千三百六十九(モリカケ疑獄百八十七の二) 小泉は大臣失格、日本の恥さらしだ
己亥、西暦2019、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
九月二十八日(土)
小泉は駄目な男だ。地球温暖化は、今では人類史上一番目の緊急課題だ。それなのに
「政治には非常に多くの問題があり、時には退屈だ。気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」と英語で発言。

小泉は、安倍と同じで無神経な男だ。安倍はモリカケ疑惑であれだけ騒がれたのに嘘答弁でごまかし、小泉は、緊急課題にこんな軽口でごまかす。小泉は更に
記者から「どういった意味で言ったのか」と聞かれた小泉氏は「それをどういう意味かと説明すること自体がセクシーじゃないよね」と返答。

とんでもない男だ。安倍が、モリ疑惑では籠池さんを逮捕したり財務省職員が自殺したり、カケでは前川さんの個人情報を流したり学園事務局長が嘘を言ったことになったり、騒ぎを大きくしたことと同じだ。
セクシーが問題になってゐるのに、「説明すること自体がセクシーじゃないよね」で騒ぎを大きくした。

九月二十九日(日)
日刊ゲンダイDIGITALに
小泉進次郎氏、"ドンデン返し"で初入閣 安倍晋三首相に「3つの思惑」か

と云ふ記事が載った。
「進次郎氏の『育休宣言』は入閣拒否のサインと受け止められていました。一方、安倍首相も、過去2回の総裁選で石破氏に投票した進次郎氏にいい感情を持っていない。滝川クリステルさんとの結婚を機に、女子アナ好きの女遍歴もバレ、入閣すればスキャンダルが出る可能性が高く、安倍首相周辺も『今回は見送り』と言っていました」(自民党関係者)

それなのに入閣させたのは
1.お友達隠し
萩生田光一氏ら官房副長官や首相補佐官の経験者が5人も初入閣し、(中略)進次郎氏は批判をかわすのに格好の存在。目くらましになる。
2.石破つぶし
「安倍首相は石破氏だけは絶対に次の総裁にさせたくない」(安倍首相周辺)。(以下略)
3.年末総選挙のブラフ
世論人気の高い進次郎氏の入閣で、安倍首相はいつでも解散総選挙が打てる態勢をつくった。(中略)やはり進次郎氏も、“出世”にはやり、権力になびく、フツーの議員だったということだ。

逆もある。小泉の女遍歴と「楽しく、クールで、セクシー」演説。小泉は普通よりはるか下の存在になった。

九月三十日(月)
無責任で無能な偽善者のとる行動に、前に務めた人の行動を陳謝することがある。自分のことではないから、自分には影響しない。ずる賢いやり方だ。
毎日新聞のWeb版によると
前環境相が「海洋放出のほかに選択肢はない」と発言したことを巡り、小泉進次郎環境相は11日、首相官邸での就任記者会見で「福島の漁業の再生などに努力されてきた方々のご苦労をさらに大きくしてしまうようなことがあったとしたら、大変申し訳ないことだと思う」と述べた。

誠意のない謝り方には特徴がある。そのうちの一つが、何々だとしたら申し訳ないと云ふ謝り方だ。まさに小泉の発言だ。
小泉は、前回の総裁選で石破さんを前面から応援すべきだった。さうすれば、多くの自民党員が小泉に好感を持っただらう。ところが、投票が終ったあとで、石破さんに投票したと明かした。これはずるいやり方だ。将来は、双方の陣営からいい話が来るだらう。早速大臣の椅子が転がり込んだものの、早くもぼろをだした。

十月一日(火)
週刊FLASH10月8日号に
小泉進次郎に「あれじゃ安倍首相以下」台風被災地で罵倒の声

と云ふ記事が載った。
小泉進次郎環境相(38)が南房総市の災害廃棄物仮置き場の視察をおこなったのは、9月16日のことだった。(中略)南房総市に住む男性は、こう憤激する。
「進次郎は、SPを4、5人も引き連れていたらしいね。でも、来たからってどうってことはない。こんな時期に来るなんて、たんなるパフォーマンスでしょ。お年寄りと握手したりしてさ。あれじゃ、千葉を見捨てて内閣改造した安倍(晋三)首相以上にひどい」

安倍もひどいが、それ以上に小泉はひどい。
進次郎氏の早期の被災地入りには、自民党内部からも疑問の声が上がっている。
「電力や水道などのライフラインの復旧が先なのに、環境相がいま行っても仕方がない。災害廃棄物の問題は、まだ先の問題。被災地の方に『頑張って』と声をかけていましたが、災害を政治利用していると言われても無理もないでしょう」(自民党中堅議員)

小泉は、安倍にすり寄ったから批判される。挽回は閣内反主流派になることだ。

十月二日(水)
MAG2NEWSに
「セクシー発言」の小泉進次郎大臣、具体策ナシで批判の声が殺到

と云ふ記事が載った。
テレビ朝日によると、小泉大臣は会見で「(前掲のため略)」と発言。これを英国のロイター通信が「日本の新しい環境大臣が『気候変動との戦いをセクシーに』と発言した」と大きく報じたのです。
またロイター通信は、日本が23日の気候行動サミットで発言しないことや火力発電を増やしていることを指摘し、日本政府の地球温暖化問題への取り組みに懐疑的な見方を示しています。

地球が滅びるかどうかの大問題なのに、小泉と云ふ男は非常識だ。お友だち不公正依怙贔屓の安倍にそっくりだ。(終)

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