千十二(その二十五) 1.安倍は無節操な男だ(田原総一朗との昼食)、2.前文部科学大臣馳浩さんの発言
平成二十九丁酉年
七月二十九日(土)
安倍は無節操な男だ。田原総一朗と昼食を共にした。昼食とは名ばかりで、田原が一方的にしゃべったらしい。このことがなぜ無節操かと云へば、田原は安倍の改憲路線に反対して、天皇様を政治利用した(田原総一朗のやうな人間がゐる限り、ご発言は政治利用される)。その田原となぜ昼食をともにするのか。本来なら、さぞ不味い飯だったらう。
加計学園問題では偏向記事ばかりを書く産経新聞によると
ジャーナリストの田原総一朗氏(83)が28日、首相官邸で安倍晋三首相(62)に対し「政治生命をかけた冒険をしないか」と持ちかけたことを明らかにした。面会後に記者団の取材に答えた。
この日、首相と昼食をともにした田原氏は「食べている暇がなかった」というほどしゃべっていたという。記者からは「冒険」について「解散のことか」「進退についてか」などと矢継ぎ早に質問が飛んだが、田原氏は全て否定した。
結局、会話の中身を明かさなかった田原氏は「そのうち分かる。(首相は)やるつもりじゃないか」と意味深長な言葉を残し、官邸を後にした。
ぜひ安倍は政治生命を終了させてほしい。多くの国民がそのことを望んでゐる。

七月二十九日(土)その二
安倍のよくないところは、理想よりお友達を優遇することだ。お友達はお友達で、民間なら利権、議員なら立身出世が目的で群がる。
安倍自身の立身出世は小泉によって為された。その小泉は、YKKが友情と打算の二重構造だったことをばらした。
安倍と田原は理想が完全に逆だ。お友達でもない。だとすればあるのは打算だけだ。当ホームページではときどき「自民党は自主憲法、旧革新勢力(社会党、共産党、民社党)は社会主義、公明党は戒壇建立を目指せ」と云ふことがある。一番の真意は、理想を持たない政治は堕落する。利権と権力欲だけしか残らない。そのことの予防だ。

七月三十日(日)
次にLivedoor's Newsの記事を紹介したい。
28日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、番組MCの坂上忍が、東国原英夫氏の推測に驚愕した。
番組では、前文部科学大臣の馳浩氏がスタジオに生出演し、(中略)東国原氏が馳氏に質問をはじめた。馳氏が大臣だった当時、(中略)説明を聞いていた東国原氏は「今、答弁聞いててね、馳さんしっかりしてるんですよ『きちっと精査しなさい、検証しなさい』」と馳氏の姿勢を見極める。
そのうえで「ぼくは馳さんが、毅然とした態度だったので、国家戦略特区あるいは会議の、あるいは政府の言うことを聞く、松野大臣にチェンジしたんじゃないかなと」と、現文部科学大臣・松野博一氏へ交代した裏側を推測したのだ。さらに東国原氏は「馳さんがお辞めになってからずーっとトントン拍子で進むんですよ」「それを1度お伺いしたかったんです」と険しい表情で切り込んだ。
この推測に坂上は「はあー!それが本当だったら…」と声をあげ驚愕。東国原氏が「私はそう読んでました」と再び訴えると、坂上は「CMに入った方がいいんじゃないですか」とコメントし、番組はそのままCMに突入した。(中略)なお、CM終了後は別の話題になり、大臣交代について語られることはなかった。


七月三十一日(月)
横浜市長選は現職が当選した。自民党が推薦するもののお友達濡れ手に粟政権とは何の関係もない。現に私も棄権した。
棄権した理由は昨日から旅行に出かけ、我が家は新聞を購読しないから、選挙公報など市役所の案内が入らない。インターネットのニュースは見るが、横浜市長選なんか表示されない。ついに三候補の選挙カーに会うこともなく、現職以外の二人がどのやうな候補なのか判らず、投票日さへ忘れてゐた。そのため期日前投票に行けなかった。

八月一日(火)
森友学園の前理事長籠池さん夫妻が逮捕された。国民の多くが思ふことは、トカゲの尻尾切りだ。
まづ首相夫人の人脈だとして、安倍夫婦の不仲説や、安倍さんのお母さんから離婚を突き付けられたなどと週刊誌に書かれた。
その一方で稲田さんと森友学園の関係も明らかになった。そしていよいよ逮捕に至った。(完)

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