千三百六十九(兼、モリカケ疑獄百八十七) 三人の医師が親身なのに行かなくなった医院の話(近くの動物病院との相違)
己亥、西暦2019、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
九月二十三日(月)
二週間ほど前に、鼻から喉にかけて炎症を起こした。いはゆる鼻かぜである。意外と症状が重い。もう一つ別の症状が数ヶ月前からあり、耳管の働きが悪く、電車を降りたときに鼓膜が気圧差を感じた状態になる。最初は、電車の冷房が強すぎて症状が起きるのかと思ったが、会社にゐるときは冷房が強いのに起きない。恐らく上下動が長く続くと、中耳の気圧が変化するのだらう。
そのため休暇を取り、自宅近くの耳鼻咽喉科に行った。ホームページを見ると院長は性格の良ささうな人だ。診察は別の医師だったが、この人も性格の良ささうだ。
まづ鼻と喉の炎症を治すことが優先なので、薬を二週間分処方してもらった。二週間後を数日過ぎて再度行くと、院長ではなく、更に別の医師だったが、この方も人が良ささうだ。
と云ふことで、今後も耳鼻科の診察はここにお願ひをしたいのだが、大変な人気ですごく混む。中には家の近所の医院にしか行けない人もゐるだらう。と云ふことで、今後は職場の近くの耳鼻科に行くことにした。今回は会社を休むほど鼻かぜがひどかったので、家の近くの医院に行った。

九月二十七日(金)
医院のすぐ近くに動物病院がある。ここは鉄骨造りで立派だ。外から中を覗くと、待つ人が一人ゐるかゐないか。土曜の午前なのにその程度だ。裏に旧家があり、敷地が広いから昔からの農家なのだらう。動物病院の建物が立派なのは、来客が多くて立て直したと云ふよりは、元から立派に建てたのだらう。
動物病院に対し、人間向けの医院が今は混みすぎる。昭和五十年代は東京でも、医院は患者が来ると医師が診察をする。そんな形態が見られた。
医院の混雑が医師を高収入にしてしまった。だからと云って、医院が混雑するから医療費を下げろとはいへない。 医師の増員は都市圏では問題ない。その場合に、過疎地では役所の運営する地域バスを医院にも行きやすいやうにして、患者集めに役立てるべきだ。
翻って獣医師は、診療に従事しない人の比率が高く、これ以上増やす必要はない。それにも関はらず、安部がお友だち依怙贔屓といふ不公平なことをしたのだから、特区の趣旨に従ひ、獣医師免許の有効範囲は今治市内のみとすべきだ。

十月一日(月)
昨年の医療費が史上最高を記録したさうだ。一人一人が健康に気を付けるとともに、医療費削減にも努力する。私の場合は、高尿酸血症なので二十数年間、薬を飲み続けた。ところが前々回の血液検査で、尿酸値が下がった。前回も低い。
本来は医師が気付くはずだが、今は高血糖の治療を始めて数ヶ月だから、医師もそちらに気を取られたのだらう。高血糖は、高尿酸血症といっしょに治療すればそれほど医療費は増えないだらう。さう思って新規にお願ひしたのだが、始めてみると高血糖は管理費がかかる上に薬が高い。
私の場合は高血糖と言っても上限を0.1超えるか超えないかだから、この際、高尿酸血症と高血糖の両方を中止することにした。
健康に害があってはならないが、国民の一人一人が医療費の削減に努力すべきだ。翻って動物病院の治療費が問題になってゐるか。ならないのに、特区を悪用して新たに獣医学部を作る。これは許されない。(終)

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