九百二十四 1.素直な人たち、2.裏方は目立ってはいけない、3.基本産業、地域経済こそ重要

平成二十九丁酉年
一月五日(木)
職場の新年会で、幹部の神田明神の初もう公式参拝で頂いた御餅など一式が一人に当ると云ふ。皆でじゃんけん大会を行った。皆が社長に向かい同時にじゃんけんをする。勝った人だけが残る。じゃんけんは三回続いたが、三回とも私の希望どおりになった。
一回目に私は最初チョキを出さうと考へたから、それに勝つグーを出して勝った。二回目はグーを出さうと考へたからそれに勝つパーを出した。この時点で残りは二人になった。
三回目は社長抜きで二人の対戦となったが、私はパーを出さうと考へたから、それに負けるグーを出して私の負けとなった。(ビールを飲んだ後の対戦なので記憶した訳ではなく、今再現してみた。だから多少違ふかも知れないが、おそらくかうだった)

一月六日(金)
私の顔を見てゐた人は、私は負けようとしてゐると気付いたかも知れない。にこやかな顔で相手と顔を合はさず下を見てグーを出したからだ。負けを選んだのは、間接部門が目立ってはいけないからだ。
私はシステム本部の間接部門、対戦相手は本社機構だからこれも間接部門だ。しかし新年会の出席者は50名くらいで、そのうちシステム本部が40名強。システム部門から見れば本社はあまり間接部門とは見えない。一年間の士気を高めるためには同組織の間接部門ではなく別組織が当選すべきだ。じゃんけん大会ではここまで考へた。

一月七日(土)
自分の出さうとしたじゃんけんへの勝ち負けで実際に出すものを決める方法は今回初めて考へた。今回思ひ付いた理由は、コンピュータ業界は真面目な人が多い。これがマスコミにしばしば登場する連中や、マスコミ自身だとかうは行かない。私が基本産業、地域経済こそ重要と主張する根拠もここにある。そして正反対の連中がトクをする消費税増税は絶対に認めてはいけない。(完)


(消費税反対その百十二)

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