國ニ對スル宣戰ノ詔書』に署名したから、開戦責任がある。
開戦責任は、英米に逆らった罪と、敗戦した戦争を開戦させた罪に分けられる。前者は東京裁判が行った。後者は未解決だ。つまり岸は二重に敗戦責任がある。政府軍部一体組織の閣僚としての責任と、開戦による敗戦責任だ。

十月十二日(土)
岸、安倍による政治屋一族は、安倍の代で終了させよう。岸家の養子となった安倍の弟は落選させよう。小泉の父親の代に、癌細胞みたいに増大した派閥は、元の規模に戻し、諸党連合体としての自民党に戻さう。
そこまでやらないと、お友だち優遇依怙贔屓は解消しない。(終)

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