千百十四(その百四) 既に死者が出た、安倍は辞めろ
平成三十戊戌
三月二十一日(水)
今月7日、近畿財務局の職員が自殺した。その前の1月29日には理財局の職員も亡くなり、後者は国会で質問されたが理財局次長は「個人のことなのでコメントを差し控えたい」としか答弁せず自殺かどうか不明だ。しかし自殺ではないなら否定するはずだ。
既に二人の死者が出た。安倍は辞めて当然だ。このまま居座ってはさぞ寝覚めが悪いだらう。

三月二十二日(木)
LITERAによると
近畿財務局の職員が自殺したという情報が伝えられた今月9日の夜、昭恵夫人はなんと、銀座で開かれたパーティに参加していたのだ。
この一件が表沙汰となったきっかけは、タレントの神田うののInstagramへの投稿だった。(中略)元サッカー日本代表の中田英寿や女優の真矢ミキ、俳優の別所哲也らとのツーショットをアップしていた。そのなかに、昭恵夫人とのツーショット写真もあり、(中略)昭恵夫人もにこやかな表情を浮かべている。


三月二十三日(金)
アメリカが鉄鋼とアルミニウムの関税を発動した。EU、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、オーストラリア、韓国の七ヶ国地域は適用を猶予した。安倍政権は日本も猶予するやうアメリカに働きかけてきたが駄目だった。
先進国(地球を滅ぼす行為が先に進む国)で入ったのは日本だけだから、日本はその重大さに気付くべきだ。本当は気付いてゐるのだが、安倍政権は平静を装ふ。
安倍の低い支持率で支持する人の多くは、トランプさんと仲がよいからうまくやるのではと云ふ期待だ。ところがゴル友(ゴルフ友達)はまったく役に立たなかった。
それどころか日経新聞によると、トランプさんは
「日本の安倍首相らは『こんなに長い間、米国をうまくだませたなんて信じられない』とほくそ笑んでいる。そんな日々はもう終わりだ」

と発言した。

三月二十四日(土)
野党三党が大阪拘置所で森友学園元理事長籠池さんと接見した。元アベ友はトカゲの尻尾切りに遭った。これほど長期の勾留は珍しい。発現封じだとマスコミに書かれ続けた中での接見だった。
一方の加計学園は今でも切り捨ててゐない。だから安倍は今でも加計友だ。一般的には森友学園は安倍が首相になってからだから外様、加計学園は留学以来だから譜代と思はれてきた。しかし加計学園は安倍の側近議員が落選中に教授にしたり、カネの面で貢献してきた。地獄の沙汰もカネしだいか。
それにしてもアベ友、ゴル友、加計友。いろいろな言葉が生まれる。お朋だちと云ふのもあった。安倍は稲田防衛相罷免要求をさんざん拒否したあげく最後は辞任で済ませた。だから今でもお朋だちだ。

三月二十五日(日)
戦国時代は合戦の後に、敵味方を区別せず供養した。これは敵味方を問はず成仏してくれと云ふ人道的な理由のほかに、祟りや呪ひを恐れてのことだった。風習が人々に道徳を守らせた。明治維新では明治政府のために亡くなった者だけを靖国神社に祀り、公序良俗が変質した。
日本の歴史は明治維新の前のほうがはるかに長い。だから維新前の風習を用ゐると、このままだと安倍は閻魔大王や死神のお友達になり兼ねない。エン友、シニ友の誕生である。シニ友と云っても死神のお友達なだけで、安倍さんが死ぬと言ふ意味ではない。気にする必要はまったくない。(完)

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