千三百十二 K電器を取引禁止店に
己亥、基督歴2019+3α年、ヒジュラ歴1440/41年、紀元2679年、仏歴2562/63年
五月二十五日(土)
エアコンを頼んだK電器を取引禁止店に指定した。その訳を説明しませう。その前に、取引禁止店に指定しても、数ヶ月すると解除する。だから家電店のやうにたまにしか行かないところは、指定しないのとあまり変はらない。
私はやみくもに指定する訳ではない。例へば今から10年くらい前に、土曜か日曜は横浜市営バスの1日乗車券であちこち行くことがあった。真夏にバス停近くの100円ローソンで20円引きだったかの昼食を買って食べた。翌朝下痢になった。家族はならなかったから違ひは昼食が考へられる。しかし100円ローソンのビジネスモデルは斬新だったので、取引禁止店には指定しなかった。積極的な行動での失敗には、私は寛大な傾向にある。ローソンカード(後にポンタカード)はまだ100円ローソンでは使へない時代の話であった。
逆の場合もある。永久取引禁止店に指定することがある。100円ローソンではなく、普通のローソンの中部地方の支店で、前日の夕方に歯ブラシと夕食と酒パックを買った。アルバイトの若い女性が割り箸を入れなかったので割り箸も入れるやう頼んだ。翌朝に、朝食と昼食と飲み物を買った。今度は店主と思はれる人が割り箸を入れなかったので割り箸も入れるやう頼み入れてくれた。ここまではよかったがそのあと、弁当なら割り箸を付けるが総菜だとアルバイトが付けないことがありますと云ふ。なるほど私は昨夜も今朝もパンと総菜を買った。山岳地帯だからおそらく登山客などが少し買って割り箸を何本くれと勝手な要求をするのであらう。事情は分かるが、私は店が損をしないやうに、夜は歯ブラシと酒パック、今回は昼食を同時に買って、しかもそれぞれ割り箸は一本だけだ。そこで永久取引禁止店に指定した。と言ってもその地方に行く予定はないから、店に実害はない。
100円ローソンの場合もある。この場合は50円引きを20円しか引かず、その前に100円か200円か訊いたのに間違へたから、永久取引禁止店に指定した。この店は、会社が移転前から利用した。だからこれまでに十分、儲けさせてあげた。

五月二十六日(日)
話をK電器に戻すと、エアコンを発注のときに、専用回路にしなくてよいからと何回も言った。それなのに規則で決まってゐると云ふので、仕方なく専用回路を引いてもらった。
後日、インターネットで調べると法律にそのやうな規制はない。業界団体の自主規制があるだけだ。それも10A以上の場合だ。我が家に設置してもらったエアコンは最大でも9Aで、それも短時間だ。平均はコンプレッサか稼働時で3Aくらいだらう。専用回路を付ける必要はなかった。

五月二十九日(水)
エアコンの取り付けと、西洋回路の設置は下請け業者にやらせるのだが、終了後にエアコンは冬の寒いときに電熱も使ふか尋ねたところ、使はないとのことだった。しかしエアコンの取扱説明書を見ると冷房は
530W(160~800)
6.24A

暖房は
445W(150~1015)
5.24A(最大15.0)

とある。つまり冬の寒いときは電熱を使ふことが数値から判る。業者は工事が専門なのだから、エアコンの性能が判らなくても構はない。しかしそれだったら、「判らないからK電器に問ひ合はせてください」と云ってほしかった。あやふやなことを云ってはいけない。
電熱で最大15A使ふのなら専用回路が必要だ。しかしエコモードにすれば電熱は使はない(と思ふ)。使はないなら9A以下なことは判ってゐるからその前提で、K電器で専用回路は要らないと何回も言ったのに、K電器の対応はよくない。
ここで取説だと6Aなのに、なぜ最初は9A以下だと思ったかと云ふと、今から40年前にセパレート型のエアコン(今では室内機と室外機が別のセパレート型が普通だが、当時は一体型もあった)ができて、消費電力が600wだった。力率が1.0ではないから電流は9Aくらいだらう。今のセパレート型はインバータ制御だらうから、消費電力が40年前より更に下がっても力率が悪いに違ひない。さう推定してのことだった。

五月三十一日(金)
取説を読むと、エアコンはインバータ制御ではないやうだ。電流値が一定だ。その一方で電力値は可変だから、やはりインバータなのかなとも思ってしまふ。もしインバータでモータが弱運転のときに電流のピーク値が変はらないとすると、ブレーカがどう反応するか新たな心配が出て来た。
40年前は、一台の室外機に二台の室内機の旗手があった。これなら二部屋同時に運転しても電流値が超過することはない。あと四十年前は室外機と室内機が一体型のものがあり、これは消費電力が多かった。セパレート型が620Wのときに800Wくらいだった。一体型のほうが冷媒の移動距離が短いから効率がよい筈だ。いろいろ考へて出た結論は、セパレート型は毎年改良するが、一体型は古いためだ。
最後に除湿は消費電力が多いから使はないほうがよい。除湿の原理はメーカーにより異なるから工事業者に訊いたが、消費電力が多くなるとしか云はなかった。一番消費電力が少ないのは、冷房運転を行ひ室温が下がったら送風も止め室温が上がったら再び冷房運転を行ひあとはこれを繰返す。しかしこれだと湿度が下がるのに時間が掛かるから、普通は室内で冷房と暖房を同時に行ふ。どうやら東芝もこの型みたいだ。これだと消費電力が多い。(終)

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